矢作建設工業

基本情報

証券コード
1870
業種
建設業
業種詳細
建設・土木
都道府県
愛知県
設立年
1949年05月
上場年
1982年05月
公式サイト
https://www.yahagi.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
安藤ハザマ, 大成建設, 大林組, 清水建設, 長谷工コーポレーション, 鹿島, 西松建設, 戸田建設, 熊谷組, 東洋建, インフロニア・ホールディングス, 極東開発, 三愛オブリ

概要

矢作建設工業は1949年創業の地域密着型ゼネコンで、東海地方を中心に建設・不動産事業を展開し、独自工法と鉄道関連工事に強みを持つ中堅建設会社です。

現状

矢作建設工業は連結売上高1,111億円(2023年3月期)を計上し、土木・建築工事を主軸に持続的成長を遂げています。特に耐震補強工法「ピタコラム」など独自技術が評価され、地域公共工事や物流施設建設で高い実績を誇ります。不動産事業では分譲マンション「バンベール」シリーズを展開し、東海地方の商業施設開発も進展中です。営業利益率は約5.5%と建設業界内で安定した収益性を示し、効率的な経営を実現しています。環境防災分野にも注力し、耐震補強市場の変化に柔軟に対応しつつ、中長期戦略として公共事業の強化と地方市場の拡大を図っています。近年は子会社の吸収合併や北和建設の子会社化で事業基盤を拡大し、地域からの信頼を強固にしています。財務面でも自己資本比率が高く安定しており、将来的にはさらなる技術革新と持続可能な建設事業への対応が期待されています。

豆知識

興味深い事実

  • 1949年創業の老舗ゼネコンで地域に根ざす
  • 独自の耐震補強工法ピタコラムは業界でも有名
  • 名鉄グループに所属し鉄道工事で独自地位を持つ
  • 子会社吸収合併による事業再編を積極的に進行
  • 東海・北陸地域の大型物流施設建設に強み
  • 建設と不動産の複合事業展開が特徴的
  • 社員数は連結で1,300名超の安定基盤
  • 公共事業と民間工事のバランスが良い

隠れた関連

  • 名古屋鉄道の主要株主としてグループシナジー活用
  • 防災分野の独自技術が地方自治体との連携を促進
  • 子会社の矢作地所を介し東海圏での不動産開発強化
  • 耐震補強工法が縮小する市場で建築工事へ事業シフト
  • 東急不動産ホールディングスとのM&Aで事業領域拡大
  • 地域密着型で公官庁案件の受注に強みを発揮
  • 主力技術が東海地方のみならず北陸にも浸透
  • 商業施設「リソラ大府」など地域社会の活性化に貢献

将来展望

成長ドライバー

  • 公共事業の防災・減災ニーズの高まり
  • 物流施設や商業施設の開発需要増加
  • 独自耐震補強工法の技術革新による差別化
  • 地域密着型戦略による顧客基盤の安定化
  • 不動産事業の拡大と多角化推進
  • 建設資材の調達効率化とコスト管理強化
  • 地域インフラ再開発プロジェクトの増加
  • 子会社のグループ事業展開によるシナジー
  • 公共・民間双方の受注基盤強化

戦略目標

  • 持続可能な耐震補強工法のさらなる普及
  • 東海・北陸圏における商業施設開発のリーダー化
  • 建築・土木の安定的受注拡大
  • 地域社会貢献と環境配慮の強化
  • グループ会社との連携強化による競争力向上

事業セグメント

土木工事

概要
公共事業を中心とした土木工事を提供し、防災・減災技術を活用。
競争力
独自の耐震補強技術と地域密着強化
顧客
  • 地方自治体
  • 公共団体
  • 物流企業
  • 鉄道会社
  • 民間開発事業者
製品
  • 耐震補強工法ピタコラム
  • 地山補強土工法パンウォール
  • 鉄道軌道・高架化工事
  • 物流施設大型建設
  • 公共インフラ工事

建築工事

概要
建築工事で地域の住宅、商業施設、物流施設を支援。
競争力
地域への深い理解と施工管理力
顧客
  • 商業施設開発企業
  • 物流会社
  • 公共団体
  • 分譲マンションデベロッパー
製品
  • マンション建設
  • 商業施設建築
  • 物流倉庫設計施工

不動産開発

概要
東海地方を中心に不動産開発と管理を行う。
競争力
地域強固なネットワークと事業展開
顧客
  • 企業オフィス事業者
  • 住民
  • 商業テナント
  • 物流事業者
製品
  • 分譲マンション開発
  • 商業施設運営
  • 工業団地開発

競争優位性

強み

  • 耐震補強など独自技術の保有
  • 東海地方に強い地域密着型事業展開
  • 多角的な事業ポートフォリオ
  • 安定した財務基盤と資本金規模
  • 長い歴史と実績に裏打ちされた信頼

競争上の優位性

  • 名鉄グループとの連携と鉄道関連工事強化
  • 公共・民間双方での施工実績の豊富さ
  • 耐震補強における独自工法の市場優位性
  • 地域ニーズに合わせた不動産開発力
  • 多様な事業所展開で顧客接点を確保

脅威

  • 耐震補強市場の縮小傾向
  • 建設資材価格の変動リスク
  • 大手ゼネコンとの競争激化
  • 公共事業の予算削減リスク
  • 地域経済の景気変動影響

イノベーション

2023: 北和建設の完全子会社化

概要
東急不動産グループから北和建設を取得し完全子会社化。事業基盤強化に寄与。
影響
事業エリア拡大と顧客基盤の多様化

2022: 耐震補強工法の改良開発

概要
従来のピタコラム・セスレットを改良し、施工効率向上とコスト削減を実現。
影響
耐震補強工事の利益率向上に貢献

2020: 大型物流施設「DPL名港弥富」建設

概要
東海・北陸地域最大級の物流施設の設計施工。地域物流効率化に寄与。
影響
商業案件での受注拡大

サステナビリティ

  • 耐震補強による安全性向上で地域社会貢献
  • 建設廃材のリサイクル率向上推進
  • エネルギー効率の高い建築設計の導入
  • 地域防災インフラ強化への積極的参加
  • 環境影響評価の厳格化と実施