レーザーテック
基本情報
- 証券コード
- 6920
- 業種
- 電気機器
- 業種詳細
- 製造用機械・電気機械
- 都道府県
- 神奈川県
- 設立年
- 1960年07月
- 上場年
- 1990年12月
- 公式サイト
- https://www.lasertec.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ディスコ, ローツェ, KOKUSAI ELECTRIC, アルバック, アドテスト, 日本マイクロニクス, フェローテックホールディングス, 東京精密, SCREENホールディングス, 東エレク
概要
レーザーテックは1962年創業の半導体関連装置分野で世界的なリーディングカンパニーであり、革新的な極端紫外線露光検査装置のトップシェアを有する技術主導型企業です。
現状
レーザーテックは2024年6月期において連結売上高約2135億円、営業利益約814億円を達成し、半導体マスク欠陥検査装置を主軸に堅実な成長を続けています。特にEUV用マスク検査装置の世界市場で90%以上のシェアを誇り、半導体微細化技術の競争に不可欠な存在となっています。研究開発費は売上高の約10%を占め、技術革新に重点を置いた体制で、高機能な次世代製品の開発に積極的です。また、グローバルニッチトップ戦略の下、海外市場でも強固な地位を確立しています。近年は5G関連製品の開発に成功し、インテルから高い評価を受けるなど業界内での信頼度も高まっています。将来に向けては極端紫外線技術のさらなる高度化や新素材向け検査装置の拡充に注力しつつ、持続可能な製造プロセスに対応した環境配慮型製品の開発を進めています。経営理念である「その時代にないものを開発する」を具現化し、技術力と市場ニーズの融合で中長期的な成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 世界初となるLSIフォトマスク自動欠陥検査装置を開発
- 走査型カラーレーザー顕微鏡を1985年に世界初開発
- EUVマスク検査装置で90%以上の世界シェアを保有
- 売上高の約10%を研究開発に投資する技術志向企業
- 全従業員の6割以上がエンジニアという高度技術集団
- インテルからサプライヤーアチーブメントアワードを受賞
- 極端紫外線技術を活用した最先端検査装置で業界をリード
- 日本発のグローバルニッチトップを目指す戦略を展開
- 半導体微細化競争に不可欠な設備を多数開発
- 新横浜に本社を置く神奈川県に本拠を構える
- 半導体検査装置分野でアジア・アメリカ・欧州に子会社展開
- フォトマスク検査装置市場で最古参の企業の一つ
- 走査型レーザー顕微鏡技術を幅広く応用している
- 半導体製造装置における独自の検査・解析技術を有する
- マスクブランクス検査装置をいち早く市場投入
隠れた関連
- 主要顧客である半導体メーカーと長期的な技術パートナーシップを維持
- 研究開発領域で国内外の大学や研究機関と共同プロジェクトが多い
- 子会社を通じて北米・韓国・台湾・中国を含むグローバルマーケットに強い
- 競合他社のキーエンスやアドバンテストと市場でしのぎを削っている
- 資本提携を通じて主要電子部品メーカーと緊密な関係を構築
- 半導体製造用検査装置以外に環境・エネルギー関連にも技術展開
- 地域の産学連携プロジェクトに積極的に参加し技術開発促進
- 法人番号1020001022180は日本の電子機器製造業界で識別される
将来展望
成長ドライバー
- 半導体技術の微細化と高性能化ニーズの継続的拡大
- 極端紫外線露光(EUV)技術の普及拡大
- 5GやAI市場拡大による検査装置需要増加
- 環境・省エネ機器の市場成長と技術対応
- グローバルな半導体製造設備のリプレース需要
