モロゾフ

基本情報

証券コード
2217
業種
食料品
業種詳細
食品製造
都道府県
兵庫県
設立年
1931年08月
上場年
1974年09月
公式サイト
https://www.morozoff.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
森永製菓, 江崎グリコ, 名糖産業, ブルボン, 不二家, カンロ, 亀田製菓, 寿スピリッツ, 湖池屋, カルビー, 六甲バター, B-Rサーティワンアイスクリーム, J-オイルミルズ, フジッコ, ケンコーマヨネーズ, オカムラ食品工業, ダブルエー

概要

モロゾフは1931年創業の兵庫県神戸市に本社を置く洋菓子メーカーで、バレンタイン向けチョコ等を中心に食料品業界で強いブランド力を有しています。

現状

モロゾフは連結売上高約360億円、営業利益約20億円を計上し、国内百貨店や専門店などに多店舗展開しています。代表的商品はチーズケーキやプリンで、特にガラス瓶入りプリンは高評価です。2015年時点で1100店以上を運営し、百貨店や繁華街が主な販売チャネルです。近年は業績に影響を与えた原料価格や人件費上昇に対応し商品魅力強化を継続。スイーツ需要の多様化に対応し、鎌倉ニュージャーマンの取得などブランド多角化にも注力。サステナビリティでリサイクル容器を推進し環境負荷軽減を図っています。今後は原材料調達の安定化と商品革新を推進し、顧客基盤の拡大を目指しています。

豆知識

興味深い事実

  • プリンのガラス瓶は食後に水飲みコップとして再利用される習慣がある。
  • 1932年にバレンタインデーにチョコレートを贈るという日本初の商品を発売した。
  • モロゾフは神戸の白系ロシア人の一家が創業した歴史を持つ。
  • 赤坂見附にあるお店は百貨店内にも多く展開されている。
  • かつて一時プラスチック容器で販売したが、売上減少でガラス瓶に戻した経緯がある。
  • 関西圏では家庭にモロゾフのプリン瓶が当たり前のようにあるとされる。
  • 吉本新喜劇の小籔千豊がプリン容器をネタにするほど地域文化に根付く商品。
  • 創業以来、主力のチョコレート以外にも多彩な洋菓子を展開している。
  • 2020年に鎌倉ニュージャーマンを子会社化しブランド拡充を進める。
  • 香港法人の社長が民主化デモを巡り不祥事を起こしたことがある。

隠れた関連

  • 神戸材木商の葛野友槌から出資を受け創業し経営権を巡る争いがあった。
  • 同じく神戸のロシア系菓子メーカーゴンチャロフ製菓と市場で関係が深い。
  • 神戸の洋菓子ブランドの象徴として地域観光資源の一部になっている。
  • 鎌倉ニュージャーマンの事業譲受により関東圏へのブランド浸透も図る。
  • 本家のモロゾフ家は日本のモロゾフとは別系統で独自に別ブランドを展開。
  • プリンの容器が関西のリサイクル文化を象徴する品として広く認識されている。
  • バレンタインデー文化の普及にモロゾフが大きく貢献したとされる。
  • 大阪証券取引所が統合される前は二部市場に上場していた変遷がある。

将来展望

成長ドライバー

  • 健康志向スイーツ市場の拡大
  • デジタル販売チャネルの強化
  • ギフト需要の高まりと多様化
  • 地域密着型マーケティングの深化
  • 海外市場特にアジアへの積極展開
  • 環境配慮型商品の開発ニーズ増加
  • 高付加価値ブランド戦略の推進
  • 新規顧客層の獲得と若年層アプローチ
  • 多ブランド運営による市場シェア拡大
  • サステナビリティへの社会関心の高まり
  • 製造技術の効率化と省力化
  • コロナ禍後の店舗販路復活と強化

戦略目標

  • 健康志向商品で売上比率20%達成
  • 年間売上500億円超の実現
  • 環境負荷30%削減によるサステナブル経営
  • 海外売上比率15%以上の達成
  • デジタルチャネル売上比率25%以上の強化
  • 多ブランド運営での市場シェア拡大
  • バレンタイン市場でのリーダーシップ維持
  • 地域社会と連携した持続可能な成長
  • 廃棄物ゼロ推進による環境貢献
  • 新規事業分野への積極投資

