シマノ
基本情報
- 証券コード
- 7309
- 業種
- 輸送用機器
- 業種詳細
- 輸送用機械
- 都道府県
- 大阪府
- 設立年
- 1940年01月
- 上場年
- 1972年11月
- 公式サイト
- https://www.shimano.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- エービーシー・マート, 大塚ホールディングス, オービック, SMC, ダイキン工業, マキタ, 日本航空電子工業, ファナック, 日東電, ユニ・チャーム
概要
シマノは1940年設立の自転車部品と釣具を主力とする世界最大手の輸送用機器メーカーです。
現状
シマノは2021年12月期に連結売上高約5465億円、海外売上比率は9割超と高いグローバル展開を実現しています。自転車部品分野では世界最大の市場シェアを誇り、デュラエースやアルテグラ等の高機能コンポーネントで技術優位を維持。釣具事業も耐久性を重視した高品質製品で北米・豪州市場で高い支持を得ています。2020年にはパイオニアのサイクル事業を譲受し、電子制御部品を強化。技術開発に注力し、変速機や電動アシスト自転車の革新製品を投入しています。持続可能な材料活用や製品寿命延長にも取り組み、環境配慮を強化中。中長期的にはE-BIKEやデジタル機器拡充により成長を図り、為替影響や競争激化に対応しつつ収益基盤の強化を目指しています。2022年には一部製品のリコール対応を実施し品質管理を徹底。自社株買いも進め株主還元にも注力しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1921年のフリーホイール生産から始まる。
- スポーツ自転車部品世界最大手の座を保持。
- 釣具リールの耐久性は業界トップクラス。
- デュラエースがコンポーネント概念を確立。
- 1973年に非円形リールを世界初発売。
- 自転車通勤を社員に推奨する企業文化。
- 独自の冷間鍛造技術で高精度部品生産。
- 米国、欧州、アジアを中心に強力な販売網。
- 高耐久リールのため米豪市場で評価高い。
- 1981年のAXシリーズは失敗から学ぶ。
- STIレバーは業界の操作性標準を作った。
- 釣具事業は1970年に開始、現在世界展開。
- 電動変速システムDi2開発で先進性示す。
- 3年周期のモデルチェンジで常に新製品提供。
- 創業家による一族経営が続いている。
隠れた関連
- 三和グループや大輪会など日本の企業グループに属している。
- 株主に日本マスタートラスト信託銀行などの大口信託が存在。
- 釣具ブランドのG.LoomisやPower Proを海外で買収展開。
- パイオニアからサイクル事業を受け継いだ技術融合。
- 大阪府堺市の歴史的鍛冶職人町出身で技術伝承が強い。
- ツール・ド・フランス公式ニュートラルサービスを提供。
- リコール対応時に経済産業省の通知を受け品質管理強化。
- 釣り専門チャンネル『釣りビジョン』の関連会社を持つ。
将来展望
成長ドライバー
- 世界的なスポーツ自転車市場の拡大
- E-BIKEおよび電動アシスト自転車の普及
- デジタル化・スマート化技術の進展
- アウトドアレジャーへの関心の高まり
- 海外新興市場での販売拡大
- 釣具市場の高機能製品需要増加
- サステナビリティ対応製品の成長需要
- 素材技術革新による軽量化需要
- 地域ブランド強化と顧客ロイヤルティ向上
- グローバルサプライチェーンの最適化
- 新規市場・顧客層の開拓強化
- 品質とサービスでの差別化戦略推進
戦略目標
- 海外売上比率を95%まで向上
- 製品寿命延長とリサイクル推進強化
- 電動・電子制御製品の売上比率50%達成
- 持続可能な材料使用比率70%確保
- サステナビリティ関連の国際認証取得
- 先端技術の自社開発投資を年間150億円維持
- 全生産拠点でカーボンニュートラル実現
- 高付加価値製品比率の大幅な増加
- 顧客満足度90%以上を継続達成
- デジタルマーケティングと直販強化
事業セグメント
自転車メーカー向け部品供給
- 概要
- 世界各国の自転車メーカーに高性能部品を供給。
- 競争力
- 高い精密冷間鍛造技術と設計力
- 顧客
-
- 自転車製造会社
- OEMメーカー
- スポーツ車ブランド
- 輸入代理店
- 製品
-
- 駆動系コンポーネント
- 変速機
- ブレーキ部品
- ホイール