- 高機能レーザー顕微鏡の研究開発用途拡大
- 産業用光学機器分野の技術革新
- 半導体ウェハー検査装置分野の市場拡大
- AI・IoT技術を活用した装置の高度化
- サステナビリティ対応製品の需要増加
- アジア太平洋地域を中心とした市場拡大
- 新素材検査技術の技術革新
戦略目標
- EUV検査装置市場シェア95%以上の維持
- 環境負荷低減型製品の全売上高に占める割合50%以上
- グローバル市場での売上比率70%以上の達成
- AI技術を搭載した検査装置の市場リーダーシップ確立
- 次世代半導体検査技術の研究開発投資拡大
- 研究開発従業員比率60%以上の維持
- 持続可能な製造プロセスの確立
- 多角的事業展開による新規売上高1000億円達成
- グローバルニッチトップ戦略の更なる強化
- 地域社会と連携したサステナビリティ活動の推進
事業セグメント
半導体製造装置販売
- 概要
- 半導体工場や研究機関に高性能検査装置を提供し生産品質向上を支援。
- 競争力
- 極端紫外線検査技術の世界トップシェア
- 顧客
-
- 半導体製造会社
- メーカーの研究開発部門
- 装置販売代理店
- グローバル半導体企業
- 半導体材料メーカー
- 工程技術部門
- 製造装置整備・保守会社
- Fab運営企業
- 半導体製造装置ユーザー
- 工場設備管理チーム
- 製品
-
- EUVマスク欠陥検査装置
- 半導体ウェハー検査装置
- パワーデバイス検査装置
- フォトマスク検査装置
- FPD関連製造装置
- レーザー顕微鏡
- 製造プロセス支援ツール
- マスク欠陥解析ソフトウェア
- 検査装置メンテナンスサービス
- 生産データ解析システム
光学機器製造・販売
- 概要
- 高精度な光学機器を製造し産業・研究用途に供給。
- 競争力
- 高解像度カラー観察技術と3D測定能力
- 顧客
-
- 光学機器メーカー
- 医療機関
- 研究機関
- 工業用途メーカー
- 産業用検査装置メーカー
- 顕微鏡メーカー
- 大学研究室
- 分析機器メーカー
- 電子機器製造会社
- 生産技術部門
- 製品
-
- 走査型カラーレーザー顕微鏡
- 光学レンズ・部品
- 3D測定装置
- 高感度検査システム
- 分析用光学機器
- レーザー光源
- 画像処理装置
- 顕微鏡用周辺機器
- 実験機器
- 精密光学パーツ
環境・エネルギー機器販売
- 概要
- 環境保護とエネルギー効率改善に寄与する装置を提供。
- 競争力
- 環境配慮型技術の積極的開発
- 顧客
-
- 再生可能エネルギー企業
- 太陽電池メーカー
- 環境機器販売業者
- 省エネ支援会社
- 産業プラント
- 環境コンサルティング会社
- 製造業
- 政府機関
- 研究所
- 公益法人
- 製品
-
- 太陽電池製造装置
- 環境モニタリング装置
- 省エネ支援機器
- 環境計測機器
- エネルギー効率測定システム
- 持続可能技術関連製品
- 環境データ解析システム
- エコロジーソリューション
- 環境負荷低減装置
- グリーンエナジーツール
製造プロセス解析支援
- 概要
- 製造現場の品質向上と効率化をサポートする各種解析製品とサービスを提供。
- 競争力
- 高度な解析技術と装置連携システムの提供
- 顧客
-
- 製造業の品質管理部門
- 半導体工場
- 技術検査機関
- 研究所
- 外部検査サービス会社
- プロセスエンジニア
- 設備保守会社
- 製造コンサルタント
- 製品開発部門
- 学術機関
- 製品
-
- 欠陥解析ソフトウェア
- 生産品質管理ツール
- リアルタイム検査システム
- ビッグデータ解析サービス
- 検査結果管理システム
- 製造工程最適化ツール
- 検査装置カスタマイズ
- 技術トレーニングサービス
- プロセスマネジメント支援
