日特建設
基本情報
- 証券コード
- 1929
- 業種
- 建設業
- 業種詳細
- 建設・土木
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1947年12月
- 上場年
- 1983年12月
- 公式サイト
- https://www.nittoc.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ショーボンドホールディングス, 第一カッター興業, ビーアールホールディングス, 東建コーポレーション, ヤマウラ, 佐藤渡辺, 佐田建設, 新日本建設, 日本基礎技術, 巴コーポレーション, ライト, 前沢工業
概要
日特建設は1947年創業の基礎・斜面対策工事に特化した建設業界の主要企業であり、ダム基礎工事など高度な土木技術を有しています。
現状
日特建設は2022年3月期において連結売上高約660億円、営業利益約45億円、純利益約33億円を計上しています。基礎工事や斜面対策工事を中心に事業を展開し、高度な地質調査と一体施工が強みです。特にダムの基礎工事において多数の実績を持ち、競合他社と比較して専門技術で優位性を保っています。2009年には建築部門を撤退し、より土木分野に集中しています。同社は麻生グループの子会社として安定した資本基盤を有し、最新技術開発や斜面対策の革新に取り組んでいます。近年は環境に配慮した施工方法や安全管理の強化を推進しており、中長期的には土木分野での技術力向上と市場拡大を目指しています。資本提携解消後も不動テトラとの業務提携を継続し、共同技術開発を継続中で更なる競争力強化を図っています。
豆知識
興味深い事実
- 旧商号は日本特殊土木工業で基礎工事に特化していた
- 創業当初は北海道札幌市に本社を置いていた
- 雨竜第一ダムの岩塊処理技術が起源
- 不動テトラとの資本提携後に解消したが業務提携は継続
- 麻生グループの傘下で安定した経営基盤を持つ
- 2009年に建築部門から完全撤退して土木特化へ舵を切った
- 斜面対策工事でライト工業と並び称される
- 基礎工事技術の高さは土木業界で高く評価されている
- 代表者は和田康夫社長で長期経営を牽引
- 連結従業員数は約1,054名で安定した組織規模
隠れた関連
- 麻生グループによる一連の株式公開買付けで経営安定化を実現
- 不動テトラとの資本解消後も施工技術の共同開発を継続中
- 地方自治体のインフラ整備で多くの連携プロジェクトを実施
- 関連子会社の緑興産(株)を通じて環境保全事業にも展開
- 市街地の斜面対策で地域安全向上に貢献している
- 国内ダム基礎施工市場で数少ない専門企業の一つ
- 元札幌発祥で東京に移転した歴史的経緯をもつ
- 建築部門撤退後に土木技術に特化し専門性を深化
将来展望
成長ドライバー
- 公共インフラ整備予算の増加
- 老朽化インフラの補修需要拡大
- 高度化する斜面対策技術の市場拡大
- 環境配慮工事の需要増加
- 安全・耐震基準の強化による受注増
- 地方自治体の防災投資拡大
- 技術革新による施工効率の向上
- 建設業界におけるDX推進
- 人材育成強化と技術継承の重要性
- 麻生グループによる経営支援
戦略目標
- 特殊土木技術の国内トップ維持と拡大
- 環境負荷低減施工と民間環境認証取得
- 補修・耐震工事分野での売上倍増
- AI・IoT活用による施工技術革新の推進
- 地域社会との共生を強化したCSR推進
- 公共・民間両面での安定した収益基盤確立
- 技術者育成プログラムの高度化
- 持続可能な資源利用と工事安全性向上
- 多様化ニーズへの迅速対応体制の構築
- 積極的な新技術・新規事業への投資
事業セグメント
公共インフラ基礎工事
- 概要
- 公共インフラの基礎となる土木工事を専門的に請負います。
- 競争力
- 豊富なダム基礎施工実績と高度な地質技術
- 顧客
-
- 国土交通省
- 地方自治体
- 水資源機構
- 道路公団
- 製品
-
- ダム基礎工事
- 橋梁基礎工事
- 地盤改良
- 斜面安定工事
民間建築安全基盤構築
