ローツェ

基本情報

証券コード
6323
業種
機械
業種詳細
製造用機械・電気機械
都道府県
広島県
設立年
1985年03月
上場年
1997年12月
公式サイト
https://www.rorze.com/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
ディスコ, 野村マイクロ, TOWA, コクサイエレ, アルバック, アドバンテスト, 日本マイクロニクス, フェローテックホールディングス, レーザーテック, 東京精密, SCREENホールディングス, 東京エレクトロン

概要

ローツェ株式会社は1985年創業で、主に半導体・FPD関連搬送ロボットやモータ制御機器の開発製造に強みを持ち、業界内でアジアに生産拠点を持つリーディングカンパニーです。

現状

ローツェは2025年2月期に連結売上高約1244億円、営業利益約320億円と高収益を維持しています。主力の搬送ロボット事業は、半導体や液晶製造に欠かせない装置を提供し、クリーンで精密な搬送技術において国内最大手の地位を確立。グローバル展開ではアジア、米国、欧州に複数の製造・販売拠点を持ち、特にアジア生産シフトを進めています。高度なモータ制御技術も強みとなり、多様な産業向けに独自の制御装置を供給。近年はライフサイエンス分野への事業拡大も進め、細胞培養装置等の新市場開拓に注力。サステナビリティにも取り組み、環境規格ISO14001認定取得や省エネ製品の開発を推進しており、2030年に向けた事業多角化と海外売上比率増加を目標に掲げています。最新技術導入と海外市場拡大による成長戦略を継続中です。

豆知識

興味深い事実

  • 社名は世界第4位の高峰ローツェ山に由来する
  • アジアに広範な生産拠点を持つ機械メーカーとしては珍しい
  • バイオ分野にも早期から注力しライフサイエンス装置を展開
  • 創業者崎谷文雄氏は地元井原市に多額の寄付を行っている
  • 半導体搬送ロボット市場で国内有数のシェアを誇る
  • 真空環境に対応した搬送技術は業界で高く評価されている
  • 2017年にバイオ関連企業を完全子会社化し事業多角化を推進
  • 精密モータ制御機器も長年開発し技術力が高い
  • ベトナムの関連会社は複数の工場を持つ大規模生産拠点
  • 中国の子会社は半導体装置だけでなくライフサイエンス商品も製造する
  • 欧州子会社はドイツにあり現地メンテナンスサービスに強みがある
  • 地場企業の枠を超えた国際的な自動化機器メーカーである
  • 半導体装置のAI活用に関する研究開発を積極的に行っている
  • 環境認証ISO14001取得企業として環境負荷軽減に注力
  • 東証プライム市場に属し安定した財務基盤を持つ

隠れた関連

  • 複数の東アジア市場で半導体機器製造会社の主要サプライヤーとして存在感を持つ
  • 海外現地法人を介し複数国の半導体ファウンドリと戦略的関係を構築
  • ライフサイエンス分野子会社化で製薬系研究機関と協業を強化
  • 原材料供給では独自の調達ネットワークで安定供給を実現している
  • 独自の制御ソフト開発により機器全体の連携と効率向上を達成
  • 現地生産拠点で環境規制クリアのための技術革新を重ねている
  • 半導体搬送機器分野の競合他社と特許技術の共有や協業も時折存在
  • 創業者が地元観光振興や地域活性化に対し多額の寄付行為を行っている

将来展望

成長ドライバー

  • 半導体製造装置市場の需要増大
  • アジアを中心としたグローバル生産強化
  • AI技術の搬送ロボットへの活用促進
  • ライフサイエンス分野の市場拡大
  • 高度精密機械制御技術の需要増
  • サステナビリティ対応製品の開発
  • 新興国市場の設備投資拡大
  • 顧客ニーズに密着したカスタマイズ
  • 製品の省エネルギー化ニーズ
  • 長期安定顧客契約の継続

戦略目標

  • 海外売上比率70%以上の達成
  • ライフサイエンス事業の売上比率20%増加
  • 搬送ロボットのAI完全自律化実現
  • 製品の環境負荷40%削減
  • 新規技術特許出願数30件以上/年
  • グローバル生産拠点の高効率化
  • 従業員多様性比率の向上
  • サプライチェーンの脱炭素化推進
  • 次世代半導体対応技術の早期実用化
  • 地域社会との共創活動の強化

事業セグメント

半導体製造装置向け搬送システム

概要
半導体製造工程に必須の搬送ロボットおよび関連装置を提供し、生産性と品質を支援。
競争力
無菌・真空搬送技術と高信頼性の装置設計
顧客
  • 半導体製造メーカー
  • 半導体装置メーカー
  • 半導体ファウンドリ
  • 半導体検査・測定会社
  • 研究開発機関
  • 半導体製造関連サプライヤー
  • 半導体製造ライン管理会社
  • 海外半導体企業
  • 半導体設計企業
  • 設備保守サービス会社
製品
  • 大気用搬送ロボット
  • 真空用搬送ロボット
  • EFEM装置
  • ウエハソータ
  • ロードポート
  • 多軸搬送ロボット
  • 自動ウエハ識別システム
  • 搬送制御ソフト
  • モータ制御機器
  • ウエハ保管ストッカ

液晶・FPD製造向け搬送装置

概要
液晶ディスプレイ製造で大型ガラス基板の搬送装置を主体に高精度装置を提供。
競争力
大型薄膜基板搬送の高効率・低破損技術
顧客
  • 液晶パネルメーカー
  • ディスプレイ装置メーカー
  • FPD製造関連企業
  • 電子機器メーカー
  • 研究開発機関
  • 液晶製造ライン管理会社
  • 検査測定企業
  • パネル組立企業
  • 部品製造企業
  • 工場設備企業
製品
  • ガラス基板搬送機
  • レーザーカッティングマシン
  • クリーンルーム搬送装置
  • 搬送ロボット
  • 精密制御機器

