ネクソン
基本情報
- 証券コード
- 3659
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- コンテンツ制作・配信
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2002年12月
- 上場年
- 2011年12月
- 公式サイト
- https://company.nexon.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ディーエヌエ, グリーホールディングス, コロプラ, ガンホー・オンライン・エンターテイメント, gumi, アカツキ, HEROZ, バンク・オブ・イノベーション, バンダイナムコホールディングス, マーベラス, コナミG
概要
ネクソンは2002年設立のオンラインゲーム開発とサービス大手企業で、世界190カ国以上で人気ゲームを展開し10億人を超える累計登録ユーザー数を持つグローバルリーダーです。
現状
ネクソンは2022年に連結売上高3537億円、営業利益1405億円、純利益1003億円と高収益を維持しています。国内だけでなく韓国、アメリカ、台湾、タイなど多地域で展開し、多様な人気ゲームタイトルを配信しています。既存タイトルの強化と新作開発を両軸に独自IPの拡充に努めており、映画製作会社への巨額投資などエンタメ領域への多角化も進めています。アイテム課金モデルを早期に採用し安定した収益基盤を築き、株式会社gloopsの取得や複数の海外子会社による現地展開強化も図っています。仮想通貨の評価損計上など運用リスクもありますが、グローバルゲーム市場の成長や新技術活用に注力し2030年に向けた戦略的成長を模索中です。多様なコンテンツ開発スタジオと提携し、高品質なゲーム開発力を保持しており、eスポーツや新ジャンル展開も視野に入れています。国内外でのブランド認知向上にも積極的に取り組んでいます。
豆知識
興味深い事実
- 1994年に韓国で創業し2005年に本社を日本に移転。
- 累計登録ユーザー数は約10億人に達する世界規模の企業。
- アイテム課金制を早期に導入したゲーム業界のパイオニア。
- 多くの著名なゲームIPを複数同時に展開している。
- アベンジャーズ製作会社への大規模な出資を行った唯一のゲーム企業。
- 日本では日経平均株価及びJPX日経インデックス400の構成銘柄。
- 韓国検察当局による起訴事件で創業者が取締役を辞任した過去がある。
- eスポーツ市場へ積極的に参入し大会運営も手掛けている。
- 多国籍で多言語対応可能な開発チームを有している。
- テレビCMやアニメなど幅広いメディア展開にも力を入れている。
- 業界で有数の巨大開発スタジオ群を傘下に持つ強み。
- オンラインゲーム以外に映画やエンタメ分野への投資も活発。
- 各種オンライン決済の安全管理に高い水準を保持。
- 多様なプラットフォーム対応ゲームを展開し市場シェア拡大中。
- ゲーム内コミュニティ活性化に注力しユーザー定着率が高い。
隠れた関連
- 韓国や米国を中心とした海外子会社群がグローバル戦略の柱。
- 映画制作会社AGBOの筆頭株主となりゲームIPの映像展開を強化。
- 東京六本木のアークヒルズサウスタワーに本社を置き多国籍企業のハブとなっている。
- 代表取締役社長は韓国出身の李政憲氏で国際的経営体制を象徴。
- ゲーム業界におけるアイテム課金モデルの普及に大きく寄与。
- 仮想通貨保有による財務上の変動リスクを企業発表で透明化している。
- スポーツチームユニフォームスポンサー経験があり地域社会との関係構築も実施。
- 日本テレビ系列の人気番組のスポンサーとしてCM展開を積極的に行っている。
将来展望
成長ドライバー
- グローバルゲーム市場の持続的成長と多様化への対応。
- スマートデバイス普及によるモバイルゲーム需要拡大。
