イズミ
基本情報
- 証券コード
- 8273
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 総合小売・食料品小売
- 都道府県
- 広島県
- 設立年
- 1961年10月
- 上場年
- 1978年10月
- 公式サイト
- https://www.izumi.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- トライアルホールディングス, イオン九州, サンエー, ハローズ, イオン北海道, リテールPA, イオン, 平和堂, フジ, CSP, 天満屋ストア
概要
イズミは1961年創業の西日本を中心に展開する小売業の大手企業で、スーパーマーケットと大型ショッピングセンター「ゆめタウン」を主力に成長を続けています。
現状
イズミは2024年2月期において連結売上高約4156億円、営業利益約314億円を計上し、中四国および九州での店舗展開を基盤としています。母体は衣料卸問屋の山西商店で、ゆめタウンやゆめマートなど多様な業態を運営。競合するイオンやフジとの競争が激しい中、地域密着型のサービスと商品展開で差別化を図っています。近年は九州の西友店舗69店を吸収し最大規模のM&Aを成功させ、事業基盤を強化。プライベートブランド商品はセブンプレミアムと「くらしモア」を併売し品質と価格のバランスを追求。物流面では中四国物流研究会の設立やPOS導入実績が先進的で、仕入れの合理化を進めています。社長交代による経営体制の刷新も進行中で、サステナビリティへの取り組みや都市型業態への展開等多角的な成長戦略を推進しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業者は広島駅前の闇市屋台から事業を開始
- 社名の由来は中国古典『孟子』の一節
- ゆめタウン高梁はゆめタウン1号店として知られる
- POSシステム導入は同業他社に先駆けて1988年完了
- 広島メイプルレッズのスポンサーおよび運営に関与
- イズミ本社ビルにはイズミ史料館がある
- 九州地方への進出は1995年と比較的遅め
- 本社所在地のビルは商業施設とオフィスの複合
- イズミによる西友69店舗の取得は過去最大M&A
- かつて大阪での出店に失敗しわずか4ヶ月で撤退
- セブン&アイとの提携によりPB商品戦略を拡充
- 福岡のニコニコ堂からの店舗買収で勢力拡大
- ピーク時は店舗ブランドが複数存在した
- 地域に合わせた店舗形態で顧客ニーズに対応
- ゆめタウンの名称は「you me town」に由来する
隠れた関連
- セブン&アイ・ホールディングスと業務提携しPBを併売
- イトーヨーカ堂とは関西以東で店舗展開を補完
- 母体の山西商店は衣料卸売業として長い歴史を持つ
- 西友のサニー店舗をグループ傘下に吸収した過去最大M&A
- 地域スポーツチーム(広島メイプルレッズ等)を支援
- 福岡や広島の地元企業との資本・業務提携を推進
- ウィズワンダーランドなどのファッションビル運営経験有
- 新本社ビルの一階に直営スーパーマーケットを併設
将来展望
成長ドライバー
- 九州西日本エリアのM&Aによる市場拡大
- 地域密着戦略による顧客基盤の強化
- プライベートブランド商品の充実
- 物流効率化によるコスト競争力向上
- 都市型GMSや新業態開発による新規顧客獲得
- サステナビリティ重視の経営と市場適応
- IT導入による販売・物流の高度化
- セブン&アイとの連携強化による商品多様化
- 増加する高齢者ニーズへの対応強化
- 地域の小売業者との業務提携・協力
戦略目標
- 西日本地域におけるスーパーマーケットシェアトップの維持
- プライベートブランド売上比率30%以上達成
- 物流センターの次世代設備導入による効率化完了
- 持続可能な社会を目指した環境負荷削減目標の達成
- デジタル技術を活用した顧客体験の向上
- 多様な店舗ブランドを統合した効率的運営体制の構築
- 地域社会と連携した社会貢献活動の拡充
- 女性管理職比率の大幅向上
- 災害対応力の強化と店舗安全管理の高度化
- 2030年度までに店舗数200店舗の達成
事業セグメント
地域商業施設開発
- 概要
- 大型ショッピングモールを中心に企画と物流管理を担う。
- 競争力
- 地域密着と物流効率の融合
- 顧客
-
- 地元商店街
- デベロッパー
- 不動産会社
- 自治体
- 製品
-
- ショッピングセンター企画運営
- 店舗賃貸管理
- 商業施設物流管理
流通物流サービス
- 概要
- 全国展開の流通網を活かし効率的な物流サービスを提供。
- 競争力
- POS及び共同調達による低コスト体制
- 顧客
-
- 各店舗
- 取引先メーカー
- 物流業者
- 製品
-
- 商品配送
- 在庫管理システム
- 共同物流研究
クレジットカード事業
- 概要
- 自社発行クレジットカードの運営と決済サービスを展開。
- 競争力
- 顧客ロイヤリティを高める連携システム
- 顧客
-
- 個人顧客
- 法人顧客
- 製品
-
- ゆめカード
- ポイントプログラム
- 決済サービス
飲食店フランチャイズ運営
- 概要
- 飲食チェーンのフランチャイズ運営と新規開発ブランド展開。
- 競争力
- 施設内集客と連動した店舗運営
- 顧客
-
- 店舗利用客
- 加盟店オーナー
- 製品
-
- 大阪王将
- いしがまやハンバーグ
- サーティワンアイスクリーム
- ミスタードーナツ
専門店運営
