キーコーヒー
基本情報
- 証券コード
- 2594
- 業種
- 食料品
- 業種詳細
- 飲料・たばこ・嗜好品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1952年10月
- 上場年
- 1994年01月
- 公式サイト
- https://www.keycoffee.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 北海道コカ・コーラボトリング, コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス, ライフドリンクカンパニー, フルッタフルッタ, サントリー食品インターナショナル, ダイドーグループホールディングス, 伊藤園, ユニカフェ, Jオイル, カゴメ, なとり
概要
キーコーヒーは1952年創業の日本のコーヒー総合企業で、インドネシア直営農園を持ち国内外で幅広い製品とサービスを展開しています。
現状
キーコーヒーは2020年3月期に連結売上高約627億円、営業利益約5億円を計上しています。国内におけるコーヒー豆製造と販売を主軸に、海外の直営農園運営も強化し、素材から製品までの一貫体制を築いています。主力商品の「トアルコ・トラジャ」をはじめ、ドリップオンシリーズやギフト商品など多様な製品を展開し、カフェ・飲食店向けにもサービスを提供。環境対応ではISO14001の認証を取得し、省資源包装の推進、持続可能な農園管理を実施。2024年に子会社の飲食事業株式を売却し経営資源の選択と集中を推進。中長期的にはブランド強化と海外市場拡大を戦略に掲げ、サステナビリティと品質向上に注力しています。豊富な研究開発投資と品質保証体制により安定的な供給と独自の味覚を追求し、競合他社との差別化を図っています。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1920年に横浜で木村商店として始まった。
- トアルコ・トラジャという希少なコーヒー豆を発掘・復活させた。
- 真空パック技術「ライブパック」は業界先駆け。
- 東京証券取引所プライム市場に上場しているコーヒー企業である。
- コーヒー豆から抽出器具まで広範な商品開発を手がける.
- 1978年に現地と協力し幻のトラジャコーヒーを復活させた。
- 子会社に老舗の洋菓子店アマンドを持つ。
- 日本たばこ産業と提携したコーヒーブランドも展開。
- コーヒー文化の啓蒙と研究に力を入れている。
- 創業者一族の柴田家が長期にわたり経営を担っている。
- 製品のブランドマークは鍵をモチーフにしている。
- 全国4か所に自社工場を持つ。
- 独自開発の抽出器具KEY クリスタルドリッパーを販売。
- illycaffeのエスプレッソシステムを国内展開。
- ISO9002、JAS認証を取得し品質管理に注力。
隠れた関連
- 創業者柴田文次は木村コーヒー店からキーコーヒーに社名変更を実施。
- 関連会社の社員がカリタなどの有名コーヒーブランドの起業に関与。
- 銀座ルノアールを関係会社化し飲食業界との連携を強化。
- 大木久元会長はトラジャ族と協力し農園インフラを整備。
- JT(日本たばこ産業)との提携で特販商品シリーズを展開。
- 子会社イタリアントマト売却により飲食外部連携を進める。
- キーコーヒーコミュニケーションズでマーケティング戦略を強化。
- 日本の喫茶文化拡大に寄与し多数のコーヒー教室を運営。
将来展望
成長ドライバー
- 健康志向を反映したカフェインレス・オーガニック需要拡大
- 海外市場への積極的なブランド展開強化
- デカフェ・機能性飲料など新商品開発による市場拡大
- EC・オンライン販売の成長による直販シフト
- 持続可能な農園経営と環境対応による社会的評価向上
- 飲食店市場の回復と業務用供給増加
- コーヒーテックや新技術活用による付加価値創出
- 多様な消費者ニーズへの柔軟対応
- 研究開発投資による高品質製品の継続強化
- 地域社会との連携強化によるブランド価値向上
- 子会社及び関連会社とのシナジー発揮
- 持続的な国内外市場シェア拡大
戦略目標
- 国内外での売上高を1000億円以上に拡大
- サステナブル認証製品比率を60%以上に向上
- 環境負荷を大幅に削減しカーボンニュートラル達成
- イノベーション導入による生産効率の30%向上
- 直販およびECチャネル売上比率を50%以上に