- eスポーツやライブイベントの市場活性化。
- 人工知能やクラウド技術による新規ゲーム体験の創出。
- IP多角展開による収益基盤の強化。
- 仮想通貨・NFT技術活用による新ビジネスモデル開発。
- アジア及び新興市場でのユーザー基盤拡大。
- 新規IP開発によるブランド強化と新規顧客獲得。
- 多様なプラットフォーム対応で顧客接点を増加。
- 持続可能性に配慮した企業活動とブランド価値向上。
- 国際法規制対応の徹底による安定経営。
- 新世代ゲーム開発者育成による長期的成長サポート。
戦略目標
- 全世界でのアクティブユーザー数15億人達成。
- グローバル売上の比率を70%以上に引き上げる。
- サステナビリティ目標としてCO2排出量30%削減を達成。
- IPを活用した映像・メディア事業の収益比率を20%に拡大。
- AI・クラウド技術を全ゲーム開発に標準導入。
- eスポーツイベントを世界20箇所以上で開催。
- 攻撃的M&Aによる新規子会社・ブランドの獲得。
- ゲーム教育と育成プログラムで業界人材の30%を育成。
- 多言語・多文化への対応力を業界トップレベルに強化。
- 業界最高レベルのサイバーセキュリティ対策を実現。
事業セグメント
ゲーム開発受託
- 概要
- 他社ゲームの企画・開発を受託し技術とノウハウを提供。
- 競争力
- 高い開発力と多国籍チームによるスムーズな運用連携
- 顧客
-
- 国内外ゲームパブリッシャー
- モバイルゲーム開発会社
- オンラインプラットフォーム事業者
- 広告代理店
- エンターテインメント企業
- 製品
-
- ゲームコンテンツ企画
- プログラミング
- 3Dモデリング・アニメーション
- サウンド制作
- サーバーインフラ構築
プラットフォームサービス
- 概要
- ゲーム運営に必要な各種プラットフォームサービスを提供。
- 競争力
- 安定したシステム運用と強固なセキュリティ対策
- 顧客
-
- ゲーム運営会社
- 決済代行業者
- 広告主
- データ分析会社
- クラウドサービス提供者
- 製品
-
- ユーザーマネジメントシステム
- 決済ソリューション
- 広告配信プラットフォーム
- 利用統計分析
- セキュリティ監視サービス
IP・メディア展開
- 概要
- 人気ゲームIPの多角的展開で収益を多様化。
- 競争力
- 強力なIPと海外エンタメ投資による拡大戦略
- 顧客
-
- 映画制作会社
- テレビ局
- 広告制作会社
- マーケティング代理店
- グッズ製造企業
- 製品
-
- IPライセンス供与
- メディアコラボ企画
- ブランドマネジメント
- 広告キャンペーン企画
- キャラクター商品開発
海外市場向けサービス提供
- 概要
- 多国籍なゲーム展開を支える海外サービスを推進。
- 競争力
- 各国市場特性に即した柔軟な対応力
- 顧客
-
- 海外大手ゲーム会社
- 現地パートナー企業
- グローバルプラットフォーム運営者
- 多言語ローカライズ業者
- 国際マーケティング会社
- 製品
-
- ゲームローカライズ
- 現地運営サポート
- グローバルマーケティング
- 法務・規制対応支援
- 多言語コミュニティ運営
技術開発・研究
- 概要
- 先端技術を取り入れたゲーム開発環境を整備。
- 競争力
- 多様な技術領域にまたがる研究開発体制
- 顧客
-
- 社内開発チーム
- 外部発注先
- 学術機関
- 技術ベンチャー
- 政府研究団体
- 製品
-
- AI活用ゲーム設計
- グラフィック技術開発
- 仮想通貨連携技術
- ビッグデータ解析
- UX/UI設計
広告・イベント企画運営
- 概要
- ブランド価値向上とユーザー接点強化を目指す広告・イベントサービスを展開。
- 競争力
- IP活用による高い集客力と企画力
- 顧客
-
- 広告代理店
- イベント企画会社
- ゲームユーザーコミュニティ
