西松建設

基本情報

証券コード
1820
業種
建設業
業種詳細
建設・土木
都道府県
東京都
設立年
1937年09月
上場年
1961年11月
公式サイト
https://www.nishimatsu.co.jp/
東証情報
東証情報
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンス
他の会社
安藤ハザマ, 大成建設, 大林組, 清水建設, 長谷工コーポレーション, 鹿島, 奥村組, 戸田建, 熊谷組, インフロニア・ホールディングス

概要

西松建設は1937年設立の準大手ゼネコンで、大型官庁土木工事と多様な建築事業に強みを持つ総合建設企業です。

現状

西松建設は2024年3月期に連結売上高約4,016億円、営業利益約188億円を計上し、安定した財務基盤を維持しています。大型ダムやトンネルの土木工事を得意とし、戸田建設と技術提携を行う一方、超高層ビルやマンションの建築事業、不動産開発に注力して多角化を図っています。国内外での受注拡大に加え、東南アジアでの工事実績も増加中です。近年は土木工事のシステム連携を3社共同で推進し、建設DXや環境配慮型コンクリートの開発にも積極的です。健康経営優良法人認定企業であり、安全・環境・労務面の取り組みにも注力。中長期では脱炭素社会実現やDX推進を戦略目標に掲げ、持続可能な成長を志向しています。社債発行や投資法人の運用開始など資金調達面も強化し、多方面での技術革新と地域貢献活動を展開中です。

豆知識

興味深い事実

  • 1874年創業で建設業界でも長い歴史を持つ企業
  • 大型ダム建設における戦前東洋一の実績
  • 日本初のロックフィルダム施工企業の一つ
  • ゼネコンで初めて電子マニフェスト実質100%達成
  • 超高層ビルの解体法で特許取得技術を持つ
  • 健康経営銘柄にゼネコン初選定の実績あり
  • 海外では東南アジアを中心に多様な施工実績
  • 虎ノ門ヒルズビジネスタワーが本社所在地
  • CO2削減に特化した環境配慮型コンクリート開発中
  • 建設RXコンソーシアムの主要メンバーとして活動
  • 西松ビーバーという公式マスコットキャラクター存在
  • 2024年に創業150周年を迎え新ロゴ・CM公開

隠れた関連

  • 戸田建設と業務提携し共同の土木工事プラットフォームを開発
  • 住友不動産から多くの大型ビル建築を引き受ける関係
  • アサヒ飲料と環境配慮型コンクリートの共同研究を推進中
  • 経済産業省の健康経営優良法人認定を複数回獲得し返納経験も有する
  • 建設RXコンソーシアムを通じ建設ロボット・IoT技術連携を深化
  • 過去の不祥事を経て経営体制刷新し企業価値向上に努めている
  • ゼネコンとして初の商業施設開発・運営事業を開始
  • バイオマス発電や地熱発電事業にも積極参入して多角化

将来展望

成長ドライバー

  • 土木工事プラットフォーム等DX推進による効率性向上
  • 超高層ビルや商業施設の建築需要増加
  • 海外東南アジアでの大型プロジェクト拡大
  • 脱炭素・環境配慮技術の開発と適用拡大
  • バイオマス発電・地熱発電など環境エネルギー事業
  • 地域密着型再開発・不動産事業の成長
  • 健康経営・安全管理による人材確保強化
  • 官民連携による共同研究開発の深化
  • 社債・投資法人による多様な資金調達
  • 建設ロボットなど最新技術導入推進
  • DX認定企業としての信頼拡大
  • サステナビリティ・リンク・ボンド活用

戦略目標

  • 土木工事プラットフォームの業界標準化達成
  • CO2排出量50%削減達成
  • 建設DX関連事業での売上拡大
  • 海外事業比率30%以上への増加
  • バイオマス・地熱発電設備の拡大
  • 地域密着再開発事業の積極推進
  • 健康経営優良法人の継続認定
  • 新技術開発投資の年率10%以上増加
  • 持続可能な資材・工法の全面導入
  • ブランド価値向上と社会的信頼の強化

事業セグメント

大型公共工事

概要
多種多様な大型公共インフラの設計・施工を請負い高い技術力で安全性と効率性を提供。
競争力
長年の官庁案件実績と確かな施工技術に基づく信頼性
顧客
  • 国土交通省
  • 各地方自治体
  • 高速道路会社
  • 空港運営法人
  • 鉄道事業者
  • 港湾管理者
  • エネルギー事業者
  • 上下水道管理部門
  • 防災関連機関
  • 環境省関連
製品
  • ダム建設工事
  • トンネル掘削
  • 橋梁施工
  • 海岸護岸工事
  • 空港関連土木工事
  • 高速道路建設
  • 下水道施設施工
  • 災害復旧工事
  • 発電所建設
  • 再生可能エネルギー基盤

建築工事・不動産開発

概要
多様な建築物の企画・設計・施工と不動産開発及び管理サービスを提供。
競争力
戸田建設との提携により高度技術と幅広い事業展開を支援
顧客
  • 民間不動産会社
  • デベロッパー
  • 商業施設運営会社
  • ホテル事業者
  • 学校法人
  • 病院経営者
  • 都市再開発組合
  • 企業本社
  • 住宅メーカー
  • オフィスビル管理会社
製品
  • 高層ビル建設
  • 商業施設施工
  • 住宅・マンション建設
  • 医療・福祉施設施工
  • 学校・教育施設
  • ホテル建設
  • 再開発事業企画・施工
  • 不動産賃貸管理
  • 土地開発
  • 施設リノベーション

