トランス・コスモス
基本情報
- 証券コード
- 9715
- 業種
- サービス業
- 業種詳細
- 企業向け専門サービス
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1985年06月
- 上場年
- 1989年10月
- 公式サイト
- https://www.trans-cosmos.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ランディクス, ロココ, ベル24HD, バーチャレクス・ホールディングス, ディーエムソリューションズ, インバウンドテック, ブリッジインターナショナル, ダイレクトマーケティングミックス, ソノコム, ビーウィズ, スマサポ, ディーエムエス
概要
トランス・コスモスは1985年創業のITおよびBPOを主力とする日本の大手サービス企業で、グローバルにコールセンターやデジタルマーケティング事業を展開しています。
現状
トランス・コスモスは2024年3月期に連結売上高約3,622億円、営業利益約115億円を計上し、国内外に豊富な拠点と約7万人の従業員を有しています。主力のBPO事業をはじめ、EC支援やデジタルマーケティング分野で高いシェアを持ち、競合他社と比較してコールセンター運営に強みがあります。経済産業省からDX注目企業2024にも選出され、AI活用のコールセンターシステム開発や多数の海外子会社設立によりグローバル展開を加速中です。持続可能性にも配慮し、地域社会貢献や人材育成に注力しています。2022年の東証プライム市場移行後は戦略的提携や新サービス展開による収益基盤の多角化を進め、2030年に向けた海外事業拡大とDX支援強化を掲げています。今後もAIやデータドリブン技術の導入を推進し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを支援することで持続的成長を目指します。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1966年の丸栄計算センターで、1985年に現社名に改称。
- 国内72カ所、海外109カ所の拠点を持つ大規模なサービスネットワーク。
- 東証プライム市場の他、JPX日経インデックス400の構成銘柄に選定。
- JリーグクラブFC琉球のスポンサーを2005年から継続中。
- AI導入による自律型コールセンターシステムを早期に展開。
- 東芝やオムロンなど複数の大手企業と資本・業務提携を展開。
- 豊島区のサンシャイン60に本社を置く有名企業。
- オフショアサービスをASEAN諸国で積極展開している。
- トランスコスモススタジアム長崎の命名権を取得。
- 代表取締役会長の奥田昌孝は創業者の子息で長期にわたり経営に貢献。
- 社外取締役に夏野剛など著名な人物が就任している。
- Jストリームを始め多くの子会社を持ち多角経営を行う。
- デジタルトランスフォーメーションの推進を企業ビジョンに掲げる。
- 日本マスタートラスト信託銀行と日本カストディ銀行が主要な株主。
- BPOセンターを東北や九州地方にも新設し地域経済に貢献。
隠れた関連
- トランスコスモスは国内の多くの大手通信事業者にコールセンターを提供し業界インフラの一翼を担う。
- Jリーグクラブやプロ野球球団へのスポンサー提供を通じてスポーツ文化振興に寄与。
- 子会社を通じて動画配信やIT技術開発分野にも広く関与。
- AIを活用したコンタクトセンターシステムは他社も注目する独自技術。
- 東芝ピーエムや東芝ヒューマンアセットサービスと協業し複合的業務支援を強化。
- フジテレビと共同制作した情報番組『近未来予報ツギクル』を放送。
- 有限責任事業組合amimoをプロダクション・アイジーと共同設立し業界横断的連携を行う。
- SNSマーケティングやECワンストップは複数の子会社間で連携して提供。
将来展望
成長ドライバー
- AI・自動化技術の進展によるサービス効率化。
- EC市場の拡大と越境ECの需要増加。
- デジタルトランスフォーメーション推進企業の増加。
- グローバルマーケットでのBPO需要の拡大。
- 働き方改革に伴うアウトソーシング需要の増加。
- 顧客データ分析・活用による新規サービス開発。
- 多言語対応や海外拠点を活かしたグローバル展開強化。
- 持続可能な経営への社会的関心の高まり。
- 5G・IoT技術による通信インフラ強化による新市場。
