杉田エース
基本情報
- 証券コード
- 7635
- 業種
- 卸売業
- 業種詳細
- 建材・電気機械・金属卸
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1948年09月
- 上場年
- 2000年02月
- 公式サイト
- https://www.sugita-ace.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- プリメックス, ポバール興業, 小野建, コンドーテック, アドヴァングループ, 橋本総業ホールディングス, 高島, 三谷商事, ユアサ商事, ナイス, 大東港運, JKホールディングス, ジェコス
概要
杉田エースは1948年創業の建築金物及び建築資材卸の老舗商社で、DIY用品や長期保存食など多角的製品展開が特色です。
現状
杉田エースは2024年3月期に連結売上高約737億円を計上し、建築金物の卸売業界で確固たる地位を築いています。自社開発の非常食ブランド「IZAMESHI」は市場でヒットし、新規事業の成長エンジンとなっています。首都圏を中心に直営店運営も展開しており、消費者向けへの販売チャネル多様化を進めています。近年は積極的なM&Aを通じて事業拡大を図り、物流体制や流通センターの強化にも注力しています。サステナビリティへの取り組みとして、環境配慮製品の開発や地域社会貢献活動も推進中です。今後は建築資材卸売の基盤を活かし、多角化した事業ポートフォリオで持続的成長を目指します。市場のニーズに対応した商品開発と顧客サービス強化が課題であり、長期的には業界内での競争力向上と新規市場開拓を戦略的に進めています。
豆知識
興味深い事実
- 建築金物卸売業から非常食開発へ異分野参入に成功
- IZAMESHI非常食は長期保存と美味しさを両立した先駆的製品
- 千葉流通センターは業界最大規模の物流施設の一つ
- 創業者杉田三郎は戦時中一時廃業し戦後再起を果たした
- 建築資材カタログ発行で業界内の地位を確立した
- M&Aに積極的で関連子会社を複数吸収合併している
- ライフスタイルショップ営業展開で消費者接点を拡大
- 東京銀座に特化したアウトドアと非常食の直営店舗展開
- IZAMESHI Tableは一時期カフェ営業も実施していた
- 代表取締役の杉田裕介は新規事業にリーダーシップを発揮
隠れた関連
- 建築資材の卸売以外に食品分野である長期保存食のブランドを成功裏に持つ珍しい企業
- 創業家が戦時中と戦後の歴史的経緯を持ち、地域経済に深く根ざしている
- 非常食市場参入は東日本大震災の経験から生まれ、社会的使命感を伴う
- 建築資材業界で強い競合他社との連携や合併を通じて規模拡大を目指す
- アウトドア用品と非常食という消費者向け異業種を同時に展開している希少なパターン
- 多数の一般卸売業・製造業と関係が深くサプライチェーンが広範囲に広がる
- 新宿や銀座といった東京都心に消費者向けショールームや店舗を展開し、市場の多様化を図っている
- 複数の子会社統合経験を背景にした企業グループの体制強化と機動的経営が特長
将来展望
成長ドライバー
- 建築市場のリフォーム需要増加
- 災害対策の社会的関心の高まりによる非常食需要
- DIY市場の拡大とライフスタイル変化
- 物流とITを活用した効率化推進
- 環境配慮型商品の需要増加
戦略目標
- 取扱品目の多角化による新市場開拓
- サステナブル製品比率の拡大
- デジタル販売チャネルの強化と普及
- 地域社会と連携した防災支援の推進
- グループ全体の売上高1000億円超の達成
- 事業統合によるグループ経営の効率化
事業セグメント
建築資材卸売
- 概要
- 広範な建築資材を多様な顧客に安定供給する卸売事業。
- 競争力
- 全国に広がる流通センター網
- 顧客
-
- 住宅建設業者
- ビル建設会社
- 設計事務所
- 建築施工業者
- リフォーム業者
- 製品
-
- 建築金物全般
- 内外装建材
- 住設機器
- 工具類
- 安全資材
DIY用品販売
- 概要
- 消費者向けDIY関連商品を多様な販売チャネルで展開。
- 競争力
- 自社ブランド中心の商品開発力
- 顧客
-
- ホームセンター
