ダイドーリミテッド
基本情報
- 証券コード
- 3205
- 業種
- 繊維製品
- 業種詳細
- 衣料品・服飾品
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1949年10月
- 上場年
- 1950年05月
- 公式サイト
- https://www.daidoh-limited.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- パルグループホールディングス, クロスプラス, TSIホールディングス, ワールド, アールビバン, 三陽商会, オンワードホールディングス, 三共生興, ルックホールディングス, キング, 東洋, DMS, タキヒヨー
概要
ダイドーリミテッドは1879年創業の歴史を持ち、衣料品と不動産事業を展開する国内有数の総合繊維メーカーです。
現状
ダイドーリミテッドは2023年時点で売上高約272億円、連結従業員数635人を擁する東証スタンダード上場企業です。主力ブランド「ニューヨーカー」を中心に中国市場への積極展開を進め、アパレル分野で安定的な地位を築いています。衣料品原料の製造販売に加え、不動産賃貸事業も手掛け、多角化を図っています。販売チャネルは百貨店や専門店、ECを含む多様な経路を活用し、ブランド力向上に注力中です。技術力面では独自の繊維技術を維持しつつ、2024年には染整工程の効率化を図る設備投資を実施しました。サステナビリティでは環境負荷低減と社会貢献活動を推進し、地域社会との良好な関係を築いています。今後は海外市場の拡大と不動産事業の収益基盤強化を目指し、持続的成長を図る戦略を掲げています。近年は海外拠点の整備やデジタルマーケティング強化に注力し、経営基盤の堅牢化を推進しています。
豆知識
興味深い事実
- 1879年創業の日本屈指の歴史を持つ繊維メーカー
- ブランド「ニューヨーカー」は男女問わず支持されるロングセラーブランド
- 小田原工場跡地を活用した大型ショッピングセンター「ダイナシティ」を運営
- 伝統的にウール製品に強みを持ち、高品質素材の開発に注力
- 代表者は繊維業界出身者で長期にわたり経営を司る
- 中国における複数の生産・販売拠点を有する
- ブルックス・ブラザーズ製品の国内販売権を受託
- 秋葉原近辺でオフィスビル賃貸事業も営む
- 地域文化にも積極的に関与しイベントを開催
- 繊維原料の染色加工技術は業界内で高い評価を得ている
- アパレル以外に不動産事業も含めた事業多角化を実行
- 歴代創業者は繊維業界の発展に寄与
- OEM製造で多くのブランドとの信頼関係が強い
- 地域限定ブランド展開により地域市場シェアを確保
- 子会社が中国を中心に海外事業を推進
隠れた関連
- 代表取締役副社長はオンワードホールディングス出身で両社のつながりが強い
- かつて村上ファンドが保有していた株式をオンワード樫山に譲渡している関係
- 小田原工場跡地のダイナシティは地域商業の核として機能している
- ブルックスブラザーズジャパンの親会社として製品供給を受託している
- 主要株主のストラテジックキャピタルが経営方針に影響を与えている
- 関連の中国法人群が戦略的に製品開発と販売を支えている
- 繊維業界トップクラスの染整技術を保持し他社とも技術共有している
- 秋葉原のオフィスビル管理により賃貸収益の安定化に寄与している
将来展望
成長ドライバー
- 中国を中心としたアジア市場の衣料需要拡大
- デジタルチャネルの強化による販売効率改善
- 高機能・環境配慮型素材へのシフト
- 不動産賃貸事業の収益安定化
- 多角化による事業リスクの分散
- OEM受注増加による業務拡大
- ブランド力向上による市場競争力強化
- 製造工程の自動化による生産性向上
- 地域社会との連携強化によるブランドイメージ向上
- 新規市場開拓と商品開発の加速
戦略目標
- 海外売上比率40%以上の達成
- サステナブル素材使用比率50%以上
- デジタル販路売上20%超の実現
- 不動産事業の収益を全体の30%以上に拡大
- 環境負荷ゼロの生産プロセス確立
- 新規ブランドの国内外展開
- 染色・加工技術の国際特許取得
- 従業員多様性を促進する組織文化の形成
- 地域貢献活動の社会認知度向上
- 経営健全性を維持し安定配当を継続
事業セグメント
アパレル製造業向け原料供給
- 概要
- 高品質な紡績原料と加工サービスを提供し、製造拠点のニーズに応える。
- 競争力
- 長年蓄積した紡績技術と繊維加工のノウハウ
- 顧客
-
- 国内繊維メーカー
- 輸入衣料加工業者
- OEM生産会社
- アパレルブランド
- 製品
-
- ウール糸
- 混紡糸
- 繊維染色加工
- 紡績原料
- 機能性素材
ブランド衣料のOEM製造
- 概要
- 多彩なブランドのOEM製造受託を行い、高品質な製品供給を実現。
- 競争力
- 高い生産管理能力と納期遵守
- 顧客
-
- 国内ブランド
- 海外ブランド
- セレクトショップ
- 小売チェーン
- 製品
-
- 紳士服
- 婦人服
- カジュアルウェア
- 高機能素材使用商品
不動産賃貸・管理事業
- 概要
- 所有する商業施設とオフィスビルの運営・管理による安定収益確保を追求。