- ビンディングシューズ
釣具小売店向け製品提供
- 概要
- 高品質釣具を多様な販売チャネルで展開。
- 競争力
- 耐久性重視の設計とブランド力
- 顧客
-
- 釣具専門店
- 大型スポーツチェーン
- オンライン釣具店
- 製品
-
- 釣竿
- リール
- 釣り糸
- ルアー
- 釣りアクセサリー
産業用精密鍛造品
- 概要
- 高精度かつ耐久性に優れた鍛造製品を提供。
- 競争力
- 高度な鍛造技術と材料解析
- 顧客
-
- 自動車部品メーカー
- 機械装置メーカー
- 輸送機器メーカー
- 製品
-
- 冷間鍛造製品
- 特殊鋼部品
- 精密機械用部品
アウトドアスポーツ用品製造
- 概要
- 高性能で信頼性の高いアウトドア用品を製造。
- 競争力
- 専用設計と品質管理体制
- 顧客
-
- スポーツ用品店
- アウトドア用品販売店
- 製品
-
- ロウイング用具
- スノーボードアクセサリー
電動アシスト車向けシステム提供
- 概要
- 先進の電動アシストシステムを開発・供給。
- 競争力
- 最先端の電子制御技術
- 顧客
-
- E-BIKEメーカー
- 交通機関向け自転車製造業者
- 製品
-
- 駆動ユニット
- バッテリー
- 電子制御システム
競争優位性
強み
- 世界最大の自転車パーツメーカー
- 高い技術力と製品信頼性
- 強固なブランド認知度
- グローバルな販売・生産ネットワーク
- 多角的な製品ラインナップ
- 優れた製品耐久性
- 革新的な電動システム開発能力
- 精密冷間鍛造の技術蓄積
- 高水準の品質管理体制
- 強固な顧客サポート体制
- 持続可能性への積極的対応
- リコール対応による信頼回復力
- 長期的な製品補修供給体制
- 強い競争力の自社ブランド
- 高い海外売上比率
競争上の優位性
- 独自のコンポーネント統一戦略で互換性を提供
- 世界のスポーツ自転車メーカーに採用される技術力
- 確立された釣具の耐久性重視設計
- 幅広い製品ラインナップで多様な顧客ニーズに対応
- 日本発の技術力を活かした高精度製造技術
- 強固なグローバル販売網で迅速な市場展開可能
- 電動アシスト自転車分野での先行メリット
- 業界内でのブランド価値と顧客信頼
- 継続的な製品補修パーツ供給で顧客ロイヤルティ維持
- 高機能製品による市場シェア拡大
- 高い資本力と財務基盤
- 品質管理・製品安全性の徹底
- 海外現地法人を活用したコスト競争力
- 積極的なM&Aによる製品拡充
- 先進的な材料技術の積極活用
脅威
- 為替変動による利益圧迫可能性
- 海外競合他社の技術革新競争
- 部品間の互換性低下による顧客不満
- 電動アシスト自転車以外分野の市場縮小リスク
- リコール等製品安全問題の評判影響
- 世界的な原材料価格高騰リスク
- 地政学リスクによるサプライチェーン断絶
- 環境規制強化による製造コスト増加
- 労働力確保難による生産性低下可能性
- 釣り市場の消費減退
- 技術特許紛争リスク
- 経済不況による自転車市場縮小
イノベーション
2023: デュラエース R9200シリーズ発売
- 概要
- 最新12速セミワイヤレス電動変速システムを投入。
- 影響
- 競合に対する技術優位性を強化。
2022: 製品リコール対応強化
- 概要
- 変速機脱落の恐れによるリコールを迅速に実施。
- 影響
- 製品安全性と顧客信頼の維持に貢献。
2021: パイオニア サイクル事業譲受
- 概要
- ペダリングモニター等デジタル機器を強化。
- 影響
- E-BIKEなどの新市場開拓を加速。
2024: E-BIKE用パワーユニット開発強化
- 概要
- 新型EP8ドライブユニットの小型軽量化を進展。
- 影響
- 市場競争力の向上と販売拡大。
2023: 釣糸の軽量・耐久性技術刷新
- 概要
- 新素材と製造技術による高性能製品をリリース。
- 影響
- 釣具市場での競争力増強。
サステナビリティ
- 製品の長寿命化と部品補修体制の強化
- 環境配慮型材料の積極採用
- 工場の省エネルギー化と廃棄物削減
- リサイクル可能素材の活用拡大
- サプライチェーンにおける環境・社会責任の徹底
- 社会貢献プログラムを通じた地域支援活動
- 持続可能な釣り具開発による生態系保護
- 多様な人材活用と働き方改革推進
- 製品安全性の継続的な向上
- 国内外拠点での環境認証取得推進
- CO2排出削減目標の設置と実行
- グリーン調達基準の導入