- 健康志向製品の市場シェア拡大
- 新規市場としてアフリカ・アジア市場への積極参入
- コーヒー関連教育プログラムの全国展開
- 社員のワークライフバランス最適化と多様性推進
- 飲食店事業との連携強化によるオファリング拡大
事業セグメント
飲食店向け業務用販売
- 概要
- 飲食業界全般に高品質なコーヒー製品と器具を安定供給しています。
- 競争力
- 全国展開の販売網と高品質な商品群
- 顧客
-
- カフェチェーン
- レストラン
- ホテル
- コンビニエンスストア
- 自動販売機運営会社
- 社員食堂
- 病院・介護施設
- 学校給食
- 製品
-
- 業務用レギュラーコーヒー豆
- 業務用ドリップパック
- 業務用インスタントコーヒー
- 業務用抽出器具
- 業務用ギフトセット
小売店向け供給
- 概要
- 全国の各種小売業者に向け多様な家庭用製品を提供しています。
- 競争力
- ブランド認知度と幅広い商品ラインナップ
- 顧客
-
- スーパーマーケット
- コンビニエンスストア
- 百貨店
- ドラッグストア
- 専門店
- 製品
-
- 家庭用レギュラーコーヒー
- ドリップパック製品
- コーヒーギフト
- コーヒー関連器具
- 季節限定商品
海外事業及び原料調達
- 概要
- インドネシア直営農園を含む海外でのコーヒー原料調達と生産を担っています。
- 競争力
- 原料から一貫管理する品質保証体制
- 顧客
-
- 直営農園
- 現地生産者
- 輸出業者
- 製品
-
- 生豆買付
- 農園運営サポート
- 原料品質管理
カフェ・レストラン経営
- 概要
- 主要都市にて自社および提携カフェの運営事業を展開しています。
- 競争力
- ブランド価値を活かした店舗展開力
- 顧客
-
- 都市型カフェ
- ショッピングモール
- 飲食店運営企業
- 製品
-
- 飲食サービス
- オリジナルコーヒー提供
- 店舗運営サポート
加工食品製造・販売
- 概要
- コーヒー加工品やスイーツ関連商品を各販路向けに供給しています。
- 競争力
- コーヒーの専門知識を活かした商品開発
- 顧客
-
- 量販店
- 通販業者
- ギフト販売店
- 製品
-
- コーヒーゼリー
- カフェスイーツ
- コーヒー関連ギフト
研究・開発協業
- 概要
- 抽出器具や新商品開発における技術協力を行っています。
- 競争力
- 社内研究所の高度な技術力
- 顧客
-
- 機械メーカー
- 原料供給業者
- 外部研究機関
- 製品
-
- 抽出器具技術開発
- 品質向上技術
- 新製品開発支援
ギフト・贈答品卸売
- 概要
- 多様なギフト商材を各販売チャネル向けに卸売しています。
- 競争力
- ブランド力を活かした顧客支持
- 顧客
-
- 百貨店
- 専門ギフトショップ
- 通販事業者
- 製品
-
- ギフトセット
- 季節限定商品
- コーヒー豆詰合せ
オンライン販売事業
- 概要
- 自社ECを通じて多様な商品をオンライン販売しています。
- 競争力
- 使いやすいECプラットフォームと直接顧客接点
- 顧客
-
- 一般消費者
- 法人顧客
- 製品
-
- 公式ECサイト商品
- 定期便サービス
- 限定販売商品
原料品質検査・管理サービス
- 概要
- 原料から製品までの厳格な品質管理を担います。
- 競争力
- 業界トップレベルの検査体制
- 顧客
-
- 国内製造工場
- 海外調達部門
- 品質保証部門
- 製品
-
- 品質検査
- 風味評価
- 安全性検査
CSR・環境対応事業
- 概要
- CSR活動や環境配慮型事業を推進しています。
- 競争力
- 持続可能性にコミットした経営姿勢
- 顧客
-
- 地域社会
- 取引先
- 消費者
- 製品
-
- 環境負荷低減策
- 農園支援活動
- 資源リサイクル促進
教育・研修サービス
- 概要
- コーヒー文化の普及と従業員スキル向上に貢献しています。
- 競争力
- 豊富なノウハウを活かした教育体制
- 顧客
-
- 社内従業員
- 取引先小売店
- 業界関係者
- 製品
-
- コーヒー教室
- 品質管理研修
- 商品知識啓発
機械・設備販売
- 概要
- コーヒー製造に関連する機械や設備の販売及びサポート。
- 競争力
- 業界のニーズに応じたカスタマイズ提案
- 顧客
-
- 飲食店
- 工場
- カフェ運営者
- 製品
-
- 抽出機器
- 焙煎設備
- 包装機械