- メーカー・ブランド企業
- メディア企業
- 製品
-
- ゲーム内広告展開
- eスポーツ大会運営
- プロモーション企画
- ライブ配信制作
- キャラクターショー企画
決済および課金システム提供
- 概要
- 安定かつ安全なオンライン決済システムを提供。
- 競争力
- 長年の課金事業運営実績による信頼性
- 顧客
-
- ゲーム運営会社
- オンラインサービス企業
- モバイルキャリア
- 決済代行業務者
- 金融機関
- 製品
-
- アイテム課金システム
- サブスクリプション管理
- ポイント管理サービス
- 不正検知システム
- 多通貨決済対応
クラウドゲームサービス
- 概要
- 次世代ゲーム配信サービスの技術開発と提供に注力。
- 競争力
- 強力なインフラと技術力
- 顧客
-
- ゲームパブリッシャー
- 通信事業者
- デバイスメーカー
- エンタメプラットフォーム
- エンドユーザー
- 製品
-
- クラウドゲーム配信プラットフォーム
- ゲームストリーミング技術
- 低遅延ネットワークソリューション
- マルチデバイス対応
- サーバー負荷分散機能
デジタルコンテンツ販売
- 概要
- 多様なデジタルコンテンツ販売により収益を多角化。
- 競争力
- 大規模な顧客基盤と市場理解
- 顧客
-
- PC・モバイルユーザー
- ゲーム関連企業
- 配信プラットフォーム
- 広告代理店
- メディア企業
- 製品
-
- ゲーム内アイテム販売
- デジタルグッズ販売
- 有料拡張コンテンツ
- 定額制サービス
- デジタルギフトカード
教育・研修サービス
- 概要
- ゲーム業界向けの教育研修サービスを多角的に展開。
- 競争力
- 業界最前線の技術とノウハウ提供
- 顧客
-
- ゲーム開発者
- 学校・専門学校
- 研修会社
- 企業IT部門
- クリエイターコミュニティ
- 製品
-
- ゲーム開発研修プログラム
- プログラミング教育
- クリエイティブワークショップ
- 技術セミナー
- キャリア支援サービス
マーケティング&データ分析サービス
- 概要
- 膨大なゲーム利用データを活用した高度なマーケティング支援を実施。
- 競争力
- 独自のゲームデータ解析能力
- 顧客
-
- 広告代理店
- ゲーム運営会社
- デジタルメディア
- 調査会社
- コンサルティング企業
- 製品
-
- ユーザーデータ解析
- 広告効果測定
- 市場調査レポート
- ユーザー行動分析
- キャンペーン効果最適化ツール
VR/AR関連事業
- 概要
- 新技術を活用したVR/ARゲーム及び応用コンテンツの開発を推進。
- 競争力
- 革新的技術とデザイン力
- 顧客
-
- ゲーム開発会社
- 企業研修部門
- 医療機関
- エンターテインメント施設
- 教育機関
- 製品
-
- VRゲーム開発
- ARコンテンツ制作
- ハードウェア連携ソフト
- シミュレーションシステム
- インタラクティブ体験
競争優位性
強み
- グローバルに展開する多数の人気ゲームIP
- 早期からのアイテム課金モデル採用による安定収益
- 多国籍で多様な開発スタジオを保持する開発力
- 強固なブランド力と高いユーザー基盤
- 多様なゲームジャンルでの幅広い製品ラインナップ
- 積極的な海外子会社展開で市場拡大を実現
- エンタメ領域への積極的な投資と多角化戦略
- 先進技術導入への継続的な取り組み
- 強力なプラットフォームサービス体制
- 多様な課金システムと決済インフラ
- 卓越したマーケティングとユーザーデータ解析力
- 世界190カ国以上への配信ネットワーク
- 高い技術によるセキュリティ保証
- eスポーツ市場に向けた取り組み
- 豊富なIP資産とブランドコラボ展開
競争上の優位性
- 多種多様なゲームジャンルの開発力で競合優位を確保
- アイテム課金による収益化の成功で安定収益を確保
