ワールド
基本情報
- 証券コード
- 3612
- 業種
- 繊維製品
- 業種詳細
- 衣料品・服飾品
- 都道府県
- 兵庫県
- 設立年
- 1985年04月
- 上場年
- 2018年09月
- 公式サイト
- https://corp.world.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ワールドHD, パルグループホールディングス, ダイドーリミテッド, クロスプラス, TSIホールディングス, 三陽商会, オンワード, 三共生興, ルックホールディングス, キング, ナルミヤ, タキヒヨー
概要
ワールドは1959年創業の大手アパレルメーカーで、婦人服など多ブランド展開による総合的な衣料品企画・製造・販売を行う企業です。
現状
ワールドは2024年2月期において連結売上高2023億円、営業利益120億円、純利益67億円を計上し安定した経営基盤を有しています。主力事業は婦人服および紳士服の多ブランド戦略によるSPAモデルで、全国の百貨店やショッピングセンターへの出店を推進中です。近年は子会社化したナルミヤ・インターナショナルやライトオンなどのブランド拡充で市場シェアを強化し、プラットフォーム事業など非アパレル分野にも注力しています。アパレル業界の競争激化やファストファッションの競合にも対応し、2020年以降は店舗閉鎖やブランド整理などリストラを断行し効率経営を目指します。さらに、デジタル化推進や海外展開加速により事業基盤の多角化を図っており、中長期的には地域密着のブランド育成と持続可能な成長戦略を掲げています。コロナ禍の影響緩和や消費者の多様化ニーズ対応も重要な課題としており、今後の経営方針に注目が集まります。
豆知識
興味深い事実
- 創業者は神戸市のアパレル商社の出身者2名である
- 多ブランド経営を創業以来継続し業界内で独自の地位
- 神戸ポートアイランドに本社ビルを構える先駆的存在
- リユースブランド『ラグタグ』を海外展開している
- 多数の有名タレントがブランド広告に起用されてきた
- 業務用OEM製造に強みを持つ総合ファッション企業
- ワールド記念ホール設立で地元文化振興にも寄与
- ファストファッション台頭前からショッピングセンターに注力
- MBOにより2005年に一度上場廃止を経験
- 子会社化により子供服ブランドを拡充している
- YouTubeチャンネル『PINK-latte TV』でティーン層に影響力
- 東証再上場後はデジタルシフトも急速に推進
- 多数のブランドが廃止される一方、新たなブランドも登場
- ブランドの統廃合を断行し収益改善を図っている
- 豊富な製造ネットワークを持つことで競争力を維持
隠れた関連
- 神戸市や三菱商事との連携により地域開発や事業拡大を実施
- DeNAと2010年にBtoBマーケットプレイスを共同開設していた
- 多くの有名女優や著名人が広告モデルを歴代に起用
- 子会社間でのブランド戦略連携により市場対応力強化
- ファッションとITを融合したプラットフォーム事業を展開
- 地域の文化・スポーツ振興に長期的に資金提供している
- 複数の上場企業やグループと資本・業務提携関係を持つ
- リストラと事業再編を通じて市場変化に柔軟に対応
将来展望
成長ドライバー
- IT技術とファッションの融合による新規事業開発
- 全国ショッピングセンター・百貨店における店舗戦略強化
- 子会社ブランドの成長による市場拡大
- 法人向けOEM事業の受注拡大
- サステナビリティ経営と環境対応商品の強化
- ECチャネルの拡大とデジタルマーケティング推進
- 海外市場でのリユースブランド展開
- 多様化する消費者ニーズに応じた商品開発
- 効率的な店舗運営とブランド整理による収益改善
- 地域社会との共生と地域貢献活動
- 新たなコラボレーションやライセンス取得
- 経営体制の継続的刷新とガバナンス強化
戦略目標
- 全社売上高3000億円規模の実現
- 国内外でのブランド数最適化と成長路線の明確化
- デジタルファーストの販売体制構築
- 環境負荷軽減による持続可能な製造サイクルの確立
- 地域コミュニティと連携した事業と社会貢献の推進
- 海外市場におけるリユース事業の拡大
- 女性活躍推進と多様性の統合経営
- AI・データ解析を活用した顧客マーケティング強化
- サプライチェーン全体の透明性と倫理遵守強化
- ブランドイメージ向上と顧客満足度最大化
事業セグメント
OEM・ODM製造
- 概要
- 中小企業向けに高品質なOEM製造と企画サービス提供。
- 競争力
- 柔軟な企画対応力と製造ネットワーク
- 顧客
-
- 中小アパレルブランド
- 大手アパレルメーカー
