内外トランスライン
基本情報
- 証券コード
- 9384
- 業種
- 倉庫・運輸関連業
- 業種詳細
- 海運
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1980年05月
- 上場年
- 2008年11月
- 公式サイト
- https://www.ntl-naigai.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- グッドコムアセット, Ubicomホールディングス, ミガロホールディングス, オートサーバー, ホッカンホールディングス, 巴工業, 天馬, トーホー, 日本郵船, 商船三井, 川崎汽船, NSユナイテッド海運, 明海グループ, 飯野海運, 玉井商船, 共栄タンカー, 乾汽船, エーアイテイー, 杉本商事
概要
内外トランスラインは1980年設立の海上混載輸送に特化した日本の物流企業で、国内外の港湾を結ぶ高いシェアとグローバルネットワークを持つリーディングカンパニーです。
現状
内外トランスラインは2024年12月期に連結売上高約380億円、営業利益約41億円を計上し、業界内で安定した収益を確保しています。主力事業である海上混載輸送では日本発LCLの取扱量で国内トップシェアを誇り、五大港や地方港を結ぶ豊富なネットワークを有します。近年はプロジェクト輸送や航空貨物、北米向けの食品輸送にも事業を拡大し、多様化を推進しています。海外では倉庫事業を展開し、通関業務や陸上運送取次業も手掛けることで一貫体制を構築しています。持続可能性にも取り組み、環境配慮型輸送と効率化を推進しています。2025年の株式公開買付けによりIAパートナーズ傘下となり、外部資本の活用で成長戦略を加速させています。将来的には国際輸送サービスのさらなる強化と新規物流ソリューションの開発に注力する計画です。
豆知識
興味深い事実
- 日本国内で小口海上混載取扱トップシェアを持つ。
- 自社船舶を持たずフォワーダーとして輸送手配を行う。
- 釜山に冷蔵倉庫を持つ数少ない日本系物流企業の一つ。
- 東京税関長よりAEO認定通関業者に指定されている。
- 五大港や地方港を結ぶ独自の混載ネットワークを有する。
- 親会社変動があった直近のTOB事例企業である。
- 多国籍に展開するグループ企業体制で事業展開。
- 特殊貨物のプロジェクト輸送にも対応可能。
- 通関業務だけでなく損害保険代理店業も兼務している。
- 主力サービスは多くの複数顧客貨物をまとめる混載輸送。
隠れた関連
- IAパートナーズ系の投資ファンドが議決権過半数を取得し経営に影響力を持つ。
- シンガポールや香港、釜山のハブ港と連携し国際物流網を形成している。
- 韓国釜山物流センター子会社化による韓国内物流強化が進む。
- LCL輸送での日本発最大手として、国内外運送会社との協働関係が深い。
- グループ内のフライングフィッシュやユーシーアイエアフレイトジャパンと連携事業展開。
- 東京証券取引所市場第一部上場の物流系上場企業として知名度が高い。
- 多様な港湾と連携し航空・海上・陸上混合輸送のエキスパート企業である。
- 通関業務に強みがあり、輸送に伴うリスクヘッジとして損害保険代理事業も展開。
将来展望
成長ドライバー
- 電商市場の拡大による国際物流需要増
- 食品輸送の高度化と温度管理サービス強化
- 環境規制強化によるエコ物流開発の推進
- IT・AI導入による物流効率化と品質向上
- 海外ハブ港ネットワークのさらなる増強
- 多様な輸送モード統合によるワンストップ提供
- 国際貿易回復とプロジェクト輸送需要の拡大
- 株主構成変動による資本力増強と経営強化
- コロナ後のサプライチェーン再構築による商機拡大
- 労働力不足への自動化対応技術の導入
戦略目標
- 日本発LCL混載輸送市場シェア70%達成
- 海外倉庫網の拡充と多機能化推進
- 環境負荷低減を目指したカーボンニュートラル物流体制構築
- IT・AI活用による物流サービス革新
- プロジェクト輸送分野での国内トップポジション獲得
- 通関サービスの効率化と高度化による顧客満足度向上
- 物流関連損害保険サービスの拡充
- グローバルサプライチェーンの安定化に寄与する
- 新規事業領域開拓による年間売上500億円以上の達成
- 地域社会および環境への貢献を強化するCSR活動の継続拡大
事業セグメント
海上混載輸送事業
- 概要
- 小口貨物をまとめた混載輸送と関連サービスを顧客へ提供する主力事業。
- 競争力
- 日本発LCLシェアトップの物流ネットワーク
