東京精密
基本情報
- 証券コード
- 7729
- 業種
- 精密機器
- 業種詳細
- 製造用機械・電気機械
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年03月
- 上場年
- 1962年08月
- 公式サイト
- https://www.accretech.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 東応化, ディスコ, ローツェ, KOKUSAI ELECTRIC, 芝浦, アルバック, アドバンテスト, 日本マイクロニクス, フェローテックホールディングス, レーザーテック, スクリン, 東京エレクトロン
概要
東京精密は1949年設立の精密機器メーカーで、半導体製造装置と真円度測定機において国内外で高いシェアを誇る先進技術企業です。
現状
東京精密は2025年3月期に連結売上高約1505億円、営業利益約297億円を計上し堅実な財務基盤を有しています。高精度の半導体製造用プローバーと真円度・円筒形状測定機で国内トップシェアと世界的なプレゼンスを持ちます。近年は社内カンパニー制を導入し、半導体事業および精密計測機器の技術開発を強化。グローバル展開によりアジア、欧米市場での顧客基盤を拡大しています。環境対応やISO認証取得にも注力。高速回転技術や高精度位置決め技術が競争力の源泉であり、アクレーテクブランドで市場認知度を高めています。将来的には次世代半導体製造工程向け装置の開発に注力し、業界内競争力の維持・強化を図ります。安定した経営と技術革新により、持続的成長を目指す企業です。
豆知識
興味深い事実
- 1949年創業の長い歴史を持つ精密機器メーカーです。
- 真円度・円筒形状測定機で国内トップシェアを維持。
- 半導体用プローバーでは世界トップシェアを誇ります。
- 社名変更は1962年、東証上場は同年8月です。
- 本社は東京都八王子市に位置しています。
- コーポレートブランド“ACCRETECH”は2001年から導入。
- ISO9001、ISO14001認証をいち早く工場で取得。
- 海外に多くの現地法人や営業拠点を展開中です。
- 八王子および土浦に主要な工場を所有しています。
- 社内カンパニー制を2002年に導入しています。
- 囲碁の東京精密杯女流プロ最強戦を1998-2008年に開催。
- 半導体関連機器以外に精密計測機器の製造も展開。
- 高速回転の金色物体のシンボルマークが特徴的です。
- 技術部門のグループリーダー制は1988年に導入。
- 安定した財務基盤で資本金は約110億円規模です。
隠れた関連
- 囲碁棋戦を主催し文化面で地域貢献も果たしています。
- グローバル半導体製造装置メーカーとの技術交流が活発。
- 国内外の大学研究機関と共同研究を多数展開しています。
- 子会社を通じて世界各地で現地生産・販売を促進中。
- 独自ブランドACCRETECHの名は共生(Accrete)と技術の融合から。
- 日本の精密測定技術振興財団と資本関係を持っています。
- EY新日本監査法人を会計監査人に指定し信頼性確保。
- 半導体製造装置の周辺分野に進出し事業多角化を促進。
将来展望
成長ドライバー
- 半導体需要の増加に伴う製造装置需要拡大
- 高性能プローバー技術の継続的進化
- グローバル市場での積極展開
- 環境対応製品への市場ニーズ増加
- 高精度計測分野の需要拡大
- AI・IoTを活用したスマート製造技術の導入
- 産業向け自動化・省力化の加速
- 国内外の技術革新による新規市場開拓
- 既存顧客への保守・サービス強化
- 国際協調体制による技術開発力強化
- 人材育成と技術継承による組織力向上
- 多様な産業分野へのソリューション提供増加
戦略目標
- グローバル売上比率70%以上の達成
- 次世代半導体製造装置市場でのさらなるシェア拡大
- 持続可能な環境対応技術の全面的導入
- 社内デジタルトランスフォーメーションの推進
- 技術革新による製品開発期間短縮
- 多様性と働きがいのある職場環境構築
- 新規事業分野への進出と事業ポートフォリオ多様化
- 地域社会との共生強化とCSR活動の拡充
- 製造工程でのカーボンニュートラル達成
- 先端技術を活用した顧客ソリューションの拡充
事業セグメント
半導体製造装置事業
- 概要
- 最先端の半導体製造装置を提供し、世界市場で高い競争力を持っています。
- 競争力
- 高精度位置決め技術と長年の製造ノウハウ
- 顧客
-
- 半導体メーカー
- ファウンドリ企業
- 研究機関
- 電子部品製造企業
- 精密機器メーカー
- 大学研究室
- 半導体製造装置販売代理店
- 海外半導体生産拠点
- システムインテグレーター
- 製造装置メンテナンス企業
- 製品
-
- ウェーハプローバー
- ウェーハダイシングマシン
- ポリッシュ・グラインダー
- CMP装置
- スライシングマシン
- 面取り機
- 半導体検査装置
- 装置周辺ソフトウェア
精密計測機器事業
- 概要
- 産業分野向け高精度計測機器を開発し、多様な産業の品質管理を支援しています。
- 競争力
- 技術力と豊富な測定ソリューションの提案力
- 顧客
-
- 自動車メーカー
- 鉄鋼・金属加工企業
- 機械工業
- 航空宇宙産業
- 研究開発機関
