帝国ホテル
基本情報
- 証券コード
- 9708
- 業種
- サービス業
- 業種詳細
- 旅行・ホテル
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1887年12月
- 上場年
- 1961年10月
- 公式サイト
- https://www.imperialhotel.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ポラリス・ホールディングス, 三越伊勢丹ホールディングス, メタプラネット, リゾートトラスト, ワシントンホテル, アメイズ, グリーンズ, ABホテル, 日新商事, 三井不動産, 西武ホールディングス, 共立メンテナンス, アゴーラホスピタリティーグループ, ロイヤルホテル, ホテル、ニューグランド, 京都ホテル
概要
帝国ホテルは1887年創業の老舗高級ホテル運営企業で、日本を代表するホテル御三家に属し、不動産事業も展開しています。
現状
帝国ホテルは2024年3月期に連結売上高約533億円、営業利益約28億円を計上し安定した収益基盤を持ちます。主に帝国ホテル東京、大阪、上高地の高級ホテルを運営し、外国人顧客が多い点で国内外のホテル業界で強い競争力を維持しています。三井不動産が約33%を筆頭株主として参画し、日比谷地区の再開発に伴いホテル建て替えや施設改善に注力しています。フランク・ロイド・ライト設計の歴史ある都市型ホテルとしてのブランド価値を生かし、クリーニングやバイキング方式の先駆的サービスで差別化を図っています。サステナビリティや顧客満足度向上に努め、2030年に向けた中長期再開発戦略により施設強化と新規顧客開拓を計画中です。ホテル事業に加えて不動産賃貸が安定的な収入源を支え、系列子会社を通じて関連施設運営も多角的に展開しています。競合他社との連携やサービス高度化を進め、ブランド維持に注力しています。
豆知識
興味深い事実
- フランク・ロイド・ライト設計の旧ホテルが震災に耐え話題に
- 日本で初めてバイキング(ビュッフェ)方式を導入したホテル
- キアヌ・リーブスが映画で帝国ホテルクリーニングを言及した逸話
- 山田五十鈴が20年以上長期滞在した文化人向け居住として有名
- 三井不動産が資本参加し日比谷再開発の中核企業となっている
- クリーニング部のボタン管理は世界中のボタンを用意している
- ホテルの歴史が古く明治維新期の官庁跡地に建設された
- 東京および関西の主要都市圏に展開する伝統的な高級ホテルブランド
- 近年はサービスアパートメントにも展開し多様な顧客ニーズに応える
- ライト館の玄関部分は明治村に移築保存されている
隠れた関連
- 三井不動産が筆頭株主であり、不動産再開発計画と密接に連動
- ハワイの高級ホテルハレクラニと提携し国際的なブランドを拡充
- 日本野球機構の事務局が一時期帝国ホテル内に所在していた
- 歴代総支配人や料理長が日本のホテル業界の発展に大きく寄与
- 旧ライト館の一部が東武ワールドスクウェアに縮尺モデルで再現
- クリーニング技術がセレブリティから評価され映画内言及もある
- GW直前の客室単価情報共有などによる公正取引委員会の調査対象となった
- 旧大倉家が関与し日本の財閥解体後も影響力を持ち続けた歴史的背景
将来展望
成長ドライバー
- 日比谷地区再開発による資産価値向上と施設革新
- 国内外富裕層の高級宿泊需要の堅調な増加
- サービス品質革新・デジタルトランスフォーメーション推進
- 多様な顧客ニーズに応える新規サービス開発
- インバウンド観光回復による集客増
- サステナビリティとESG対応による企業価値向上
- 不動産賃貸の安定収益寄与
- 長期滞在型サービスアパートメント事業拡大
- 地域社会および文化活動への貢献強化
- 多ブランド戦略による市場セグメント拡大
- 顧客ロイヤリティ強化施策
- 先端技術活用による運営効率化と顧客体験向上
戦略目標
- 新本館とタワー館建て替え完了による施設刷新
- 高級ホテル市場でのブランドナンバーワン維持
- インバウンド需要取り込み強化
- サステナブルな事業運営体制の構築
- 多様な宿泊サービスラインアップ整備
- デジタル化と顧客サービスの高度化
- 不動産事業の収益最大化
- 地域社会と共生する企業活動の推進
- 社員の多様性と働きやすさの追求
- 新規事業の売上高20%達成
事業セグメント
法人向け宿泊サービス
- 概要
- 高級ホテルの宿泊および施設利用を提供し、特別な顧客ニーズに対応しています。
