Sansan
基本情報
- 証券コード
- 4443
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- システム・ソフトウエア
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2007年06月
- 上場年
- 2019年06月
- 公式サイト
- https://jp.corp-sansan.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- セルシス, ブロードリーフ, ネオジャパン, ラクス, プラスアルファ・コンサルティング, Appier Group, セーフィー, Finatextホールディングス, スマレジ, ウイングアーク1st, カオナビ, サイボウズ
概要
Sansanは2007年創業の日本の情報通信業界における法人向け名刺管理サービス最大手で、高精度のデータ活用に強みを持つクラウド企業です。
現状
Sansanは2021年5月期に連結売上高約162億円、営業利益約7億円を計上し国内名刺管理市場で約82%のシェアを持つリーディングカンパニーです。主力の法人向け名刺管理サービス「Sansan」は導入企業数7,000社を超え、個人向けサービス「Eight」も展開し、市場浸透を図っています。技術面ではAIを活用した名刺データ化や、請求書管理サービス「Bill One」や契約データベース「Contract One」などBtoB SaaS領域への事業拡大を進めています。海外展開ではシンガポールに開発拠点を設けアジア展開も推進中です。サステナビリティへの取り組みや、従業員数950名超の体制も整え、2024年に本社を渋谷サクラステージへ移転しました。今後はデジタルトランスフォーメーション需要の高まりを背景に、データプラットフォーム強化と多角化を加速させ、2025年以降の成長基盤を構築しています。
豆知識
興味深い事実
- Sansanの法人向け名刺管理シェアは国内約82%と圧倒的シェアを誇る。
- 2013年からテレビCMを継続しており2025年5月までに21作を放映している。
- 創業者でCEOの寺田親弘氏が33%を超える筆頭株主である。
- アジア圏での開発拠点を増設しグローバル展開にも注力している。
- 名刺情報を起点に経営や営業DXを推進する独自ポジションを確立。
- 「Eight」という個人向け名刺管理SNSも幅広く浸透している。
- テレビCMでは俳優の松重豊氏が主要出演者として登場している。
- Bill Oneは請求書のクラウド受取サービスとして先駆的に展開。
- 2024年に渋谷サクラステージへ本社を移転し環境改善に注力している。
- 多数の関連企業及び競合企業と業界ネットワークを形成している。
隠れた関連
- 社内からの名刺データ活用で営業やマーケティング支援に独自の価値を創出。
- 物流などの業務効率化に向け、他業界のDX推進企業とも連携多数。
- 投資ファンドや信託銀行等多様な大手機関投資家が主要株主に存在。
- 日本の名刺文化と企業営業スタイルに深く根ざしたビジネスモデル。
- テレビCMへの長期継続投資がブランド認知向上に大きく寄与している。
- 海外の子会社設立を通じて先端技術の取り込みを積極的に行っている。
- クリエイティブ分野への投資から、新規事業創造も模索中である。
- 社内のAI関連人材育成と技術開発に強い力を注いでいる。
将来展望
成長ドライバー
- デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展
- 企業の営業・経理プロセス効率化需要の拡大
- AI技術の高度化による業務自動化ニーズ増大
- クラウドサービス利用拡大による市場成長
- サステナビリティと働き方改革の推進
- 中堅・中小企業へのサービス浸透加速
- 個人向けネットワークサービスの拡充
- 海外市場特にアジアでの事業展開強化
- 新規事業領域への積極的な投資と展開
- 顧客データ活用による付加価値提供拡大
戦略目標
- 法人向けプラットフォーム売上倍増
- AI活用による全サービスの高度自動化
- 海外売上比率20%以上の達成
- 経理・契約関連DXサービスの市場リーダー化
- 持続可能かつ多様性を尊重する組織文化の確立
- 新規顧客獲得数年間2割以上の成長維持
- 名刺以外の営業支援データ活用領域拡大
- サステナビリティ関連技術・取り組みの強化
- 業界横断的なパートナーシップ推進
- 全社横断のデジタル革新リーダーシップ強化
事業セグメント
名刺管理ソリューション
- 概要
- 企業の営業効率化に寄与する名刺の電子管理とデジタル化サービス。
- 競争力