事業セグメント

百貨店・専門店卸売

概要
百貨店や専門店向けに高品質なギフト製品を安定供給。
競争力
長年の取引実績とブランド信頼性
顧客
  • 百貨店バイヤー
  • 専門菓子店オーナー
  • ギフト商社
製品
  • チョコレートギフト
  • 洋菓子詰め合わせ
  • 季節限定商品

企業販促・ノベルティ

概要
企業プロモーション向けの特注ギフトを提供。
競争力
高いカスタマイズ対応力
顧客
  • 広告代理店
  • 企業マーケティング部門
  • イベント企画会社
製品
  • オリジナルパッケージチョコ
  • カスタムギフトセット
  • ノベルティグッズ

飲食店・カフェ卸売

概要
飲食店向けに高品質の洋菓子とデザートを安定供給。
競争力
多様な商品ラインナップと安定供給網
顧客
  • カフェチェーン
  • レストラン
  • 料亭
製品
  • デザート製品
  • ケーキ類
  • プリン

国際輸出事業

概要
アジアを中心に海外市場へ製品を輸出。
競争力
日本洋菓子としての高いブランド価値
顧客
  • 海外小売業者
  • 輸入商社
  • 外食企業
製品
  • チョコレートギフト
  • 洋菓子製品

競争優位性

強み

  • 長年の歴史によるブランド信頼性
  • バレンタイン市場での強固なポジション
  • 高品質な製品ラインナップ
  • 全国的な店舗展開力
  • ガラス瓶プリンの文化的認知
  • 多彩なギフト製品の提供
  • 地域限定商品や季節限定品の開発
  • 多様な販売チャネルを持つ
  • 鎌倉ニュージャーマンブランドの傘下
  • 堅実な財務体制

競争上の優位性

  • バレンタインチョコの先駆け企業としての知名度
  • 徹底した品質管理と厳選素材の使用
  • 伝統的製法と最新技術の融合による独自商品
  • 多様な顧客ニーズに応える商品展開力
  • ガラス瓶プリン文化による顧客ロイヤルティの高さ
  • 百貨店中心の販路確保によるブランド維持
  • 強力な地域密着型マーケティング
  • 豊富なギフト詰め合わせのラインアップ
  • 海外展開の実績とブランド価値
  • カスタマイズ対応可能な企業販促商品提供

脅威

  • 原材料価格の高騰によるコスト増加
  • 国内スイーツ市場の競争激化
  • 景気変動による消費者の購買意欲低下
  • 後発ブランドによる市場シェア侵食
  • 急速な健康志向シフトへの対応遅れ
  • 海外展開の政治・経済リスク
  • 労働力不足による生産コスト上昇
  • 環境規制強化による包装材制限
  • 消費者嗜好の多様化によるリスク
  • SNS等によるブランドイメージ毀損リスク

イノベーション

2023: 新作プレミアムチョコレートシリーズ発売

概要
高級素材使用のチョコレート新ラインを全国発売。
影響
高価格帯市場の開拓に成功。

2022: ECサイト機能強化とオンライン販売拡大

概要
公式通販サイトを刷新し利便性向上を図った。
影響
オンライン売上が前年比25%増加。

2021: 環境配慮型ガラス容器リサイクル促進

概要
プリン容器のリサイクルキャンペーンを実施。
影響
容器廃棄量削減と顧客好感度向上。

2024: 新製造設備導入による生産効率向上

概要
神戸工場に最新鋭の包装ラインを導入。
影響
生産キャパシティ10%向上、コスト削減。

2020: 鎌倉ニュージャーマンの事業統合

概要
経営危機だったブランドを傘下に収め刷新。
影響
ブランドポートフォリオ強化と売上拡大。

2025: 健康志向商品ラインの開発推進

概要
低糖・オーガニック素材使用のスイーツ投入計画。
影響
健康志向顧客層の獲得を目指す。

サステナビリティ

  • ガラス瓶容器のリサイクル推進活動
  • 生産工程の省エネと廃棄物削減
  • 環境配慮型パッケージ導入計画
  • 地域社会への環境保全支援活動
  • サプライチェーンの環境監査強化