- 競争力
- 地域密着型の運営とテナント多様性
- 顧客
-
- 小売テナント
- オフィス入居企業
- 施設管理会社
- 製品
-
- 商業施設賃貸
- オフィスビル賃貸
- 駐車場運営
- 物件管理サービス
染色および繊維加工サービス
- 概要
- 多様な加工ニーズに対応し、高品質で信頼性の高い加工を提供。
- 競争力
- 最新設備と技術者の専門性
- 顧客
-
- 繊維メーカー
- ファッションブランド
- OEM工場
- 製品
-
- 染色加工
- 撥水加工
- 加工後検査サービス
海外市場向けブランド販売
- 概要
- 海外市場でのブランド認知拡大と販売網構築に注力。
- 競争力
- 積極的な現地展開と提携ネットワーク
- 顧客
-
- 中国、アジアの小売業者
- デパートメントストア
- EC運営事業者
- 製品
-
- ニューヨーカー衣料品
- ブルックス・ブラザーズ製品
物流・サプライチェーン管理
- 概要
- 製品の効率的かつ確実な流通をサポート。
- 競争力
- ITシステムの活用と迅速な対応体制
- 顧客
-
- 国内販売拠点
- 海外物流センター
- 製品
-
- 在庫管理システム
- 配送調整
- 品質管理
商品企画・マーケティング支援
- 概要
- マーケティングノウハウを活用しブランド価値向上を図る。
- 競争力
- 豊富な市場情報と経験者の人材
- 顧客
-
- 社内ブランド部門
- 提携ブランド
- 製品
-
- トレンド分析
- 販促企画
- ブランド戦略
繊維関連技術研究開発
- 概要
- 製品競争力強化のための技術革新を推進。
- 競争力
- 歴史的技術蓄積と技術者の連携
- 顧客
-
- 社内部門
- 共同研究機関
- 製品
-
- 新素材開発
- 製造プロセス革新
環境対応製品開発支援
- 概要
- サステナブル商品開発のための技術支援を行う。
- 競争力
- 環境法規制対応の豊富な知見
- 顧客
-
- 製造部門
- ブランド部門
- 製品
-
- リサイクル繊維
- 省エネ製造技術
中古衣料品リサイクル事業
- 概要
- 衣料品の循環資源化を推進する事業展開。
- 競争力
- 効率的な回収ネットワークと再生技術
- 顧客
-
- リサイクル業者
- 小売パートナー
- 製品
-
- 回収システム
- 再生繊維素材
人材育成・教育プログラム
- 概要
- 従業員の専門性と能力向上を目指すプログラムを提供。
- 競争力
- 経験豊富な講師陣と体系的カリキュラム
- 顧客
-
- 新入社員
- 繊維技術者
- 営業スタッフ
- 製品
-
- 技術研修
- マーケティング研修
- マネジメント研修
ITシステム開発と運用支援
- 概要
- 業務効率向上のためのITツールを開発・運用。
- 競争力
- 繊維業界に特化したITノウハウ
- 顧客
-
- 社内部門
- グループ会社
- 製品
-
- 販売管理システム
- 在庫管理システム
競争優位性
強み
- 長い歴史と確立されたブランド力
- 多様な衣料ブランドを保有
- 国内外に展開する販売・生産ネットワーク
- 高品質な紡績技術による製品開発力
- 安定した不動産賃貸収益
- 強固な顧客基盤とOEM受注実績
- 地域市場での高い認知度
- 経営陣による確かな事業戦略
- 柔軟な販売チャネル運用
- 安定した資金基盤
競争上の優位性
- 伝統的ブランド「ニューヨーカー」の強いブランド認知
- 染整技術を含む自社一貫生産体制
- 中国を中心としたアジア市場での積極進出
- 多角化によるリスク分散
- 不動産事業を活用したキャッシュフロー強化
- 高品質素材の持続的な供給能力
- 顧客ニーズに応じた製品開発力
- グループ関連企業との連携体制
- 複数の販売チャネルによる販売機会の拡大
- 安定した資本政策
脅威
- 繊維業界における激しい価格競争
- 中国市場の競争激化と規制変動
- 原材料価格の高騰リスク
- 消費者トレンドの急激な変化
- 新興ブランドの市場参入増加
- 人手不足による生産コスト上昇
- 不動産市場の景気変動リスク
- 為替変動による利益影響
- 環境規制強化と対応コスト増
- 新型感染症等の外部要因リスク
イノベーション
2024: 染整工程の設備投資強化
- 概要
- 染色および仕上げ工程の効率化設備を更新し生産性向上を達成。
- 影響
- 生産コスト10%削減、納期短縮
2023: 中国市場向けブランド強化策実施
- 概要
- 現地需要に合わせた商品の開発と販売チャネル拡大を進める。
- 影響
- 海外売上比率20%増加
2022: 環境配慮型繊維素材の導入
- 概要
- リサイクル繊維を活用し製品の環境負荷軽減を推進。
- 影響
- サステナブル商品比率15%増
2021: EC販売プラットフォーム刷新
- 概要
- オンライン販売強化のための自社ECサイトを全面リニューアル。
- 影響
- EC売上30%増加
2020: 繊維加工工程での自動化促進
- 概要
- 一部工程のロボット導入により効率化を図る。
- 影響
- 人件費削減と品質安定化
サステナビリティ
- リサイクル素材利用拡大
- 省エネルギー設備導入
- 廃棄物排出削減
- 地域社会への環境教育支援
- サプライチェーンの環境監査