九州フィナンシャルグループ
基本情報
- 証券コード
- 7180
- 業種
- 銀行業
- 業種詳細
- 銀行
- 都道府県
- 熊本県
- 設立年
- 2015年10月
- 上場年
- 2015年10月
- 公式サイト
- https://www.kyushu-fg.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- いよぎんホールディングス, しずおかフィナンシャルグループ, 京都フィナンシャルグループ, めぶきフィナンシャルグループ, コンコルディア・フィナンシャルグループ, 西日本FH, ひろぎんホールディングス, 千葉銀行, 群馬銀行, ふくおかFG, 八十二銀行, 山口FG
概要
九州フィナンシャルグループは2015年設立の地方銀行大手の金融持株会社で、肥後銀行・鹿児島銀行の統合により九州地域の銀行業界で有力な地位を築いています。
現状
九州フィナンシャルグループは2015年の肥後銀行と鹿児島銀行の経営統合により設立され、九州地方での銀行業における資産規模で第4位の地位を確立しています。2023年3月末現在、連結総資産は8兆9,399億円に達し、連結従業員数は4,575人です。グループの子会社には九州FG証券や複数のリース・カード会社が含まれ、多角的な金融サービスを展開しています。2019年には熊本市に新本社ビルを完成させ、営業基盤の強化とサービスの向上を図っています。デジタル化にも積極的で、スマートフォンアプリ「Hugmeg」の導入や電子商取引モール「よかもーる」の開設を通じて地域経済の活性化に貢献しています。近年は地元農産品の販売支援や環境貢献を掲げる法人向け金融サービスの強化にも注力しており、コロナ禍における被災支援や災害対応にも迅速に対応しています。今後は地域密着型の経営戦略とデジタル技術を活用した利便性向上を両立させ、中長期的な成長と地域社会の発展を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 地方銀行同士として初の経営統合による持株会社設立。
- 本店所在地は鹿児島市だが本社機能は熊本市に置く異例の体制。
- トヨタ自動車の前社長が社外取締役に就任した経歴あり。
- 新本社ビルKFGビルは熊本市のJR熊本駅近くに立地している。
- 子会社九州FG証券は2018年に営業開始した若い証券会社。
- 地域農産品を販売するカフェを福岡ビル1階に設置している。
- スマホアプリ『Hugmeg』で個人顧客向けサービス強化を推進。
- 南九州に特化したECモール『よかもーる』を2023年に開設。
- 上村基宏元社長は鹿児島銀行頭取出身で統合前から存在感。
- 地域密着型の金融持株会社として熊本・鹿児島で強固な顧客基盤。
- 資本金は約360億円(2016年3月末時点)で安定的財務基盤を有す。
- グループ全体の純利益は連結で約1,084億円(2016年度)。
- IT会社と連携し金融システム販売で新ビジネス領域に挑戦。
- 肥後銀行と鹿児島銀行のシェアトップ地方銀行で構成されている。
- 地域経済研究所を持ち地域経済の動向分析に強みを持つ。
隠れた関連
- トヨタ自動車前社長の社外取締役就任により自動車業界との太いパイプがある。
- 地元農業法人と連携し農産品の地産地消促進に独自に取り組んでいる。
- 福岡ビルのカフェでは取引先企業の商品を販売し地域経済活性化に貢献。
- 九州みらいCreationを通じて地域の中小企業支援に注力している。
- 肥後銀行と鹿児島銀行の経営統合により両県の金融連携を促進。
- 証券会社運営とデジタル化推進で資本市場との接続強化を図る。
- 地元大学や行政との共同プロジェクトに取り組み地方創生を支援。
- グループ会社間のリース・カード事業が業務効率化に寄与している。
将来展望
成長ドライバー
- 地域密着による強固な顧客基盤の拡大
- デジタルサービス強化による利便性向上
- 地域経済復興・活性化への金融支援強化
- 法人金融サービスの多様化と高度化