競争優位性
強み
- インドネシア直営農園による安定原料供給
- 強固なブランドイメージと長年の信頼
- 多岐にわたる製品ラインナップ
- 全国的な販売・流通網の確立
- 独自の品質管理と製造技術
- 豊富な研究開発体制
- 業務用と家庭用双方での事業展開
- カフェ店舗の運営による市場接点
- 環境・サステナビリティへの取組み強化
- 多様な顧客ニーズへの迅速な対応
- 確立されたコーヒー文化普及活動
- 専門的な抽出器具の開発力
- 取締役会の監査等委員会設置によるガバナンス
- 全国規模での販売チャネル多様化
- 子会社連携による事業範囲拡大
競争上の優位性
- 直営農園による原料調達の安定性と品質保証
- 幅広い顧客層に対応する製品多様性
- ブランドの歴史と業界内認知度の高さ
- 自社研究所による継続的な技術革新
- 環境認証取得による社会的信用の獲得
- 飲食店運営と製品供給の相乗効果
- 高度な品質保証体制で市場信頼を維持
- 豊富な販売チャネルで市場変動に強い
- 多角化によりリスク分散と新規収益創出
- 製品の定期的なリニューアルとマーケティング展開
- 業界トップクラスの顧客サービス体制
- 抜群のコーヒーテイスティング技術
- 地域社会との強固なパートナーシップ
- 長期的な企業理念に基づく経営戦略
- 技術と文化両面からのコーヒー普及貢献
脅威
- 原材料価格の国際的な変動リスク
- 需要変動による市場競争激化
- 健康志向の変化による嗜好変動
- 輸入規制や関税政策の変化
- 新興コーヒー企業の台頭による競争圧力
- 気候変動による農園生産影響リスク
- 為替変動による収益変動の可能性
- 労働コストの上昇による利益圧迫
- 物流遅延や供給網リスクの増加
- 規制強化による製品及び環境対応コスト増
- ブランドイメージ毀損のリスク
- 新技術未導入による競争力低下
イノベーション
2024: 子会社イタリアントマト全株売却
- 概要
- 飲食事業の効率化を図るため子会社イタリアントマトの全株式を売却した。
- 影響
- 経営資源の選択と集中を進め収益性改善を目指す。
2023: コーヒーテック事業に注力
- 概要
- デカフェ市場拡大を狙い、世田谷発のコーヒーテック企業との連携を推進する。
- 影響
- 新市場開拓に向けた技術活用とブランド強化。
2022: 持続可能な農園管理の強化
- 概要
- インドネシア直営農園で環境保全・品質向上を目的としたスマート農業技術を導入。
- 影響
- 生産効率向上と環境負荷低減を同時に実現。
2021: 環境配慮型包装材料の導入
- 概要
- 省資源でリサイクル可能な包装材料に全面切替えを進めた。
- 影響
- 環境負荷を削減し企業イメージの向上に寄与。
2020: 抽出器具クリスタルドリッパー発売
- 概要
- 独自設計の高品質抽出器具の市場投入で家庭用市場を拡大。
- 影響
- 製品ラインアップの多様化と収益増加。
2024: ESG投資強化方針表明
- 概要
- 持続可能性を重視しCO2削減や労働環境改善の中長期計画発表。
- 影響
- 社会的信用の向上と投資家評価の増加。
2023: AIによる品質管理システム導入
- 概要
- 焙煎と品質検査にAIを活用し安定した製品品質を実現。
- 影響
- 不良率低減と生産効率向上に成功。
2024: オンライン販売強化と定期便サービス開始
- 概要
- ECサイトの利便性向上とリピート促進施策の導入。
- 影響
- 直販売上の拡大と顧客満足度向上。
2022: 新フレーバー商品の開発
- 概要
- 健康志向を意識したカフェインレスやオーガニック商品のラインアップを拡充。
- 影響
- 新規顧客層獲得と市場拡大。
2020: キーコーヒーLACS70記念財団設立
- 概要
- コーヒー文化と品質向上を支援するための財団を設立。
- 影響
- 業界貢献とブランド価値向上。
サステナビリティ
- ISO14001環境マネジメントシステムの全社適用
- 省資源包装の推進とプラスチック削減取り組み
- 農園における持続可能な栽培技術の実践
- CO2排出削減目標の設定と取り組み強化
- 地域社会と協働した環境保護活動の推進
- フェアトレード認証商品の拡充
- 労働環境の改善とワークライフバランス支援
- 廃棄物削減とリサイクル率向上
- 水資源の効率的利用と浄化活動
- グリーン調達方針の実施
- エネルギー効率の高い生産設備導入
- サステナビリティに関する社内教育の充実