- 概要
- イズミ施設内に専門性の高いテナント運営を展開。
- 競争力
- 多様なニーズに対応
- 顧客
-
- 消費者
- テナント企業
- 製品
-
- 時計専門店
- ファッション
- 生活雑貨
住宅・不動産事業
- 概要
- 商業施設と不動産の管理および開発を手掛ける。
- 競争力
- 地域連携による安定収益
- 顧客
-
- 不動産投資家
- 施設利用者
- 製品
-
- 商業施設管理
- ビル賃貸
- 再開発事業
ITシステム開発・運用
- 概要
- 流通業務に特化した情報システムの構築と保守。
- 競争力
- ノウハウを活かした業務改善支援
- 顧客
-
- 社内ユーザー
- 店舗管理者
- 製品
-
- POSシステム
- 顧客管理システム
- Web販売システム
衛生・清掃サービス
- 概要
- 店舗および施設の衛生管理を専門的に行う。
- 競争力
- 品質管理基準の徹底
- 顧客
-
- 店舗
- 工場
- 製品
-
- 清掃サービス
- 衛生管理
PB商品企画・製造
- 概要
- 顧客ニーズにあわせたプライベートブランド企画販売。
- 競争力
- セブン&アイ連携による多彩な商品群
- 顧客
-
- 各店舗
- 消費者
- 製品
-
- くらしモア
- セブンプレミアム
人材育成・研修事業
- 概要
- 店舗スタッフのスキル向上と幹部育成を支援。
- 競争力
- 地域密着型研修の蓄積
- 顧客
-
- 従業員
- 管理職
- 製品
-
- 店舗研修プログラム
- 経営者育成
広告・販促サービス
- 概要
- 販促活動の企画運営で店舗集客を強化。
- 競争力
- 地域に根差したマーケティング力
- 顧客
-
- 店舗運営者
- 製品メーカー
- 製品
-
- チラシ制作
- プロモーション企画
物流研究会参加
- 概要
- 地域物流の課題に共同で取り組み効率化を推進。
- 競争力
- 産学官連携による実践的改善
- 顧客
-
- 物流関連企業
- 主要小売企業
- 製品
-
- 中四国物流研究会活動
- 物流課題解決
競争優位性
強み
- 地域密着のドミナント戦略による圧倒的認知度
- 多様な店舗業態展開で幅広い顧客層に対応
- セブンプレミアムとのプライベートブランド提携
- POSシステム早期導入による効率的営業管理
- 九州地方最大級の店舗網をM&Aで取得
- 物流効率化に向けた中四国物流研究会設立
- 母体の衣料卸売業からの強固な仕入ネットワーク
- ゆめカード事業による顧客ロイヤリティ向上
- 地域特産品とナショナルブランドのバランス良い品揃え
- 多彩な専門店との提携によりサービス拡充
- 本社新築移転による経営基盤の強化
- 地域スポーツ支援によるブランド認知度アップ
- 長年の市場経験による競争環境の深い分析
競争上の優位性
- 西日本に特化した戦略で地域市場を深耕
- ゆめタウン業態の大型ショッピングセンター運営力
- セブン&アイグループ商品との連携による商品力強化
- 広範な店舗ネットワークを生かした物流システム
- 地域のニーズに最適化した店舗設計と商品ラインナップ
- 競合他社と異なり地場産品中心の価値訴求型戦略
- 顧客データを活用した効率的な販促活動実施
- 積極的なM&Aや業務提携による事業拡大
- 顧客満足度向上に注力したサービス提供体制
- 持続可能な経営を目指すESG重視方針の推進
- 地元コミュニティとの強固な関係構築
- 多角的なチャネルでの販売網整備
- 先進的なIT技術導入による運営効率化
- 競合との差別化に成功する地域密着戦略
- 柔軟な店舗ブランド戦略で多様な顧客獲得
脅威
- 人口減少による地域市場の縮小リスク
- イオンなど大手企業の激しい価格競争
- 地方経済の景気変動による消費減退
- 物流コストの上昇と配送網の複雑化
- 食品安全規制の強化や法令遵守コスト増加
- サイバー攻撃によるシステム障害リスク
- 新型感染症等による店舗営業制限の可能性
- 地域競合店の増加によるシェア低下
- エネルギーコスト上昇が経営圧迫
- 消費者嗜好の多様化に伴う商品企画難
- IT技術の急速な変化による対応負荷
- 自然災害による店舗・物流の被害リスク
イノベーション
2024: 西友からの九州69店舗吸収分割取得
- 概要
- 九州エリアの大規模店舗網を取得し事業基盤を強化。
- 影響
- 地域シェア拡大と売上増に寄与
2024: 中四国物流研究会設立
- 概要
- 物流課題解決のためにフジ、ハローズらと連携し効率化推進。
- 影響
- 物流コスト低減と業務効率化を促進
2023: ゆめテラス業態展開開始
- 概要
- 都市型GMSを開発し、利便性と憩いの場を融合した新業態を開始。
- 影響
- 新たな顧客層獲得と地域活性化
2020: プライベートブランドのセブンプレミアム導入
- 概要
- 食料品や日用品にセブン&アイのPB商品を多数導入。
- 影響
- 商品品質向上と顧客満足向上
2024: 本社新ビル竣工と店舗併設
- 概要
- 複合施設構造の本社ビル建設により効率的運営を推進。
- 影響
- 経営効率とブランドイメージ向上
2022: サイバー攻撃によるシステム障害対応
- 概要
- ランサムウェア攻撃後の復旧作業を実施し安全管理を強化。
- 影響
- 被害最小化とセキュリティ強化
サステナビリティ
- 地域特産品を活かした地産地消推進
- 環境負荷軽減のため物流合理化を推進
- 障害者雇用促進の積極的な取り組み
- 女性活躍推進によるダイバーシティ促進
- 省エネルギー設備導入と店舗の環境配慮