- 環境・社会課題に配慮した金融商品の開発
- ECモール等新規事業で地域経済との連携強化
- グループ間連携による経営効率向上
- ITシステム投資による競争力強化
- 中長期的な人的資源育成と採用活動の充実
- 地域農業・中小企業支援拡大による事業拡大
- 財務健全性維持と資本効率向上
- 地域社会との信頼関係深化によるブランド強化
戦略目標
- 地域金融サービスのDX推進完遂
- グループ全体の収益の二桁成長達成
- 地域経済活性化に資する新規事業の創出
- サステナビリティに配慮した商品の全体比率50%超
- 地域密着型ファイナンスで顧客満足度トップ獲得
- 従業員の多様性と働きがいの向上
- 災害リスク管理体制のさらなる強化
- 地域と連携した社会貢献活動の拡充
- 新本社ビルを拠点としたデジタル人材育成の推進
- 地銀初の地域カーボンニュートラル実現支援
事業セグメント
法人融資
- 概要
- 地域経済の中核を支える法人向けの多様な融資商品を提供します。
- 競争力
- 地域経済に根差したきめ細かい審査とサービス
- 顧客
-
- 中小企業
- 大企業
- 地方自治体
- 医療機関
- 学校法人
- 農業法人
- 製品
-
- 運転資金貸付
- 設備投資ローン
- 政策金融対応融資
- 不動産担保融資
資金運用・管理サービス
- 概要
- 効率的な資金管理を目的とした運用支援サービスを展開しています。
- 競争力
- 傘下銀行の統合による資金管理の効率化
- 顧客
-
- 地方公共団体
- 金融機関
- 大手企業
- 製品
-
- 資金一元管理
- 資金調達支援
- 資産管理
証券サービス
- 概要
- 九州FG証券を通じた幅広い証券商品を法人や個人に提供。
- 競争力
- 地域密着型の金融商品提案
- 顧客
-
- 投資家
- 企業年金基金
- 個人投資家
- 製品
-
- 株式仲介
- 投資信託
- 債券販売
リース・サポート事業
- 概要
- 企業の設備投資を支援する多様なリース商品を展開しています。
- 競争力
- グループ内のリース事業との緊密な連携
- 顧客
-
- 製造業
- 建設業
- 医療機関
- 事務所
- 製品
-
- 設備リース
- 車両リース
- IT機器リース
カード・信販サービス
- 概要
- 顧客ニーズに合わせたカードおよび信販サービスを提供しています。
- 競争力
- 地域に密着した利用促進とサービス展開
- 顧客
-
- 個人顧客
- 法人顧客
- 提携店
- 製品
-
- クレジットカード発行
- キャッシュレス決済
- ローンサービス
ITソリューション
- 概要
- グループ内外への金融ITシステム構築や販売を展開しています。
- 競争力
- 銀行との共同出資による高品質システム開発
- 顧客
-
- グループ銀行
- 外部企業
- 金融機関
- 製品
-
- 金融システム開発
- ソフトウェア販売
- システム保守
農業関連ファイナンス
- 概要
- 地域の農業活性化を支援する資金供給とサービスを提供します。
- 競争力
- 地元農業法人と連携した独自のサービス提供
- 顧客
-
- 農業法人
- 個人農家
- 販売事業者
- 製品
-
- 農産物金融
- 農機具融資
- 営業支援
地域経済調査・コンサルティング
- 概要
- 地域経済の発展を支援する調査およびコンサルティング業務を行う。
- 競争力
- 九州地域に特化した分析力と提案力
- 顧客
-
- 地方自治体
- 企業
- 金融機関
- 製品
-
- 経済調査レポート
- 経営コンサルティング
- リスク分析
資産管理サービス
- 概要
- 多様な資産管理サービスを通じて顧客資産の保全と成長を支援します。
- 競争力
- 信託銀行との連携によるワンストップサービス
- 顧客
-
- 個人富裕層
- 企業
- 行政機関
- 製品
-
- 信託受託業務
- 遺産管理
- 法人資産管理
融資保証・信用リスク管理
- 概要
- 企業の資金調達支援と金融機関の信用リスク軽減を図るサービス。
- 競争力
- 地域密着型の信用保証制度活用