- 新業態・ビジネスパートナーとの戦略的連携推進。
戦略目標
- 海外売上比率を40%以上に引き上げる。
- AI・デジタルサービスの売上比率を50%以上に拡大。
- 全事業におけるサステナビリティ活動を展開強化。
- グループ全体で人材多様性・働きやすさを推進。
- 地域社会と連携した社会貢献活動の拡大。
- 新規事業売上高を全体の20%に達成。
- 高度な情報セキュリティ体制の確立。
- 業務プロセス自動化率を70%まで向上。
- グローバルネットワークの新興市場展開。
- カスタマーエクスペリエンス事業の革新リーダー化。
事業セグメント
コールセンター・カスタマーサポート
- 概要
- 高度なコールセンター運営とAI活用による顧客コミュニケーション支援。
- 競争力
- 国内外に豊富な拠点と熟練したスタッフを抱える運営力
- 顧客
-
- 通信企業
- 金融機関
- 小売業者
- 製造業者
- IT企業
- 物流企業
- 製品
-
- 受発信コールセンター
- アウトバウンドセールス
- カスタマーサポートソリューション
- AIチャットボット導入
- 自律型AIコールセンターシステム
BPOサービス(間接業務代行)
- 概要
- 人事・経理など間接業務の効率化を目的とした業務代行サービス。
- 競争力
- グローバル連携によるコスト最適化と品質管理体制
- 顧客
-
- 大手製造業
- 流通企業
- IT企業
- 金融機関
- 官公庁
- 製品
-
- 給与計算代行
- 経理処理サービス
- カスタマーサポート関連業務
- ITアウトソーシング
- オフショア開発
デジタルマーケティング支援
- 概要
- デジタルチャネルを活用した販売促進と顧客接点強化支援。
- 競争力
- 店舗運営とデジタルを融合した高度なマーケティングノウハウ
- 顧客
-
- 小売業
- 製造業
- サービス業
- ECサイト運営企業
- 広告代理店
- 製品
-
- インターネットプロモーション
- マーケティングオートメーション
- SNSマーケティング
- Shopify ECサイト制作
- データ分析サービス
グローバル事業展開支援
- 概要
- 海外拠点や現地市場に対応したビジネス支援・運営代行サービス。
- 競争力
- 中国、ASEAN、米国など幅広い海外拠点ネットワーク
- 顧客
-
- 多国籍企業
- EC事業者
- 通信事業者
- BPO活用企業
- 製品
-
- 多言語対応コールセンター
- 海外BPOサービス
- ローカライズ支援
- グローバルデジタルマーケティング
- 現地オペレーション管理
ITアウトソーシングサービス
- 概要
- ITシステムの構築から運用までを一括受託し効率化を実現。
- 競争力
- 豊富な開発実績と高度なセキュリティ対策能力
- 顧客
-
- 大企業IT部門
- システム開発会社
- 金融・保険会社
- 医療機関
- 製品
-
- システム開発・保守
- クラウド運用管理
- セキュリティソリューション
- インフラ構築
- 運用サポート
マーケティングリサーチ・アナリティクス
- 概要
- データ活用による市場理解と施策効果最大化を支援。
- 競争力
- AI活用による高度解析と多様なデータソース統合
- 顧客
-
- 製造業
- 流通業
- 広告代理店
- サービス業
- 製品
-
- 消費者調査
- 販売データ分析
- SNS分析
- 顧客動向予測
- データインテグレーション
物流・フルフィルメントサービス
- 概要
- ECに特化した物流サービスと効率的な配送管理を提供。
- 競争力
- EC特化のフルフィルメント体制と柔軟な対応力
- 顧客
-
- EC事業者
- 小売業
- メーカー
- 製品
-
- 倉庫管理
- 物流代行
- 返品物流(リバースロジ)
- 配送管理
- オムニチャネル物流
コーポレートBPOサービス
- 概要
- 企業のバックオフィス業務を効率化するアウトソーシング。
- 競争力
- 専門知識を持つスタッフによる高品質業務支援
- 顧客
-
- 大手企業の経理部門
- 人事部門
- 総務部門
- 製品
-
- 経理処理代行
- 給与計算サポート
- 人事管理システム運用
- 翻訳サービス
- 福利厚生施設運営
ソーシャルメディア・コミュニケーション
- 概要
- SNSを活用したブランド促進と顧客関係強化サービス。
- 競争力
- 豊富な実績とAI活用による効率的な情報管理
- 顧客
-
- 広告代理店
