サンリツ
基本情報
- 証券コード
- 9366
- 業種
- 倉庫・運輸関連業
- 業種詳細
- 倉庫・物流
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1948年03月
- 上場年
- 1987年09月
- 公式サイト
- https://www.srt.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- SBSホールディングス, 日エンター, エリアリンク, 鴻池運輸, 京極運, AZ-COM丸和ホールディングス, NIPPON EXPRESSホールディングス, 三菱倉庫, 三井倉庫ホールディングス, 住友倉庫, 渋沢倉庫, 日本トランスシティ, KYCOM
概要
サンリツは1948年創業の総合物流企業で、梱包をコア技術とし、包装設計と国際物流に強みを持つ業界の有力企業です。
現状
サンリツは2020年3月期に連結売上高約164億円を達成し、梱包、運輸、倉庫、保税・通関事業を展開しています。主力の梱包事業では特殊な包装設計で過酷な流通条件に対応し、高度な流通加工技術が顧客から高く評価されています。成田国際空港や横浜港周辺に保税・通関機能を備えた拠点を持ち、3PLや国際物流分野への注力を推進中です。ISO9001とISO14001認証も取得し、品質と環境マネジメントに対応しています。中長期的には国際物流の拡大とシステム化によるソリューション提供を強化し、AIやデジタル技術を活用した効率化に注力しています。競合他社との競争は激しいものの、自社の包装技術と総合物流力が差別化要因となっています。今後は環境配慮型物流とグローバル展開を推進していく計画です。
豆知識
興味深い事実
- 設立当初は梱包用手提げ袋の製造からスタート。
- 電子部品の微細梱包技術は業界内で高く評価されている。
- 成田空港近隣に複数の保税加工拠点を構える数少ない企業。
- 長年にわたりISO9001とISO14001を維持運用している。
- 地元港区の地域貢献活動に積極的に参加。
- 卓球部を運営しスポーツ振興にも注力している。
- 特殊梱包設計が工作機械メーカーから信頼を得ている。
- COVID-19禍においても国際物流を安定継続。
- 物流効率化のため独自のシステムを運用している。
- 冷凍・チルド貨物の特殊運送にも対応可能。
隠れた関連
- 成田空港周辺の国際物流ネットワーク構築で航空会社と緊密に連携。
- 保税加工で複数の製造業者と長期契約を結び安定的に供給支援。
- 卓球部の活動を通じて地域スポーツ振興と企業イメージ向上を図る。
- 電子部品業界の大手企業と共同で梱包技術の標準化を推進。
- 地域の港湾・空港自治体と連携し物流環境整備に参加。
- 三井住友銀行系の株主と資本関係を持ち財務基盤を強化。
- 国際物流で複数の海外パートナー企業と協業関係を維持。
- 地域再生プロジェクトの一環で港区内の伝統行事支援を実施。
将来展望
成長ドライバー
- 国際物流の需要増加と3PL市場の拡大
- 電子部品・医療機器の高精度物流ニーズ増大
- 環境配慮型梱包材とサステナブル物流の推進
- デジタル技術活用による物流効率化加速
- 国内製造業のグローバルサプライチェーン再構築
- 倉庫・保税機能強化による付加価値物流の拡大
- コロナ禍後の非接触・安全物流需要の高まり
- 顧客多様化に伴うカスタマイズ物流サービス拡充
- 物流DX推進による省力化とトレーサビリティ確保
- 都市型物流センターの需要増加
戦略目標
- 国際物流売上比率を50%以上に引き上げ
- エコ梱包材と省エネルギー運送の全社導入
- 5箇所以上の保税加工拠点の高度化
- 物流システムをDXにより全面刷新
- サプライチェーンの柔軟性・迅速性向上
- 従業員の専門能力・技能向上強化
- 地域貢献活動の持続的拡大
- CO2排出量を2010年比で40%削減
- 多様な顧客ニーズに応えるワンストップソリューション強化
- 安全社会構築のため輸送品質をトップレベルに維持
事業セグメント
梱包資材販売
- 概要
- 製造業向けに多様な梱包資材を安定供給し品質保持を支援。
- 競争力
- 特殊包装設計技術による顧客適合性
- 顧客
-
- 電子部品製造メーカー
- 医療機器メーカー
- 工作機械メーカー
- 商社
- 物流事業者
- 製品
-
- 各種梱包資材
- 緩衝材
- フィルム包装
- プラスチックケース
運輸事業
- 概要
- 多様な輸送ニーズに対応し安全・迅速な物流網を提供。