- 競争力
- 歴史的ブランドと高級ホスピタリティ
- 顧客
-
- 企業出張者
- 海外大手企業
- 政府関係者
- 国際会議
- 大使館・外交官
- 製品
-
- 高級宿泊プラン
- 会議室レンタル
- 宴会・イベントサービス
- カスタムケータリング
不動産賃貸・管理
- 概要
- 日比谷地区再開発に連動した不動産賃貸・管理サービスを提供。
- 競争力
- 三井不動産との強力連携体制
- 顧客
-
- オフィステナント
- 商業施設運営者
- 開発業者
- 製品
-
- オフィス賃貸
- 商業施設賃貸
- 不動産管理
クリーニング受託サービス
- 概要
- 品質管理の厳格な法人向けクリーニングサービスを展開。
- 競争力
- 細やかなサービスとボタン管理技術
- 顧客
-
- ホテルチェーン
- 飲食店
- 法人顧客
- イベント主催者
- 製品
-
- 衣類クリーニング
- 制服クリーニング
- 食材関連清掃
飲食提供サービス
- 概要
- 高級ホテルの飲食サービスを事業者向けにも提供しています。
- 競争力
- 高級ホテルのブランドを活用した食体験
- 顧客
-
- レストラン運営
- ケータリング
- 宴会主催者
- 外部イベント
- 製品
-
- ホテル内レストラン運営
- バイキング形式レストラン
- 各種宴会料理
サービスアパートメント運営
- 概要
- 東京都心エリアの高級サービスアパートメント運営事業。
- 競争力
- ホテル品質のサービスと居住性の両立
- 顧客
-
- 長期滞在者
- 外国人ビジネスマン
- 法人契約者
- 製品
-
- 月額契約滞在用アパートメント
競争優位性
強み
- 歴史と伝統ある高級ブランド
- 三井不動産との強固な資本提携
- 脱・競合差別化のサービス革新
- 多様な事業分野による収益多角化
- 東京および関西都市部の優良立地
競争上の優位性
- 創業130年以上の老舗高級ホテルの信頼性
- 国内外の富裕層へのブランド訴求力
- 日比谷地区再開発に伴う資産価値向上計画
- クリーニングなど独自サービス体制の強み
- 多角的顧客層への対応力と高いサービス品質
脅威
- 観光・ホテル業界の景気変動リスク
- 新型感染症等の外部ショックによる影響
- 競合他社の価格競争と多様化戦略
- 建替えによる事業中断リスク
- 不動産市況の変動リスク
- 労働力不足によるサービス品質低下懸念
- 国際政治・経済情勢の不安定化による顧客減少
イノベーション
2022: 内幸町一丁目街区再開発計画合意
- 概要
- 三井不動産等と連携し大規模に日比谷地区再開発計画を推進。
- 影響
- 資産価値向上および施設リニューアル促進
2021: 新本館デザインアーキテクト田根剛氏起用
- 概要
- 2036年完成予定の新本館建設に向けデザイン監修を決定。
- 影響
- ブランドイメージ刷新と顧客誘引力向上
2024: サービスアパートメント事業開始
- 概要
- 長期滞在向け高級居住サービスを展開し新たな顧客層を獲得。
- 影響
- 宿泊事業収益構造の多様化に貢献
2023: 帝国ホテルタワーのリノベーション
- 概要
- 地下1階~地上4階を改装し設備更新とサービス強化を実施。
- 影響
- 快適性向上と顧客満足度アップ
2025: デジタル予約システム刷新
- 概要
- 顧客利便性向上のため全館で新しいオンライン予約システムを導入予定。
- 影響
- 予約効率化と顧客満足度向上
2023: クリーニング技術の高度化
- 概要
- ボタン類の品質管理技術を改良しサービスの差別化を強化。
- 影響
- 顧客忠誠度向上
2024: バイキングレストラン刷新計画
- 概要
- 伝統的なバイキングサービスのメニュー開発と施設改修を推進中。
- 影響
- 集客力増強
2023: サステナビリティ方針の策定
- 概要
- 環境負荷低減を目指す全社的な取り組みを開始。
- 影響
- 企業イメージ向上と規制対応強化
2021: デジタルマーケティング戦略強化
- 概要
- オンラインチャネルでの販売促進とブランド認知向上に注力。
- 影響
- 顧客層多様化および予約増加
2023: 新型コロナ対策強化と非接触技術導入
- 概要
- 顧客安全と快適な接客環境創出に向けた設備導入。
- 影響
- 信頼性と顧客満足度向上
サステナビリティ
- 環境負荷低減のための省エネ設備導入
- 廃棄物のリサイクル率向上
- 地域社会との環境保全協力
- サプライチェーンにおける持続可能調達推進
- 多様性とインクルージョンの促進