ライフサイエンス関連機器

概要
細胞培養や創薬研究の自動化装置と関連ソフトの提供で研究効率を向上。
競争力
独自の培養自動化技術とソフト統合力
顧客
  • バイオ研究機関
  • 製薬企業
  • 大学研究室
  • 再生医療関連施設
  • 細胞培養サービス会社
  • バイオ技術開発会社
  • クリニック
  • 医療機器メーカー
  • 研究用機器販売店
  • ライフサイエンススタートアップ
製品
  • 自動細胞培養装置
  • インキュベータ
  • 創薬支援装置
  • 培養処理自動化ソフト
  • バイオプロセス制御装置

モータ制御機器向け BtoB供給

概要
産業機械やロボット向けに高精度モータ制御機器を安定供給。
競争力
制御技術の高度化と安定供給体制
顧客
  • 産業用ロボットメーカー
  • 自動化機械メーカー
  • FA企業
  • 精密機械製造会社
  • 機械部品サプライヤー
  • 製造装置設計会社
  • 産業機械修理会社
  • システムインテグレータ
  • 機械メンテナンス企業
  • 電気機械商社
製品
  • ステッピングモータ
  • モータドライバ
  • モーションコントローラ
  • 高精度制御装置
  • 省エネ駆動機器

海外生産・サービス事業

概要
シンガポール、台湾、米国、ベトナム、韓国、中国、ドイツに生産・サービス拠点を構築。
競争力
グローバルネットワークと地域密着型対応
顧客
  • 各国製造業者
  • 海外現地法人
  • 販売代理店
  • 現地メンテナンス会社
  • 国際顧客
  • グローバルパートナー
  • 輸出入業者
  • 工場運営企業
  • 海外研究機関
  • マーケットプレイス
製品
  • 搬送ロボット製造
  • 現地サービス・メンテナンス
  • カスタマイズ装置
  • 技術サポート
  • 物流管理

競争優位性

強み

  • 高精度でクリーンな搬送技術
  • 世界有数の半導体搬送機器メーカー
  • 強固なアジア生産体制
  • 多国展開によるリスク分散
  • ライフサイエンス分野への多角化
  • 長年培ったモータ制御技術
  • 独自の搬送ロボット設計力
  • 豊富な特許と技術資産
  • 顧客ニーズに対応したカスタマイズ力
  • 高い品質管理体制
  • 安定した財務基盤
  • 経験豊かな経営陣
  • 環境規格ISO14001取得
  • 研究開発投資の継続
  • 地域密着型のサービス提供

競争上の優位性

  • 半導体・FPD搬送機器分野での国内最大手
  • 真空環境搬送技術に優れ高度装置に対応
  • アジア中心の生産体制で低コスト化を推進
  • 専用搬送ロボットと制御機器の一括提供
  • ライフサイエンス装置分野での差別化
  • 多様な海外子会社によるグローバルサービス
  • 強固な顧客基盤と長期契約の維持
  • 高精度プロセス対応技術で競合に優位
  • 迅速なカスタム対応と技術サポート提供
  • 持続可能性を重視した製品設計
  • 先端技術の積極導入による製品革新
  • 高い安全・品質基準の厳守
  • 社内開発ソフトウェアの充実
  • 世界市場向け製品ラインの多様性
  • 長期的視点の経営戦略

脅威

  • 半導体市場の景気変動影響
  • 激しい国際競争による価格競争
  • サプライチェーンの不安定化リスク
  • 技術革新のスピード変化対応の遅れ
  • 地政学リスクによる海外事業影響
  • 労働力不足と人材流出リスク
  • 法規制強化や環境規制負担増加
  • 主要顧客の経営環境悪化
  • 為替変動による収益圧迫
  • 新規参入企業の台頭
  • 特許権侵害リスク
  • グローバル物流コスト上昇

イノベーション

2023: ライフサイエンス関連装置の子会社化

概要
分析装置の自動化を手がける株式会社イアスを完全子会社化し、バイオ分野事業強化を推進。
影響
ライフサイエンス市場でのシェア拡大と研究開発力向上

2022: ベトナム新工場(第8)稼働開始

概要
ベトナムのRORZE ROBOTECH CO., LTD.に最新鋭の新工場を完成し生産能力を増強。
影響
アジア生産拠点強化によるコスト競争力向上

2021: 中国上海に半導体装置新工場設立

概要
中国市場向け半導体・ライフサイエンス関連装置の新工場を設立し現地生産を拡大。
影響
現地対応力の向上と販売促進に寄与

2020: 神奈川FAセンター移転・横浜事業所化

概要
神奈川県にFAセンターを移転し横浜事業所として機能強化を図る。
影響
物流・サービス体制の効率化と顧客対応強化

2024: AI搭載半導体搬送ロボットの開発推進

概要
AI技術を活用し搬送ロボットの自律動作と精度向上を実現する次世代機を開発中。
影響
競争力強化と生産性向上が期待される

サステナビリティ

  • ISO14001環境マネジメントシステムの維持・更新
  • 生産工程での省エネルギー技術導入
  • 廃棄物削減とリサイクル推進
  • 環境負荷低減を目指した新製品設計
  • 地域社会との環境保全活動協力
  • サプライチェーンでの環境基準遵守強化
  • 社員への環境教育プログラム実施
  • 化学物質使用の削減と代替材料活用
  • 環境性能評価と報告の透明化
  • クリーンエネルギー利用促進