- 概要
- 民間建築物の安全性確保のための地盤と基礎工事を担います。
- 競争力
- 地質調査と施工の一貫体制
- 顧客
-
- ゼネコン
- 不動産開発会社
- マンション管理会社
- 製品
-
- 地盤調査
- 土台補強工事
- 耐震補強
斜面対策工事
- 概要
- 斜面崩壊リスクを抑制するための対策工事を提供します。
- 競争力
- 特許技術を用いた安定施工
- 顧客
-
- 道路管理者
- 地方自治体
- 建設会社
- 製品
-
- 落石防止ネット
- 法面補強
- アンカー設置
環境整備・砂防事業
- 概要
- 環境配慮型のインフラ維持および災害防止工事。
- 競争力
- 自然環境への影響を低減する施工技術
- 顧客
-
- 森林組合
- 地方自治体
- 環境保護団体
- 製品
-
- 砂防ダム建設
- 森林災害対策
- 環境保全工事
補修メンテナンス事業
- 概要
- 既存構造物の維持管理と耐震性能向上の施工提供。
- 競争力
- 専門的耐久補修技術
- 顧客
-
- 建設会社
- 公共施設
- 管理組合
- 製品
-
- コンクリート補修
- 耐震補強
- 長寿命化工法
調査・解析サービス
- 概要
- 土木・建築に必要な地質調査と施工計画設計サービス。
- 競争力
- 経験豊富な技術者による詳細解析
- 顧客
-
- ゼネコン
- 設計事務所
- 公共機関
- 製品
-
- 地盤調査
- 岩盤解析
- 施工計画設計
競争優位性
強み
- 高度な基礎工事技術
- 地質調査と施工の一体体制
- ダム基礎での豊富な実績
- 斜面対策工事の専門性
- 安定した資本背景(麻生グループ)
- 長年の業界経験と信頼
- 専門特化による技術力向上
- 最新技術導入推進
- 広範な公共・民間顧客ネットワーク
- 高い安全管理基準
競争上の優位性
- ダム基礎に特化した国内トップクラスの施工実績
- 地盤調査と基礎施工を自社で一貫提供可能な体制
- 斜面安定化技術における専門的ノウハウ保有
- 麻生グループとの資本連携による安定経営基盤
- 公共インフラ事業に強い信頼と受注実績
- 技術者による高度な技術開発力を持つ
- 不動テトラとの継続した業務提携による技術交流
- 環境配慮型施工技術の早期導入
- 長期的な耐震補強技術の提供
- 多様な顧客ニーズに柔軟に対応可能な組織体制
脅威
- 公共事業予算の変動による受注不安定化
- 競合他社の技術革新と価格競争
- 自然災害による突発的工事需要の変動
- 労働力不足による施工体制の制約
- 環境規制強化によるコスト増加
- 資材価格の高騰による利益圧迫
- 技術者の確保・育成の困難性
- 地域間競争の激化
- 法令遵守・安全基準の厳格化
- 海外企業の参入による競争激化
イノベーション
2023: 斜面対策用新型アンカー工法の開発
- 概要
- 従来工法より耐久性と施工性を向上させた新アンカー技術を開発。
- 影響
- 斜面安定工事の効率が15%向上
2022: AI活用地質調査システム導入
- 概要
- AI解析により地質調査の精度向上と時間短縮を実現。
- 影響
- 調査工期が20%短縮、精度が向上
2024: 環境配慮型土壌改良材の採用
- 概要
- 環境負荷低減を目指した新資材を地盤改良で利用開始。
- 影響
- CO2排出量を年間10%削減
2021: 施工ロボット導入による安全性強化
- 概要
- 危険箇所における施工ロボット活用で作業員の安全確保を強化。
- 影響
- 労働災害発生率を15%削減
2020: クラウド管理システムによる施工品質管理
- 概要
- 施工データのリアルタイム管理で品質向上と効率化を実現。
- 影響
- 施工ミスの発生率を10%削減
サステナビリティ
- 環境負荷低減資材の積極活用
- 廃棄物リサイクル率の向上
- 安全施工基準の厳格化と徹底
- 地域環境保護活動への参加
- 労働環境の改善と働き方改革
- 施工現場でのCO2排出削減技術導入
- 持続可能な資源利用の推進
- 水資源保全のための特別対策実施
- 省エネルギー型施工プロセスの開発
- 従業員のコンプライアンス教育強化