- 顧客
-
- 製造業
- 商社
- 卸売業
- 食品企業
- 輸出入業者
- 製品
-
- LCL貨物輸送
- 通関業務
- 陸上運送手配
- 輸送中損害保険代理サービス
航空貨物輸送事業
- 概要
- 時間敏感な商品の航空輸送や温度管理が必要な貨物に特化。
- 競争力
- 迅速かつ温度管理が可能な輸送サービス
- 顧客
-
- 食品メーカー
- 精密機器メーカー
- 物流業者
- 製品
-
- 国際航空貨物輸送
- 冷蔵・冷凍貨物対応
- 航空便貨物管理
プロジェクト・特殊貨物輸送
- 概要
- 大型・特殊貨物の国内外一貫輸送に強みを持つ専門部門。
- 競争力
- 複雑な運送計画の実行力と海外ネットワーク
- 顧客
-
- 重機メーカー
- 産業機械メーカー
- 大型工場設備輸出業者
- 製品
-
- 一括大型貨物輸送
- プロジェクト輸送管理
- 特殊通関手続き
倉庫・物流管理サービス
- 概要
- 国内外倉庫を活用した柔軟な物流管理サービスを提供。
- 競争力
- 東アジアを中心とした広範な倉庫ネットワーク
- 顧客
-
- 製造業
- 輸出入業者
- EC事業者
- 製品
-
- 貨物保管サービス
- 在庫管理
- 発送代行
通関業務代理サービス
- 概要
- 専門性の高い通関代理業務を提供。
- 競争力
- 東京税関長認定のAEO通関業者としての信頼性
- 顧客
-
- 通関業者
- 製造業者
- 輸出入業者
- 製品
-
- 通関申告
- 税関手続き管理
- 関税アドバイス
貨物損害保険代理店業
- 概要
- 輸送リスク管理のための保険サービスを提供。
- 競争力
- 輸送業界に精通した専門的保険サービス
- 顧客
-
- 輸送業者
- 製造業者
- 商社
- 製品
-
- 貨物保険販売
- リスク管理コンサルテーション
競争優位性
強み
- 日本発小口混載輸送市場での高いシェア
- 全国主要港をカバーする広範な物流ネットワーク
- 海外倉庫展開による一貫物流体制
- AEO認定による信頼性の高い通関サービス
- 専門的なプロジェクト・特殊貨物輸送能力
- 多様な輸送モードへの対応力(海運、航空、陸上)
- 強固な顧客基盤と長期取引関係
- 効率的な物流管理システム
- 通関・保険代理店業務による付加価値サービス
- 経営基盤の安定性と資本力
競争上の優位性
- 日本国内トップクラスの小口混載貨物取扱量でのコスト競争力
- 豊富な海外ハブ港ネットワークを利用した柔軟な輸送ルート
- 専門分野ごとの高度な輸送ノウハウとサービス質の高さ
- AEO認定による通関迅速化での顧客利便性向上
- 長年の実績に基づく信頼関係とブランド認知度の高さ
- 多様な物流サービスを一括提供可能なワンストップソリューション
- 高度情報システムによる輸送状況の可視化と管理
- 多言語対応スタッフによる国際顧客サービスの充実
- 環境負荷低減を意識した輸送方法の開発と推進
- 投資ファンドの支援による成長戦略の加速
脅威
- 国際物流の競争激化による価格競争圧力
- 為替変動の影響によるコスト上昇リスク
- 新型パンデミック等の物流混乱リスク
- 環境規制強化に伴う運送コストの増加
- 技術革新への対応遅れによる競合劣勢
- 海外経済の不透明感による需要減少リスク
- サプライチェーンの分断リスク
- 労働力不足に起因する人件費高騰
- 自然災害による物流停止リスク
- グローバル貿易摩擦による障壁増加
イノベーション
2021: 釜山物流センターに冷蔵倉庫増設
- 概要
- 海外の倉庫施設に冷蔵機能を追加し食品輸送の拡大を図った。
- 影響
- 冷蔵食品輸送の売上増大とサービス領域拡大
2024: 輸送ネットワークのIT最適化導入
- 概要
- 輸送計画から通関管理までIT技術を活用し効率化を推進。
- 影響
- コスト削減と輸送品質向上に寄与
2023: 環境配慮型混載輸送ルート開発
- 概要
- CO2排出削減を目指し最適ルート設計と協働運送を推進。
- 影響
- 環境負荷低減と競争力向上につながった
2025: AI通関リスク解析システム開発
- 概要
- AIを活用した通関リスク予測と早期対応体制強化。
- 影響
- 通関業務の効率化とリスク低減を実現予定
サステナビリティ
- CO2排出量測定と削減目標の策定
- エコドライブ推進による燃料消費削減
- 環境配慮型物流ルートの開発
- 倉庫内省エネ設備の導入
- 廃プラスチック削減運動への参加
- 従業員環境教育プログラムの実施
- グリーン調達の推進
- リサイクル資材使用の促進
- 環境報告書の定期発行
- 地域環境保全活動への参画