- ライセンスブランド
- 海外ファッション企業
- 小売業者
- 製品
-
- 衣料品企画・製造
- 縫製加工
- ファッション商品開発
- 品質管理サービス
法人向け商品供給
- 概要
- 法人向けに多様な衣料品を安定供給。
- 競争力
- 広範な商品ラインナップと販売網
- 顧客
-
- 百貨店・SC運営会社
- 小売チェーン
- 企業福利厚生
- 官公庁・教育機関
- 製品
-
- 婦人服・紳士服
- 制服・作業服
- プロモーション用品
プラットフォーム事業
- 概要
- IT基盤を活用した業界向けプラットフォームサービスを展開。
- 競争力
- 豊富な業界知見とIT技術の融合
- 顧客
-
- アパレル小売事業者
- Eコマース事業者
- サプライヤー
- 物流企業
- 製品
-
- BtoBマーケットプレイス
- ITシステム支援
- 物流サービス
競争優位性
強み
- 多ブランド戦略と幅広い商品ラインナップ
- 強固な百貨店・ショッピングセンター取引網
- アパレル業界での長い歴史と信頼
- 多様なチャネルでの販売展開
- グループ子会社とのシナジー効果
- 高度な企画・製造技術
- 柔軟な経営体制による経営改善
- 地域密着のブランド育成力
- 強い財務基盤と資本力
- デジタルシフトの推進力
- 国際的な事業展開
- 環境・社会配慮に対する積極的対応
- 長く培った顧客基盤
- 幅広い世代向けブランド展開
- 強固な卸売と小売の融合体制
競争上の優位性
- 多ブランドによる幅広い顧客層のカバー
- プラットフォーム活用による効率的なBtoB事業展開
- 強力なトータルコーディネート力とファッション提案
- 地域のショッピングセンターに強い販売網
- 子会社のナルミヤ・インターナショナルを通じた子供服市場参入
- 柔軟なリストラ対応による収益改善傾向
- 多様なチャネル展開による市場変化への適応力
- 長期的なブランド育成とサステナビリティ経営
- 先進的なIT導入による業務効率化推進
- 安定した資金調達力と財務健全性
- 業界トップクラスの製造委託網
- 効果的な広告宣伝と有名タレント起用によるブランド認知
- 高い品質管理と信頼性
- 子会社とのアライアンスの強さ
- 東証プライム市場上場による信頼性
脅威
- 国内アパレル市場の縮小傾向
- ファストファッションの台頭と競争激化
- 消費者ニーズの多様化による対応難度
- 海外ブランドとの競合拡大
- 新型コロナウイルスの影響による店舗売上減少
- 為替変動によるコスト増加リスク
- 原材料価格の上昇
- EC市場の拡大に伴う競争環境の変化
- 環境規制強化によるコスト負担増
- 人材確保の難しさ
- 店舗閉鎖やブランド整理による収益圧迫
- 消費税増税による消費減退リスク
イノベーション
2022: ナルミヤ・インターナショナルの連結子会社化
- 概要
- 子会社化により子供服市場に本格参入し事業拡大を推進。
- 影響
- 売上高増加と市場シェア拡大に貢献
2023: ライトオンの持分法適用会社化
- 概要
- ライトオンへの投資でカジュアルファッション領域を強化。
- 影響
- 事業多角化と新規顧客獲得に寄与
2021: デジタルトランスフォーメーション推進
- 概要
- オンライン販売と業務効率化を目指しIT基盤を刷新。
- 影響
- 売上向上と運営コスト削減に成功
2020: リユースブランド「ラグタグ」海外展開
- 概要
- タイに初の海外店舗を開設し新市場開拓を図る。
- 影響
- サステナブル事業の拡大に資する
2024: 法人向けOEM事業の強化
- 概要
- 中小企業向けのOEM製造ラインを拡充し多様なニーズに対応。
- 影響
- 法人顧客からの受注増加を実現
2023: プラットフォームサービス拡大
- 概要
- ITを活用したBtoB販売支援サービスを強化。
- 影響
- 業界内での競争優位性を高める
2022: 店舗閉鎖とブランド整理の実施
- 概要
- 不採算店舗の閉鎖とブランド縮小による経営効率化。
- 影響
- 収益体質の改善に寄与
2021: 新型コロナ対応の販売チャネル多様化
- 概要
- EC強化と非接触販売の推進で市場適応。
- 影響
- 売上減少の抑制に成功
サステナビリティ
- 店舗の省エネ・環境負荷低減策の推進
- サステナブル素材の採用拡大
- リユースブランドの展開強化
- 地元神戸市への継続的な地域貢献
- 環境・社会課題に配慮した経営方針の策定
- サプライチェーンの環境監査実施
- 女性活躍推進と多様性の尊重
- 廃棄衣料削減のための商品企画
- CSR活動の定期的な報告
- 持続可能な包装資材の採用
- 企業倫理とコンプライアンスの強化
- 地域スポーツ振興への寄付活動