- データ連携サービス
競争優位性
強み
- 極端紫外線(EUV)検査装置の高技術力
- 世界市場で圧倒的なシェアを獲得
- 研究開発費に売上高の10%以上を投資
- 高いエンジニア比率に支えられた技術革新力
- グローバル展開による顧客基盤の多様化
- 多様な半導体関連装置の製品ポートフォリオ
- 強力な特許と知的財産の保有
- 高精度レーザー顕微鏡技術
- インテル等業界大手企業からの高評価
- 持続的な環境配慮型製品開発
- 半導体検査分野における長年の実績
- グローバルニッチトップ戦略の成功
- 高収益性を維持する経営体制
- 強固な財務基盤と資本力
- 柔軟な顧客対応とサービス体制
競争上の優位性
- 世界初の極端紫外線露光技術検査装置の開発による独占的市場地位
- フォトマスク欠陥検査で世界シェア90%以上の製品群
- 最先端半導体微細化の需要を捉えた高精度技術
- 高い研究開発投資による技術革新の継続
- インテルを含む大手半導体メーカーからの信頼性獲得で安定的受注
- 連結売上の70%以上が半導体関連装置による収益構造
- 海外子会社を活用したグローバルサポート体制
- 半導体ウェハーやパワーデバイス検査装置の高シェア
- レーザー顕微鏡の走査型カラーレーザー技術による差別化
- 多様な装置ポートフォリオで幅広いニーズに対応可能
- サステナビリティと環境対応製品の市場対応力
- 競合他社に比べて速い新製品投入スピード
- 緻密な検査技術ソフトウェアとの連携による価値創造
- 従業員の技術力に基づく継続的な改善活動
- 富裕な財務基盤による安定経営と柔軟な投資力
脅威
- 半導体産業の周期的変動による業績不安定さ
- 競合他社の技術革新による市場シェア低下リスク
- 国際政治・経済の不透明性による供給網リスク
- 技術開発競争の激化で研究開発費増大の圧力
- 為替変動の影響による利益率の変動
- 新興市場での競合企業の躍進
- 半導体製造工程の技術変革による対応遅れ
- 地政学的リスクによる海外事業への影響
- 半導体製造装置市場の成熟化と成長鈍化
- 技術盗用や模倣品による知的財産権の侵害リスク
- 顧客の製造戦略変化による装置需要の減少
- 環境規制強化に伴う製造コストの増加
イノベーション
2024: 次世代EUVマスク検査装置の開発強化
- 概要
- 7ナノ以下対応の高感度検査装置を改良し、微細欠陥検出能力を向上。
- 影響
- 微細化製造工程の品質向上に貢献
2023: 5G対応半導体検査装置製品投入
- 概要
- 5Gスマートフォンの微細化に対応した新型マスク検査装置を完成。
- 影響
- 大手半導体メーカーへの供給増加
2022: AI技術を活用した検査画像解析技術の導入
- 概要
- AIを用いた欠陥自動分類システムを自社装置に搭載開始。
- 影響
- 検査効率の大幅向上と誤検出削減
2021: 高性能レーザー顕微鏡の新製品発売
- 概要
- 高解像度カラー3Dレーザー顕微鏡の改良版を市販開始。
- 影響
- 研究開発向け顕微鏡市場での競争力強化
2020: 環境配慮型太陽電池製造装置の開発
- 概要
- 省エネ設計を重視した太陽電池製造装置を投入。
- 影響
- 環境市場での製品ラインアップ強化
サステナビリティ
- 製造工程の省エネルギー化推進
- 有害物質使用の削減と代替素材の採用
- 環境負荷低減を目的とした製品設計の強化
- 廃棄物リサイクル率向上プログラムの実施
- 地域社会との環境保全活動の展開
- サプライチェーンでの環境基準遵守強化
- 製品の長寿命化を促進する設計方針
- カーボンニュートラル達成に向けた目標設定
- 従業員の環境意識向上研修の実施
- 再生可能エネルギー活用の拡大
- グリーン調達ポリシーの策定と運用
- エネルギー消費量の定期的なモニタリング