スルガ銀行
基本情報
- 証券コード
- 8358
- 業種
- 銀行業
- 業種詳細
- 銀行
- 都道府県
- 静岡県
- 設立年
- 1895年10月
- 上場年
- 1963年11月
- 公式サイト
- https://www.surugabank.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- いよぎんホールディングス, しずおかFG, 京都フィナンシャルグループ, めぶきフィナンシャルグループ, コンコルディア・フィナンシャルグループ, ひろぎんホールディングス, 千葉銀行, 群馬銀行, 武蔵銀, ふくおかフィナンシャルグループ, 八十二銀行, 清水銀
概要
スルガ銀行は1895年設立の地方銀行で、静岡県と神奈川県を中心に展開し、個人向けローン事業を主力に独自のデジタル戦略で金融サービスを提供しています。
現状
スルガ銀行は2023年3月期に連結純利益約106億円を計上し、貸出金残高2兆801億円、預金残高3兆3,557億円を有しています。主力事業は個人向けローンで全体の約9割を占め、インターネットバンキングによる全国的な顧客基盤を持ちます。2018年の不適切融資問題以降、経営陣刷新と業務改善に注力し、ガバナンス強化やリスク管理体制の再建を進めています。2023年にはクレディセゾンと資本業務提携を結び、信用カード事業などの強化を図っています。持続可能な経営を目指し、IT融合を活用した新サービス創出にも積極的に投資しています。地域密着型の金融機関として、静岡県・神奈川県の地場経済支援に加え、広域展開での成長を目指す戦略を推進中です。今後も収益基盤の安定化とデジタル化による顧客利便性向上が課題となっています。
豆知識
興味深い事実
- 金融庁の業務停止命令を受けたことがある地方銀行である
- 指静脈を用いた生体認証システムを早期に導入した銀行
- 本社は静岡県沼津市に所在する地方銀行の老舗
- かぼちゃの馬車問題による不正融資が社会問題化した
- 全国11都府県に店舗を展開しているが大半は地元中心
- インターネット支店による全国サービス展開を実施
- 株主に家電量販店のノジマが過去に筆頭株主となっていた
- 移動店舗車(アクセスビークル)にATMを搭載し巡回営業
- 顧客の定期預金を流用した事案が発覚し懲戒処分あり
- 日本IBMとシステム開発訴訟を長期間争った過去を持つ
- クレディセゾンと持分法適用会社となり連携を強化中
- 破綻したシェアハウスの融資が社会問題となり改善策実施
- バイオセキュリティ預金などの生体認証商品を多数展開
- 住宅ローン相談窓口「ドリームプラザ」を多拠点で運営
- 地域経済の活性化支援に積極的に取り組んでいる
隠れた関連
- かつての創業家の株式が家電量販店ノジマに売却され資本提携が成立
- クレジットカード大手クレディセゾンとの資本業務提携でカード事業強化
- 金融庁の指導を受け、不正商法関与の行員の調査と処分が行われた
- 日本IBMとの訴訟を経て勘定系システムをBankVisionへ刷新した歴史がある
- 地方銀行では珍しい生体認証システム専用商品を複数開発・展開
- 移動店舗車にATMを装備し顧客への直接営業を推進している
- 指定金融機関として沼津市・海老名市の金融支援を担っている
- かぼちゃの馬車不正融資問題は不動産投資業界と深い関わりがある
将来展望
成長ドライバー
- デジタル技術活用による顧客サービス向上
- 地域経済復興と中小企業支援の強化
- クレディセゾンとの連携によるカード事業拡大
- 個人向けローン商品の多様化と拡充
- 生体認証技術のさらなる活用強化
- 地方銀行の統合・再編動向への適応
- 経営ガバナンス体制の継続強化
- 環境・社会・ガバナンス(ESG)経営推進
- 人口減少地域での地域金融サービスの深化
- 全国ネットワークを活かした新規開拓
戦略目標
- 健全な融資体制の確立と不正防止体制の強化
- サステナブルな経営基盤の構築
- デジタルバンキングサービスの全国展開
- 地域経済連携強化による市場開拓
- 収益性とリスク管理のバランス向上
- 地域密着型サービスモデルの深化
- 顧客満足度向上とブランド力強化
- 多様な金融商品・サービスの拡充
- 厚みのある人材育成と働き方改革実現
- ESG目標達成と社会的責任の推進
事業セグメント
法人融資
- 概要
- 中小企業を中心に多様な資金調達ニーズに応える法人向け融資サービス
- 競争力
- 地域密着の金融網と迅速な審査対応
