小野建

基本情報

証券コード
7414
業種
卸売業
業種詳細
建材・電気機械・金属卸
都道府県
福岡県
設立年
1949年08月
上場年
1994年11月
公式サイト
http://www.onoken.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
OCHIホールディングス, 西菱電機, 三洋工, コンドー, アドヴァングループ, 橋本総業ホールディングス, 高島, 三谷商事, ユアサ商事, ナイス, JKホールディングス, ジェコス

概要

小野建は1949年設立、九州・山口を地盤に独立系の鉄鋼商社として鋼材販売・加工・鉄骨工事を手掛ける業界有数の企業です。

現状

小野建は2015年度に連結売上高約1,897億円を計上し、安定した資産基盤と企業規模を持つ。主力の鋼材および建材卸売事業に加え、鉄骨工事請負や鋼材加工ラインを全国的に展開し、スーパーマーケット式の川下戦略により競争力を維持。近年では複数の子会社化や事業譲受を通じて事業領域を多様化し、特に物流センターの強化で効率的な供給体制を整備。また、福岡県北九州市への本店移転により経営管理機能の強化を図っている。輸入鋼材取り扱いの先駆的企業としての地位を維持しつつ、成長ドライバーとして地域密着型サービスの強化や加工技術の高度化を推進。今後は国内外の需要変動や素材価格の変動に対応しつつ、積極的なM&A戦略を通じて事業拡大を進める計画です。

豆知識

興味深い事実

  • 1926年創業の老舗鉄鋼商社で九州を代表する企業
  • 独立系鉄鋼商社として日本有数の規模を誇る
  • 業界に先駆けて輸入鋼材取り扱いを開始
  • スーパーマーケット式の大量在庫戦略を採用
  • 有力子会社を多数抱え、グループ経営を推進

隠れた関連

  • 地方の建設業界と強固な取引関係を築き地域発展に寄与
  • 元プロ野球選手が東京支店の草野球チームで活動
  • 地域金融機関や信託銀行と長期的な資本提携を保持
  • 鋼材卸から工事請負まで一気通貫の川下戦略を構築

将来展望

成長ドライバー

  • 国内建設需要の安定回復による鋼材需要増加
  • 加工技術の高度化による付加価値向上
  • M&Aによる事業領域の拡大と多角化推進
  • 大手ゼネコンとの直取引強化による安定受注
  • 環境配慮型製品・サービスの市場拡大への対応

戦略目標

  • 国内主要地域での大型ストックヤード増設
  • 年間売上3000億円規模の実現
  • 全加工ラインの自動化・省人化完了
  • 環境負荷低減に寄与する製品比率50%以上
  • 連結子会社のさらなる統合と経営効率化

事業セグメント

建設業界向け鋼材卸売

概要
建設業界向けに幅広い鋼材を安定供給し、加工サービスも提供。
競争力
豊富な在庫量と加工技術に強み
顧客
  • ゼネコン
  • 工務店
  • 建設設計事務所
  • 鉄骨製造業者
  • 建材販売店
製品
  • H形鋼
  • 鋼板
  • 鋼管
  • 溶接構造用鋼材

鉄骨工事請負・加工事業

概要
加工から組立まで鉄骨工事を一括提供し工期短縮に貢献。
競争力
ワンストップサービスで効率化を実現
顧客
  • 建設会社
  • 鉄骨施工業者
  • 工場プラント事業者
製品
  • 鉄骨加工品
  • 鉄骨組立サービス
  • 切断・穴あけ加工

輸出入鋼材事業

概要
海外からの輸入鋼材販売および輸出取扱に特化。
競争力
輸入実績に裏付けられた信頼と安定供給
顧客
  • 海外建設業者
  • 輸出入業者
  • 国内製造業者
製品
  • 輸入鋼材
  • 鋼材輸出サービス

競争優位性

強み

  • 大型ストックヤード保有による大量在庫
  • 九州・山口を中心とした地域密着型営業
  • 鉄骨加工ラインの保有による自社加工能力
  • 先駆的な輸入鋼材取り扱い実績
  • 多様な子会社を活用した事業多角化

競争上の優位性

  • スーパーマーケット式川下戦略での全国展開力
  • ワンストップの鋼材販売・加工・工事サービス
  • 物流センターによる効率的な供給網構築
  • 地域密着と地域企業との強い信頼関係
  • 早い段階での輸入鋼材取扱いで競合優位性

脅威

  • 原材料価格の変動リスク
  • 国内建設需要の景気変動影響
  • 競合他社による価格競争激化
  • 鋼材輸入の国際政治リスク
  • 労働力不足による加工・工事業務の遅延

イノベーション

2023: 大型物流センターの拡充

概要
九州最大級の物流センターを増強し効率的配送を推進。
影響
物流コスト削減と納期短縮に貢献

2024: 鋼材加工ラインの自動化推進

概要
H形鋼加工ラインに自動化技術を導入し生産性向上。
影響
加工精度向上と作業効率20%改善

2022: グループ子会社の積極的買収

概要
ヤマサ・森田鋼材等の買収による事業基盤拡充。
影響
連結売上高の多角化と安定収益確保

2024: 鉄骨工事請負体制の強化

概要
新設の加工設備増設と人材育成で工事請負体制を強化。
影響
大型プロジェクト受注拡大に成功

サステナビリティ

  • 大型物流センターの省エネルギー化推進
  • 鉄骨加工工程での廃棄物リサイクル促進
  • 地域社会への積極的環境保全活動実施
  • 安全衛生管理体制の継続的強化