アルバック

基本情報

証券コード
6728
業種
電気機器
業種詳細
製造用機械・電気機械
都道府県
神奈川県
設立年
1952年08月
上場年
2004年04月
公式サイト
https://www.ulvac.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
東応化, ディスコ, ローツェ, KOKUSAI ELECTRIC, アドバンテスト, 日本マイクロ, フェローテックホールディングス, レーザーテック, 東京精, SCREENホールディングス, 東京エレクトロン

概要

アルバックは1952年設立の電気機器業界のリーディングカンパニーで、真空技術と半導体・ディスプレイ製造装置に強みを持つ国内大手企業です。

現状

アルバックは2020年6月期に連結売上高約1,854億円、営業利益約159億円を達成し安定成長を維持しています。主力の真空装置や半導体製造装置は国内外で高い評価を得ており、薄膜スパッタリング技術による堅牢な市場ポジションを築いています。研究所や技術開発にも注力し、新材料や超材料の開発で先進的な技術力を強化。環境負荷低減や持続可能性への対応も推進中で、国内外に多彩な生産・研究拠点を展開しています。海外売上の拡大にも注力し、グローバルな競争力を高める戦略を採用。人事改革や財務戦略も進化させ中長期的な企業価値向上に努めています。最近は特に量子計算機関連技術や高機能膜技術に投資し、次世代市場への参入を模索しています。

豆知識

興味深い事実

  • 1952年創業で日本における真空技術の草分け的存在
  • 薄膜形成のスパッタリング技術は業界内で高評価を受けている
  • 日本の量子計算機開発に技術協力している数少ない企業の一つ
  • 全国に複数の専門研究所を有し、産学官連携も積極的に推進
  • 国内初の純国産量子計算機構築プロジェクトに参加
  • アルバック創業者は著名な電気技術者石川芳次郎
  • 世界各地に現地法人を持ち、国際展開を加速している
  • 特化した機能の真空装置は小型電子機器製造に不可欠
  • 多様な業界で使用される高性能真空技術を提供
  • 優秀な技術者育成に注力し社内教育体系が充実
  • 産学官連携功労者表彰を受けた技術開発実績が多数
  • 真空ポンプ製造の歴史は日本国内屈指
  • 真空技術のコンサルティングで業界に影響力を持つ
  • 日本の国際特許登録数も多い技術持ち
  • 国内大手真空装置メーカーとして業界標準を創出

隠れた関連

  • 松下幸之助など著名経営者が発起人に名を連ねて創業支援
  • 量子計算機関連技術で複数の大学や研究機関と共同開発
  • 半導体産業の国内複数企業との長期供給契約により安定成長
  • 地域の教育支援と産業振興に深く関与している
  • 日本全国に展開する工場が地場産業との連携を促進
  • 真空技術商社との強固なパートナーシップにより市場拡大
  • 親会社や子会社間での技術共有による製品開発効率化
  • ドイツや韓国、東南アジアへの現地法人展開でグローバル化促進

将来展望

成長ドライバー

  • 高度半導体・FPD市場の需要拡大
  • 次世代量子技術関連の真空装置需要増加
  • グローバル市場での製造装置ニーズの拡大
  • 環境対応技術への規制強化による新市場形成
  • 産学官連携による革新的製品開発
  • アジア圏での工場新設および拠点強化
  • AI・IoT技術の装置への導入促進
  • 持続可能性重視の市場トレンド
  • 多様な産業分野への応用技術展開
  • 国内外の設備投資回復による引き合い増加
  • 技術人材の強化による技術開発加速
  • カスタマイズ対応力強化による顧客満足度向上

戦略目標

  • グローバル売上比率50%以上の実現
  • 低炭素・省エネ技術装置の全製品対応達成
  • 先端半導体・量子計算機市場でのトップシェア獲得
  • 持続可能なサプライチェーンの構築
  • 研究開発投資比率を売上の10%以上に維持
  • 新規材料・装置分野の事業化で売上多角化
  • 優秀技術者育成・確保プログラムの強化
  • 社会貢献活動の継続的拡大と透明性向上
  • デジタル化推進による業務効率の最大化
  • 地域密着型事業モデルの強化

事業セグメント

半導体製造設備市場

概要
半導体製造に不可欠な真空装置を幅広く提供し、高度な微細加工を支える。
競争力
高度な真空技術と装置の統合力
顧客
  • 半導体製造装置メーカー
  • 半導体ファウンドリ
  • 半導体メモリメーカー
  • 半導体設計企業
製品
  • スパッタリング装置
  • CVD装置
  • エッチング装置
  • 洗浄装置
  • 真空ポンプ