- 小売業者
- 一般消費者
- 卸売業者
- 製品
-
- 工具セット
- 塗料
- 建築補修用品
- アウトドア用品
非常食開発・販売
- 概要
- 自社開発の美味しい非常食を通じて社会的ニーズに対応。
- 競争力
- 食品未経験からの独自開発力
- 顧客
-
- 一般消費者
- 自治体
- 企業防災担当者
- 災害支援団体
- 製品
-
- 長期保存食IZAMESHIシリーズ
- 防災グッズ
- 関連レストラン運営
アウトドア・インテリア
- 概要
- 選び抜かれたアウトドア・ライフスタイル製品の提供。
- 競争力
- セレクトショップ運営の直販ノウハウ
- 顧客
-
- ライフスタイルショップ
- アウトドア小売店
- 一般消費者
- 製品
-
- アウトドア家具
- インテリア雑貨
- ガーデン用品
物流・流通サービス
- 概要
- 効率的な物流体制で取扱商品の流通を支援。
- 競争力
- 千葉流通センターを核とする物流網
- 顧客
-
- 連結子会社
- 建築業界全体
- 製品
-
- 流通センター運営
- 物流管理サービス
競争優位性
強み
- 業界老舗の信頼性とブランド力
- 多彩な製品ラインアップ
- 自社ブランド製品の開発力
- 強固な流通・物流体制
- 積極的なM&Aによる事業拡大
- 非常食市場への革新的参入
- 直営小売店による消費者との接点
- 豊富な顧客基盤と販路ネットワーク
- 優れた商品カタログ活用と販売促進
- 地域密着の営業活動
- 資本の安定と健全な財務基盤
- 高い製品品質の保持
- 幅広い顧客ニーズに対応
- 効果的なデザインと商品開発
- ESGへの取組強化
競争上の優位性
- 建築資材卸売り分野における長年の経験と信頼
- 独自開発のIZAMESHI非常食ブランドで新市場を開拓
- 東京・千葉を中心とした充実した流通センター網による迅速配送
- M&A戦略により事業領域と取扱商品を拡大している
- 自社ブランド商品の幅広いラインアップが競合と差別化
- 直営店とBtoCチャネルによる消費者直結の販売促進力
- 建築関連企業への深い営業ネットワークと関係構築
- 環境配慮や安全性に優れた商品開発に積極的に取り組む
- 業界トップクラスのカタログ総合商社としての知名度
- 多角的事業を展開しリスク分散を図る経営
- 迅速な顧客対応と柔軟な商品供給体制
- 情報発信力を活かした市場ニーズの的確把握
- 信頼性の高いサプライチェーン管理システム
- 従業員の専門的知識と技術力の高さ
- 地方拠点による全国幅広いエリア対応
脅威
- 建築資材業界の価格競争激化
- 新規参入企業による市場シェアの分散
- 原材料価格の変動によるコスト増加
- 自然災害による物流網障害リスク
- 経済情勢の不透明感による建設需要減少
- 環境規制強化に伴う事業コストの上昇
- 後継者不足や人材確保の困難化
- 消費者嗜好の急激な変化への対応遅れ
- 食品市場における競合他社の台頭
- グローバル資本による競争圧力
- 技術革新による商品の陳腐化リスク
- 法令・規制変更による事業運営影響
イノベーション
2023: IZAMESHIシリーズ製品ライン拡充
- 概要
- 非常食の味と品質を追求し新製品を多数追加投入。
- 影響
- 顧客基盤拡大と売上高向上に寄与
2022: フヨー株式会社の子会社化
- 概要
- 物流及び関連資材の効率化を目的に子会社化を推進。
- 影響
- 物流力強化と経営効率向上に貢献
2021: ライフスタイルショップ「upstairs outdoor living」リブランド
- 概要
- 銀座の直営店ブランドを刷新し新規顧客開拓を図る。
- 影響
- 消費者認知度向上と売上増加
2020: 建築資材通販サイト強化
- 概要
- オンライン販売プラットフォームを拡充し利便性向上。
- 影響
- EC取引増加と新規顧客獲得
2024: 環境配慮型建築金物の開発推進
- 概要
- リサイクル材使用や省資源設計の商品開発に注力。
- 影響
- サステナブル製品ラインの強化
サステナビリティ
- 環境負荷低減を目指した製品開発
- 地域社会への積極的な貢献活動推進
- 従業員の働きやすさと多様性の促進
- 廃棄物削減とリサイクル推進
- 安全衛生管理の強化と教育