技術開発・建設DX

概要
最新技術による建設現場のデジタル化と環境負荷低減技術の開発を推進。
競争力
複数社と連携した共同研究で多岐にわたる革新的技術を創出
顧客
  • 建設業界各社
  • IT企業
  • 研究開発機関
  • 官公庁
  • 海外建設パートナー
  • 産学連携プロジェクト
  • バイオマス関連事業者
  • 環境省関連
  • 地域自治体
  • 建設RXコンソーシアム参加者
製品
  • 建設管理システム
  • 土木工事プラットフォーム
  • 環境配慮型コンクリート
  • ロボット施工技術
  • IoT施工管理
  • バイオマス発電施設建設
  • データ連携ツール
  • DX認証事業支援
  • 持続可能建設技術
  • 廃食物由来資源化技術

競争優位性

強み

  • 大型官庁土木工事の豊富な実績
  • 堅実で健全な財務基盤
  • 戸田建設との戦略的業務提携
  • 多様な建築事業での強固な技術力
  • 海外特に東南アジアでの確立したプレゼンス
  • 環境技術・DX推進の先進性
  • 長期的な地域密着型事業展開
  • 充実の人材育成と健康経営
  • 豊富な再開発・不動産事業経験
  • 技術研究所による品質と革新確保
  • サステナビリティに積極的
  • 建設RXコンソーシアム参加による連携強化
  • 官民共同研究開発の実績
  • 多角化された事業ポートフォリオ
  • 自社施設による環境配慮

競争上の優位性

  • 準大手ゼネコンとしての高い信頼と実績
  • 伝統的な大型インフラ工事ノウハウに加え先端技術導入
  • 戸田建設との技術提携により広範囲な事業対応可能
  • 規模の大きな公共案件受注で強固な顧客基盤
  • 東南アジアなど海外での豊富な施工経験
  • 再開発や不動産運用分野の収益基盤を確立
  • 建設DX推進により生産性向上とコスト削減を両立
  • 持続可能な建設技術開発でESG対応を強化
  • 健康経営優良法人認定による社員満足度向上
  • 環境社会検定合格者多数の高度人材活用
  • 社債や投資法人を活用した多様な資金調達力
  • 多彩な公共・民間顧客層へのサービス展開
  • 安全・品質管理での高評価と表彰多数
  • 〇〇の土木システム連携プラットフォーム開発リーダー
  • ブランド認知度と地域社会との良好な関係

脅威

  • 公共事業予算の変動による受注影響
  • 建設業界での厳しい人材確保競争
  • 環境規制強化によるコスト増加リスク
  • 国内建設市場の縮小傾向
  • 海外事業における政治・為替リスク
  • 自然災害による工事遅延・損失リスク
  • 技術革新の遅れによる競争力低下懸念
  • 法令遵守違反による社会的信用低下
  • 競合他社との激しい価格競争
  • 労働災害発生による社会的イメージ悪化
  • 建築資材価格の高騰
  • デジタル技術活用遅延による改善機会喪失

イノベーション

2024: カーボンネガティブコンクリート開発

概要
アサヒ飲料と協業し環境負荷低減型コンクリートの研究開発を実施。
影響
CO2削減に貢献し建設現場の環境改善を推進。

2024: 火山ガラス微粉末活用コンクリート研究

概要
火山ガラス微粉末を使用した環境配慮型コンクリートの共同開発開始。
影響
高強度かつ環境負荷低減を実現する素材開発。

2024: 土木工事プラットフォーム構築

概要
戸田建設、奥村組と共にシステム連携・データプラットフォームを推進。
影響
工事効率化と品質向上を実現し業界標準化を目指す。

2023: バイオガス発電事業参入

概要
食品廃棄物利用のバイオガス発電事業に新規参入。
影響
再生可能エネルギー分野での事業拡大と脱炭素貢献。

2021: WELL認証最高位プラチナ取得

概要
本社オフィスで健康・快適な職場環境を実現しWELL認証を獲得。
影響
従業員の健康増進と企業ブランド向上に寄与。

2020: DBJ Green Building認証取得

概要
自社保有ビルにて環境性能と持続可能性の認証を取得。
影響
環境配慮型建築物の推進を示す代表的成果。

2024: サステナビリティ・リンク・ボンド発行

概要
脱炭素化やESG目標に連動した社債を発行し資金調達。
影響
持続可能な経営資源確保と投資家信頼強化。

2023: 建設施工ロボット・IoT技術連携

概要
建設RXコンソーシアムに参加し次世代施工技術を推進。
影響
効率性向上と安全性強化に貢献。

サステナビリティ

  • 脱炭素社会実現に向けた包括連携協定締結
  • 温室効果ガス削減目標に対するSBT認定取得
  • 建設現場の環境負荷低減技術の開発
  • 廃食用油由来バイオディーゼル燃料の実用化研究
  • 電子マニフェスト利用率実質100%達成
  • 健康経営優良法人認定取得と安全衛生管理強化
  • 木質バイオマス発電事業参入と運営
  • 建設RXコンソーシアムによる施工デジタル化
  • 地域社会と連携した環境教育・普及活動
  • サステナビリティ・リンク・ボンド発行