- 競争力
- 保税拠点との連携強化
- 顧客
-
- 製造業
- 小売業
- 物流会社
- 国際輸送業者
- 空港貨物代理店
- 製品
-
- トラック輸送サービス
- 国際海上・航空貨物輸送
- 3PL物流サービス
- 温度管理輸送
倉庫保管・流通加工
- 概要
- 保税・通関対応の倉庫で高付加価値物流を実現。
- 競争力
- 多機能拠点による統合物流支援
- 顧客
-
- 電子部品企業
- 医療機器メーカー
- 輸出入事業者
- 小売企業
- 製品
-
- 保税倉庫サービス
- 流通加工(検品・梱包)
- 在庫管理サービス
- 通関代行
国際物流サポート
- 概要
- 通関から保税、配送まで一括で支援する国際物流サービス。
- 競争力
- 空港周辺拠点による迅速対応
- 顧客
-
- 輸出入業者
- 貿易会社
- 国際配送業者
- 航空会社
- 製品
-
- 通関手続き代行
- 保税加工サービス
- 国際貨物取扱
- 物流コンサルティング
物流システム提供
- 概要
- 物流業務を最適化するITソリューションを提供。
- 競争力
- 現場経験に基づくシステム開発力
- 顧客
-
- 物流会社
- 製造業
- 卸売業
- EC事業者
- 製品
-
- 倉庫管理システム(WMS)
- 輸配送管理システム(TMS)
- トラッキングシステム
- ピッキング効率化システム
特殊物流サービス
- 概要
- 高付加価値分野に特化した専門物流サービスを提供。
- 競争力
- 精密梱包と環境対応力
- 顧客
-
- 精密機器メーカー
- 医療業界
- 電子部品製造業
- 工作機械製造業
- 製品
-
- 温度管理輸送
- クリーンルーム物流
- 特殊梱包設計
- 設置サポート
競争優位性
強み
- 高度な梱包設計技術
- 総合物流サービス提供力
- 保税・通関機能の強み
- 国際物流拠点の複数保有
- 顧客ニーズに対応した流通加工力
- ISO9001/14001認証取得
- 豊富な運輸ネットワーク
- 長い業歴と実績
- 搭載物流システムの開発力
- 多様な顧客層への対応
競争上の優位性
- 国際物流に特化した保税及び通関機能の活用
- 流通加工を含む一括ソリューション提供力
- 電子部品から大型機械まで対応可能な多様な包装技術
- 港湾・空港周辺に集約した物流拠点
- 3PLやシステム連携での効率化推進
- 環境マネジメント認証を活かした持続可能性対応
- 顧客の物流合理化に寄与する提案力
- 分野特化型の物流サービス提供で差別化
- 安心・安全を重視した物流品質管理
- 社内体制と財務の安定性
脅威
- 競合大手物流企業との価格競争激化
- 国内市場の物流需要停滞
- 国際物流環境の変動リスク
- 労働力不足によるサービス低下可能性
- 燃料価格の変動によるコスト増大
- 新技術導入遅れによる競争力低下
- 規制強化による運送制約
- 災害発生時の物流混乱
- グローバル供給チェーンの不安定化
- 物流システムへのサイバー攻撃リスク
イノベーション
2023: 梱包自動化技術の導入
- 概要
- 最新の自動梱包機器を物流センターに導入し省力化を推進。
- 影響
- 作業効率25%向上、コスト削減を実現
2024: 物流トレーサビリティシステム強化
- 概要
- IoTセンサーと連携したリアルタイム貨物追跡システムを稼働開始。
- 影響
- 配送遅延低減と顧客満足度向上
2022: 環境配慮型梱包材開発
- 概要
- 生分解性素材を使ったエコ包装材を新商品として展開。
- 影響
- 顧客の環境対応ニーズに貢献
2023: 保税加工拠点の機能強化
- 概要
- 成田と横浜拠点での加工設備をアップグレードし多機能化を実現。
- 影響
- 加工可能品目幅の拡大と対応スピード向上
2021: 倉庫管理システムの刷新
- 概要
- クラウド対応WMS導入により遠隔管理と業務効率化を実現。
- 影響
- 在庫精度向上と業務運用負荷軽減
2020: 3PLサービス拡充
- 概要
- 顧客別物流支援体制を強化し、現場管理のカスタマイズを実施。
- 影響
- 受注拡大とリピート率向上
サステナビリティ
- ISO14001認証維持による環境管理強化
- エコ梱包資材の積極推進
- 燃費効率の良い輸送車両導入
- 社内ペーパーレス化推進
- 地域清掃活動を定期的に実施
- 産業廃棄物リサイクル率向上
- 省エネ設備への更新促進
- 物流業務におけるCO2排出削減目標設定
- 顧客との環境配慮連携プロジェクト実施
- 従業員環境意識向上研修の定期実施