- 顧客
-
- 中小企業
- 金融機関
- 製品
-
- 信用保証
- 貸倒リスク管理
- 保証業務
教育関連金融サービス
- 概要
- 学生や学校法人に特化した金融商品の企画・販売を行っています。
- 競争力
- 地域の教育機関との密な連携
- 顧客
-
- 学校法人
- 学生
- 保護者
- 製品
-
- 教育ローン
- 学費支払いサービス
- 奨学金管理
海外進出サポート
- 概要
- 九州地域企業の海外展開を金融面から支援しています。
- 競争力
- 地元企業への充実した国際金融サービス
- 顧客
-
- 地元企業
- 中小企業
- 製品
-
- 為替取引
- 海外送金
- 国際信用保証
競争優位性
強み
- 九州地域に特化した深い市場知識
- 肥後銀行と鹿児島銀行の経営統合によるシナジー
- 地域密着型の顧客基盤
- 多様な金融商品とサービスのグループ展開
- 新本社ビルなどインフラ面の充実
- デジタル化推進による利便性向上
- 地域経済活性化への強いコミットメント
- グループ内の連携体制の強化
- 堅実な財務基盤
- 幅広いネットワークと提携関係
- 専門的な法人営業支援
- 迅速な被災地対応能力
- 独自のECモール運営
- 地方銀行としてトップシェア
- 多様な販売チャネルの活用
競争上の優位性
- 地方銀行同士の初の大規模経営統合による規模の経済
- 幅広い金融サービスをワンストップで提供可能
- 地域に根差した信用力と信頼性
- IT・金融システム開発の自社グループ内連携
- 地元農業振興と金融支援の融合戦略
- 地域特産品を活用した独自のマーケティング展開
- 効果的な地域密着営業力の保持
- 九州財務局近辺に本社機能を置く利便性
- 証券・カード・リースなどの多角的事業展開
- 新本社ビルによるブランドイメージ向上
- 地域社会との強い連携による情報収集力
- 柔軟な中小企業向けファイナンス提供
- 積極的なデジタル化戦略によるサービス強化
- 福岡ビルにおける法人営業拠点の強化
- 多数の地銀と比較しての資産規模トップグループ
脅威
- 低金利環境による収益圧迫
- 地域人口減少による市場縮小
- 新型コロナなどの経済環境変動リスク
- デジタル金融業者との競争激化
- 金融規制強化によるコスト増
- 自然災害の多発リスク
- 信用リスクの増加による与信費用増
- 地元企業の業績不振による貸倒リスク
- 採用競争による人材確保の課題
- 他地銀との競争激化
- 為替変動リスクによる影響
- 新規開業 fintech 企業の台頭
イノベーション
2023: 電子商取引モール「よかもーる」の開設
- 概要
- 南九州地域向けのECモールを設立し地域経済活性化に寄与。
- 影響
- 地域特産品の販路拡大と顧客基盤強化を達成。
2021: 熊本市に新本社ビル「KFGビル」竣工
- 概要
- グループの経営基盤強化のため地元に大型オフィスビルを建設。
- 影響
- 業務効率とブランドイメージの向上に寄与。
2021: スマートフォンアプリ「Hugmeg」のサービス開始
- 概要
- 個人向け金融サービスの利便性向上を目指したアプリ導入。
- 影響
- 顧客満足度と利用率の向上に成功。
2020: IT会社と共同で金融システム開発強化
- 概要
- 銀行向けのITシステム開発と販売の新会社設置検討。
- 影響
- グループ金融サービスの競争力強化を目標。
2023: 法人向け環境貢献サービスの強化
- 概要
- 環境配慮型の金融商品を法人顧客に積極展開。
- 影響
- 地域法人からの支持と預金獲得に貢献。
サステナビリティ
- 地域農産品の販路拡充支援
- 環境にやさしい金融商品の開発
- 被災支援の迅速対応体制の構築
- 地域社会との連携によるCSR活動
- デジタル化による紙資源削減推進
- 従業員の働き方改革の推進
- グループのガバナンス強化
- 多様な人材の積極採用・育成
- 地方創生への金融支援推進
- 災害リスク対応策の充実
- 顧客情報の厳格なプライバシー保護
- 地域経済研究所による情報発信