ディスプレイ製造装置市場

概要
フラットパネルディスプレイの高品質な製造装置を提供し市場拡大に貢献。
競争力
高精度成膜技術と量産実績
顧客
  • 液晶パネルメーカー
  • 有機ELパネルメーカー
  • FPD製造装置メーカー
  • 自動車向けディスプレイ開発企業
製品
  • 液晶スパッタリング装置
  • OLED成膜装置
  • 真空成膜装置

太陽電池製造装置市場

概要
クリーンエネルギー分野向けに製造装置の技術供給を行う。
競争力
薄膜成膜技術の高い適用力
顧客
  • 太陽電池メーカー
  • 再生可能エネルギー企業
  • 環境技術研究機関
製品
  • 薄膜太陽電池用スパッタリング装置
  • 太陽電池検査機器

真空コンポーネント供給

概要
多様な用途に適した高性能真空部品を提供し、装置の信頼性向上に貢献。
競争力
高い製造品質とカスタマイズ対応
顧客
  • 製造装置メーカー
  • 研究機関
  • 産業プラント
製品
  • 真空ポンプ
  • 真空バルブ
  • 真空継手

先端材料研究支援

概要
先端材料の研究開発を支える装置及び技術サービスを提供。
競争力
研究機関との連携強化
顧客
  • 大学
  • 国立研究所
  • 新素材開発企業
製品
  • 超材料成膜装置
  • 高機能膜技術装置

環境・エネルギー関連装置

概要
省エネルギー技術を活用し環境負荷低減に貢献する装置を開発、提供。
競争力
環境規制対応技術の充実
顧客
  • 環境プラント企業
  • 再生可能エネルギー関連事業者
  • 省エネ推進企業
製品
  • 省エネ型真空ポンプ
  • 環境対応装置

競争優位性

強み

  • 高い真空技術を有する開発力
  • 多様な製品ポートフォリオ
  • グローバルな生産・販売体制
  • 長年培った顧客基盤
  • 高い品質管理と信頼性
  • 技術革新に積極的な研究開発
  • 事業の多角化とグループシナジー
  • 国内外の強力な販売ネットワーク
  • 優れたアフターサービス体制
  • 持続可能性への対応力
  • 革新的な薄膜技術
  • 深い産業用装置の専門知識
  • 多様な業界への適用実績
  • 安定した財務基盤
  • 経験豊富な経営陣

競争上の優位性

  • 真空技術における業界トップクラスの技術力と実績
  • 半導体・FPD製造装置における高精度成膜技術の独自性
  • 国内に複数の研究拠点と多様な生産拠点を持つ強固な体制
  • 量子計算機関連分野など先進技術領域への積極的投資
  • カスタマイズ対応力と技術サポートに優れた顧客関係
  • 海外市場への幅広い展開と現地法人の活用
  • 製造装置と真空部品の一貫供給体制
  • 徹底した品質管理による信頼の確保
  • 産学官連携による研究開発体制の充実
  • 多角化による収益安定性の向上
  • 持続可能性に配慮した技術開発と製品設計
  • 長年の業界経験とノウハウの蓄積
  • 高い技術者の専門性と育成体制
  • 強力な国内市場シェア
  • 経営の透明性と安定性

脅威

  • 世界的な半導体業界の景気変動リスク
  • 技術革新の速度に追随できるかの不確実性
  • 海外競合他社の価格競争圧力
  • 国際貿易摩擦や規制強化による影響
  • 新興技術の台頭による市場構造変化
  • 原材料価格の変動によるコスト増加
  • 人材確保競争の激化
  • 為替変動による収益影響
  • 地政学リスクによるサプライチェーンの混乱
  • 環境規制の強化と遵守コスト増
  • 新型感染症等外的ショックの影響
  • 顧客の内製化傾向

イノベーション

2024: 量子計算機向け超高真空技術の開発

概要
量子計算機の高精度製造に必要な超高真空技術を新規開発。
影響
次世代デバイス市場での競争力強化

2023: 環境負荷低減型省エネ真空ポンプ投入

概要
従来比30%省エネを達成した新型真空ポンプを発売。
影響
顧客のコスト削減とCO2排出削減に貢献

2022: 超材料成膜装置の技術革新

概要
特殊光学特性を持つ超材料の成膜装置を改良・量産化。
影響
高付加価値新素材市場の拡大

2021: AIを活用した製造装置の故障予知システム開発

概要
AI解析による設備の故障予知とメンテナンス最適化を実現。
影響
装置稼働率向上・メンテナンスコスト削減

2020: 真空成膜技術の高効率化改良

概要
スパッタリング装置の成膜速度を大幅に向上させる技術を導入。
影響
生産効率の大幅な向上

サステナビリティ

  • 省エネルギー型装置開発で環境負荷削減を推進
  • 製造プロセスでの廃棄物削減とリサイクル強化
  • 地球温暖化対策に応じたCO2排出削減目標設定
  • 地元地域との協働による環境保全活動
  • 社内の環境マネジメントシステム運用強化