- ブランド企業
- 小売業
- サービス業
- 製品
-
- SNSマーケティング支援
- 顧客エンゲージメント管理
- コンテンツ制作
- 口コミ解析
- コミュニティ運営
Shopify ECサイト制作・運営支援
- 概要
- Shopifyを活用したECサイトの構築および運営代行サービス。
- 競争力
- EC専門家による速やかな立ち上げ支援と運用サポート
- 顧客
-
- 中小企業
- 新規EC事業者
- ブランド企業
- 製品
-
- Shopifyサイト構築
- デザインカスタマイズ
- 店舗運営支援
- 決済・物流連携
- 運用コンサルティング
エンジニアリング・ITインフラサービス
- 概要
- 企業向けのIT基盤構築と運用サービスを提供。
- 競争力
- 高度な技術力と全国展開のサービス提供体制
- 顧客
-
- 製造業
- 通信事業者
- 官公庁
- 金融業
- 製品
-
- ITインフラ設計・構築
- ネットワーク管理
- ビルディングインフラ管理
- システム監視
- クラウドサービス
アウトソーシングサービス(オフショア含む)
- 概要
- コスト効率と品質を両立したグローバルアウトソーシング。
- 競争力
- アジア・米国・欧州に広がるネットワーク
- 顧客
-
- 大手IT企業
- 製造業
- サービス業
- 製品
-
- オフショア開発
- 業務プロセスアウトソーシング
- 現地法人マネジメント
- 多言語カスタマーサポート
- QA・テストセンター運営
競争優位性
強み
- 国内最大級のコールセンター運営力
- 幅広いサービスラインナップ
- グローバルな多拠点展開
- 豊富な実績に基づく高度なノウハウ
- AI・デジタル技術の積極活用
- 安定した財務基盤
- 多様な顧客層との長期関係
- 多言語対応力
- 強力なブランドイメージ
- 豊富な人材リソース
競争上の優位性
- AIによる自律型コールセンターシステムの導入促進
- ECワンストップサービスの包括的提供
- グローバル子会社ネットワークを活かした海外展開支援
- 多様なBPOサービスによる業務効率化支援力
- 高い顧客満足度と信頼性
- デジタルマーケティングとコールセンターを融合したサービス
- ITアウトソーシングと運用の統合的サービス
- 柔軟なカスタマイズ・ソリューション提供
- スポーツ・文化関連のスポンサー活動による社会的認知
- 長年の業界経験によるリスク管理能力
脅威
- 競合他社のAI・DX技術導入による競争激化
- グローバル経済の不確実性による海外事業リスク
- 労働市場の人材確保競争の激化
- 顧客企業の内製化・自動化による需要減少
- 個人情報保護規制の強化とコンプライアンス遵守コスト増大
- テクノロジーの急速な変化への適応遅延リスク
- 自然災害やパンデミック等の外部ショック
- 為替変動による収益変動
- 顧客ニーズの多様化によるサービス対応負荷増加
- 海外市場における現地競合との価格競争激化
イノベーション
2024: 自律型AIコールセンターシステム展開
- 概要
- トランスコスモスとモビルスが共同開発したAI活用の次世代コールセンターシステムを導入し、業務効率化を進展。
- 影響
- オペレーション効率20%以上向上、応答品質改善
2023: NTTコムとのAI業務簡略化連携
- 概要
- NTTコミュニケーションズと連携し、間接業務のAI処理簡略化ソリューションを共同開発・提供。
- 影響
- 顧客企業の間接コスト削減に寄与
2022: グローバル拠点の拡充とデジタル領域強化
- 概要
- 中国、インド、東南アジアを中心に海外拠点を新設し、デジタルマーケティング分野のサービス拡充。
- 影響
- 海外売上高が前年比15%増加
2021: オムロンとの国内間接業務新会社設立
- 概要
- オムロンと共同で国内の間接業務支援に特化した新会社を設立、業務効率化サービスを提供開始。
- 影響
- 新たな法人顧客層の開拓に成功
2020: BPOセンター福岡呉服町開設
- 概要
- 福岡に新たなBPOセンターを開設し、地方拠点の拡充とサービス供給力を強化。
- 影響
- 地方顧客対応能力向上、サービス範囲増大
サステナビリティ
- 全社的な労働環境の改善と働き方改革推進
- 国内外での地域社会支援活動への積極的参加
- 省エネルギー対策とオフィスでの再生可能エネルギー活用促進
- 多様性の尊重と女性活躍支援プログラム実施
- 顧客データ保護と情報セキュリティ強化の高度化