- 建設機械メーカー
- 産業機械企業
- 製造装置メーカー
- 製品
-
- 三次元座標測定機
- 真円度測定機
- 輪郭形状測定機
- 光学測定機器
- 各種センサ
- 自動計測システム
海外展開事業
- 概要
- グローバル市場向けに製品販売と技術サポート体制を構築しています。
- 競争力
- 多国籍ネットワークと現地ニーズ対応力
- 顧客
-
- 現地製造業者
- 海外代理店
- 国際販売ネットワーク
- 多国籍企業
- 海外研究機関
- 製品
-
- 半導体製造装置
- 精密計測機器
- カスタム装置ソリューション
メンテナンス・アフターサービス
- 概要
- 装置の長期稼働を支えるサービス体制を維持し顧客満足度を高めています。
- 競争力
- 迅速な対応と高い技術力
- 顧客
-
- 既存顧客
- 製造装置利用企業
- 各種製造ライン運営者
- 製品
-
- 保守契約
- 技術支援
- 部品供給
ソフトウェア及び自動化機器
- 概要
- 高精度の制御ソフトウェアと自動化ソリューションを提供しています。
- 競争力
- 半導体分野での熟練技術と実績
- 顧客
-
- 製造装置メーカー
- 自動化ライン構築企業
- ロボットシステム開発企業
- 製品
-
- 装置制御ソフトウェア
- 自動計測システム
- FA機器
研究・開発支援
- 概要
- 先端技術研究に対応した装置やサービスを提供し技術革新を支援しています。
- 競争力
- 豊富な技術蓄積と提案力
- 顧客
-
- 大学研究機関
- 企業のR&D部門
- 公的研究機関
- 製品
-
- 精密測定装置
- カスタム試験機器
- 技術コンサルティング
教育・トレーニングサービス
- 概要
- 顧客の技術向上を目的に多様な研修・教育サービスを提供しています。
- 競争力
- 専門性の高い講師陣と充実したカリキュラム
- 顧客
-
- 装置利用者
- 技術者育成団体
- 企業内部教育
- 製品
-
- 操作研修
- 技術講習会
- カスタムトレーニングプログラム
競争優位性
強み
- 高精度位置決め技術の保有
- 半導体製造装置のグローバルシェアトップクラス
- ISO認証取得による品質保証体制
- 多様な製品ポートフォリオ
- 強固な国内外販売ネットワーク
- 自社ブランド「ACCRETECH」の確立
- 長年の技術蓄積とノウハウ
- 高付加価値製品の開発力
- グループ内技術連携による強み
- 安定した財務基盤
- 高度なアフターサービス体制
- 先端技術への継続的投資
- 豊富な顧客実績
- 多国籍展開によるリスク分散
- 強固な研究開発組織
競争上の優位性
- 真円度・円筒形状測定機で国内トップシェア
- 世界トップシェアの半導体プローバー製造技術
- 高度な精密加工と位置決め技術による他社依存度の低減
- 社内カンパニー制による専門的経営体制
- グローバルマーケットに対応した販売・サポート体制
- 上流設計から製造、検査まで一貫した自社開発体制
- 持続可能な開発を意識した環境対応製品開発
- 独自技術に基づく高信頼性装置の提供
- 多様な産業分野に対応する製品群
- 技術革新によるコスト競争力の向上
- 高度なカスタマイズサービス提供力
- ブランドイメージの浸透効果
- 強固な顧客との信頼関係維持
- 先進技術分野へ積極的な投資実施
- 技術者の高度育成と定着率の良さ
脅威
- 半導体市場の景気変動による需要不安定
- 海外競合企業の技術革新と価格競争
- 国際貿易摩擦や関税リスク
- 原材料・部品価格の変動リスク
- グローバルなサプライチェーンの混乱
- 半導体製造技術の急激な変化への対応遅れ
- 為替変動による収益圧迫
- 環境規制の強化に伴うコスト増加
- 人材確保難と技術者不足
- 知的財産権侵害リスク
- サイバーセキュリティの脅威
- 地政学リスクによる国際取引障害
イノベーション
2023: 次世代半導体プローバー開発
- 概要
- 微細化対応の高精度プローバー装置を開発し市場投入。
- 影響
- 顧客要求対応力が向上し受注増加につながった。
2022: 高速真円度測定技術の改良
- 概要
- 測定速度と精度の両立を実現し、製造ラインへの適用拡大。
- 影響
- 検査時間短縮と品質向上に寄与。
2021: 自動化制御ソフトウェア強化
- 概要
- 装置操作の自動化と効率化を図るソフトを開発・提供開始。
- 影響
- 顧客作業負荷軽減とプロセス安定化を実現。
2024: 環境対応型製造プロセス確立
- 概要
- 環境負荷削減を目指す新製造プロセスを採用開始。
- 影響
- ISO14001認証維持と顧客評価の向上につながる。
2020: グローバルサポート体制の強化
- 概要
- 海外拠点での技術サポート人員増強と遠隔支援体制構築。
- 影響
- 海外顧客満足度向上と対応時間短縮。
サステナビリティ
- ISO14001に基づく環境マネジメント実施
- 廃棄物削減とリサイクル推進
- 省エネ機器の開発・導入促進
- 環境負荷低減型製品の開発強化
- 地域環境保全活動への積極参画
- サプライチェーンにおける持続可能な調達管理
- 社員の環境意識向上教育の実施
- CO2排出削減計画の策定・推進
- グリーン調達の積極展開
- 安全衛生基準の徹底と継続的改善
- 女性活躍推進と多様性尊重の組織文化醸成
- CSR活動の透明性確保と外部報告