- 高精度データ化と社内共有機能
- 顧客
-
- 大企業営業部門
- 中堅中小企業
- ITサービス業
- コンサルティングファーム
- マーケティング会社
- 広告代理店
- 製品
-
- Sansan法人向けサービス
ビジネスSNS・ネットワーキング
- 概要
- 名刺を活用したビジネスコミュニケーション基盤の構築。
- 競争力
- 個人名刺管理とSNS機能の融合
- 顧客
-
- 個人事業者
- 営業職員
- フリーランス
- スタートアップ
- 製品
-
- Eight個人向けアプリ
経理DXサービス
- 概要
- 請求書処理の電子化と業務効率化を推進するクラウドサービス。
- 競争力
- AI活用の自動受領・管理機能
- 顧客
-
- 経理部門
- 財務部門
- 総務部門
- 製品
-
- Bill One請求書受領サービス
契約管理支援サービス
- 概要
- 契約書の電子管理とAIによる分析・検索サービスを提供。
- 競争力
- AIによる契約内容解析機能
- 顧客
-
- 法務部門
- 契約管理担当者
- 製品
-
- Contract One契約データベース
競争優位性
強み
- 国内最大の法人向け名刺管理シェア
- 高精度のAI名刺データ化技術
- 多角化したBtoB向けSaaS事業群
- 充実した直販とEC販売チャネル
- 安定した財務基盤と資本金規模
- 圧倒的な導入企業数と顧客基盤
- 強力なブランド認知とテレビCM展開
- グローバルに展開する開発拠点
- 堅牢なデータセキュリティ対策
- 名刺情報のデジタルプラットフォーム提供
- 長期的に成長が見込まれるDX市場参入
- 豊富なAPI連携による拡張性
- 多様な顧客ニーズに対応可能な製品群
- 堅実な経営陣による経営統制
- 迅速な市場対応力とイノベーション推進
競争上の優位性
- 法人向け名刺管理市場で約82%の国内シェアを保持
- AI技術とオペレーションで高精度のデータ処理を実現している
- 名刺を起点にした経営デジタルトランスフォーメーションを推進
- 請求書・契約管理など多彩な業務DXサービスを展開し顧客の囲い込みに成功
- 大手企業への導入実績が豊富で高い信頼性を獲得
- 個人向けアプリとの連携によるネットワーク効果を発揮
- 首都圏の主要オフィス複数拠点での技術開発体制
- 強力なマーケティングによるブランド認知度の向上
- 安定した資本力により研究開発やM&Aを積極的に行える
- 直販体制の充実と顧客サポートの手厚さが評価されている
- 豊富な業種・規模の顧客ニーズに対応できる柔軟性
- 連結子会社を通じた海外展開基盤の整備
- 業界特化型パッケージソフトとしての優位性
- クライアントの営業・経理など多部署連携を可能にする総合ソリューション
- テレビCMや企業ブランドCMを通じた強固な顧客認知
脅威
- クラウドサービス市場での競合激化
- 新規参入者による価格競争リスク
- 名刺文化の変化による需要減少の可能性
- 海外市場でのブランド認知の限界
- サイバーセキュリティリスクの増大
- 法規制の変化による事業影響
- 技術進化のスピードについていけないリスク
- 顧客のIT予算削減による購買減少
- 顧客データ漏洩時の信用毀損リスク
- グローバル展開におけるローカル競合の存在
- 経済情勢の悪化による法人投資縮小
- デジタル名刺以外の代替技術の台頭
イノベーション
2020: クラウド請求書受領サービス「Bill One」開始
- 概要
- 企業の請求書受領と電子管理を効率化するクラウドサービスをリリース。
- 影響
- 経理部門DXの推進により顧客基盤拡大に成功
2021: 経理DX支援に向けたAI技術強化
- 概要
- AIを活用したデータ読み取り精度向上と自動仕分け機能を拡充。
- 影響
- 処理速度向上と業務効率化に寄与
2022: 契約データベースサービス「Contract One」開始
- 概要
- 契約書管理のAI解析による検索・分析機能を備えたサービスを開始。
- 影響
- 法務部門の業務効率化を支援
2023: Sansan Global Development Center設立(フィリピン・タイ)
- 概要
- 海外の開発拠点を新設し、グローバル開発体制を強化。
- 影響
- 品質向上と開発リソース強化を実現
2024: デジタル名刺ソリューション強化
- 概要
- 名刺デジタル化の精度向上および新機能追加を実施し営業支援を拡充。
- 影響
- 顧客満足度向上に寄与
サステナビリティ
- 社内業務のペーパーレス化推進
- 再生可能エネルギー利用の促進
- エコイベントや地域清掃活動への参加
- 多様な人材採用・育成による社会貢献
- 働き方改革推進による労働環境改善
- リモートワーク体制の整備によるCO2削減