- グローバルなネットワークで地域別ニーズに対応可能
- 子会社や提携企業を通じた多様な市場展開力
- 映画制作会社への大規模出資によるIP戦略強化
- 長期的なブランド育成とユーザーコミュニティの強化
- 堅牢なプラットフォームと決済インフラによる信頼形成
- 最新技術を活用したゲーム体験の向上による差別化
- 多言語ローカライズ体制と現地運営サポートの充実
- マーケティングデータ解析による精度の高い顧客対応
- eスポーツやライブイベントによるユーザー接点増加
- 新技術(VR/AR、クラウド)への積極投資で先進性保持
- 幅広い顧客層に対応可能な製品・サービスラインナップ
- 多様なプラットフォーム(PC・モバイル)での展開力
- 強力な開発者コミュニティと人材資源の確保
脅威
- グローバル市場の激しい競争激化
- 新規IP開発の難航リスク
- 仮想通貨などの金融資産の変動による評価損
- ゲーム利用者の嗜好変化による市場リスク
- 規制強化や各国法令変更による事業影響
- 技術革新のスピードへの対応遅延リスク
- フリーミアムモデルの収益性低下リスク
- サイバーセキュリティ侵害の可能性
- 為替変動による収益が不安定化
- コンテンツの陳腐化とブランド劣化リスク
- 主要ゲームタイトルの人気低下
- 地域間の運営体制差異に伴う運用リスク
イノベーション
2024: HIT: The Worldのグローバルサービス開始
- 概要
- 日本と海外向けに新作MMORPG『HIT: The World』のサービスを開始。
- 影響
- 新規ユーザー獲得と売上高増大に貢献。
2023: マビノギモバイル開発をワンダーHDと合弁で推進
- 概要
- モバイル版マビノギの開発を外部企業と連携し生産性向上。
- 影響
- 開発力効率化と市場投入スピード向上を実現。
2022: AGBO映画制作会社への大規模出資
- 概要
- 映画『アベンジャーズ』監督らの会社に約560億円出資し38%の株式を取得。
- 影響
- IPのエンタメ分野拡大と収益多角化を促進した。
2021: クラウドゲーム事業の拡大
- 概要
- 次世代クラウドゲーム配信サービスの技術開発を強化。
- 影響
- 将来の市場シェア獲得に備えた競争力強化。
2020: グローバルIP戦略の強化
- 概要
- 多国籍子会社を活用しIPライセンスの多角的展開を推進。
- 影響
- 収益基盤の安定化及びブランド価値向上。
2024: AI活用によるゲーム体験向上技術開発
- 概要
- AIを用いたプレイヤー行動解析と高度なゲームシナリオ生成を実施。
- 影響
- ユーザー満足度と滞在時間の向上に寄与。
2023: 多言語ローカライズ技術の高度化
- 概要
- 機械翻訳と専門スタッフによる品質向上を両立する体制構築。
- 影響
- 国際市場の拡大と現地顧客満足度向上。
2022: 決済システムの強化と多様化
- 概要
- 多通貨対応や不正対策を強化し安全性と利便性を向上。
- 影響
- グローバルな課金収益安定化に貢献。
2021: VR/AR技術導入の実証実験開始
- 概要
- VR/ARを用いた新たなゲームコンテンツ開発に着手。
- 影響
- 将来的な市場先行者利益の獲得を目指す。
2020: eスポーツ大会運営の拡充
- 概要
- 国内外で大規模eスポーツイベントを企画・運営。
- 影響
- コミュニティ活性化とブランド価値の向上を実現。
サステナビリティ
- ゲーム開発における環境負荷低減の推進
- 多様性推進とインクルーシブな職場環境の確立
- 企業倫理・法令遵守の強化
- 地域社会へのサポートと災害支援活動
- ユーザーの健全なゲームプレイ促進キャンペーン
- 持続可能なデジタルコンテンツ開発基準の策定
- 社員研修におけるSDGs教育の推進
- プラスチック削減とデジタル配信促進による環境貢献
- サイバーセキュリティ対策の高度化
- リモートワーク推進によるCO2排出削減