- 顧客
-
- 中小企業
- 不動産投資会社
- 建設業者
- 商社
- 地域商工会
- 医療法人
- 小売店
- 製造業
- サービス業
- 教育関連
- 製品
-
- 事業資金融資
- 不動産担保融資
- 運転資金
- 設備投資ローン
- 長期借入金
- 手形割引
- 商取引代金決済
- コンサルティングサービス
- リースファイナンス
- 信用保証
証券・投資信託販売
- 概要
- 証券及び投資信託の販売窓口として多様な金融商品を提供
- 競争力
- 生体認証技術を活かした安心取引環境
- 顧客
-
- 個人投資家
- 中小企業
- 資産運用会社
- 年金基金
- 相続対策顧客
- 製品
-
- 投資信託
- 国債
- 地方債
- 株式
- 保険商品の販売
カード決済サービス
- 概要
- 利便性を追求した多様なカード決済サービスの提供
- 競争力
- 全国ネットワークと提携による利便性
- 顧客
-
- 個人顧客
- 法人顧客
- 店舗支払者
- 製品
-
- VISAデビットカード
- クレジットカード決済
- ICキャッシュカード
ITソリューション提供
- 概要
- ITインフラと生体認証技術による安全な金融業務支援
- 競争力
- 自社開発のバイオセキュリティ技術
- 顧客
-
- 地方自治体
- 他地方銀行
- 企業ユーザー
- 製品
-
- オンラインバンキングプラットフォーム
- 生体認証システム
- ATM運用ソフトウェア
- クラウドサービス
保険商品販売代理店業務
- 概要
- ソニー生命などと連携した多様な保険商品の販売代理業務
- 競争力
- 金融と保険のワンストップサービス提供
- 顧客
-
- 個人顧客
- 中小企業
- 団体顧客
- 製品
-
- 生命保険
- 損害保険
- 医療保険
- 個人年金保険
競争優位性
強み
- 個人ローン分野で強固な基盤
- インターネットバンキングの全国展開
- 地域密着型サービスの豊富な実績
- 生体認証技術の導入による顧客信頼
- 多様な金融商品ラインナップ
- 迅速な融資審査体制
- 強固な地元顧客ネットワーク
- 安定した資産基盤
- 多角的な収益モデル
- 提携企業との資本関係強化
- 上場企業としての透明性
- ガバナンス体制の強化
- 高いブランド認知度
- 店舗とオンラインのハイブリッド展開
- 従業員の専門性・経験豊富
競争上の優位性
- 静岡県および神奈川県に強い地域基盤
- ネット支店による広域顧客獲得力
- 指静脈認証導入による高セキュリティ
- クレディセゾンとの資本業務提携による信用強化
- 迅速な審査で他行より融資速度優位
- 多様な不動産ローン商品展開で顧客層広域
- 独自のアクセスビークル導入による営業力
- 豊富な商品ラインナップで顧客ロイヤルティ向上
- 銀行と保険の連携による総合金融サービス
- 歴史ある地方銀行としての信頼感
- 持分法適用会社を活かしたシナジー創出
- 高度なITシステムへの継続的投資
- 金融庁からの指導を受けてのガバナンス改善が進展
- 店舗統合による効率運営とコスト削減
- 市場規模の大きい住宅ローンに特化
脅威
- 過去の不正融資問題による信用低下
- 金融庁など監督当局の厳格な監視強化
- 顧客資産流出リスク
- 地方銀行業界の競争激化
- 低金利環境下での収益圧迫
- 人口減少に伴う市場縮小
- 不動産市場の価格変動リスク
- デジタル化遅れによる競合他社との差別化問題
- 大手都市銀行との競争
- FinTech企業の台頭による市場奪取
- 労働環境改善の遅延による人材流失
- 法令改正の影響による業務制約
イノベーション
2023: クレディセゾンとの資本業務提携
- 概要
- 信用カード事業強化を目的にクレディセゾンと資本業務提携を締結した。
- 影響
- カードビジネスの拡大と収益基盤強化に寄与
2022: 生体認証システム強化
- 概要
- 指静脈認証技術をさらに導入拡大し顧客の本人確認精度を向上。
- 影響
- セキュリティ向上による顧客信頼を強化
2021: ATM搭載のアクセスビークル運用開始
- 概要
- 移動店舗車にATMを搭載し、地域巡回による顧客サービスを拡大。
- 影響
- 地方での顧客接点強化と利便性向上
2020: 勘定系システム刷新
- 概要
- BankVisionへの勘定系システム移行により業務効率化を推進。
- 影響
- 処理速度向上と運用コスト削減を実現
サステナビリティ
- ガバナンス体制再構築と内部監査の強化
- リスク管理体制の見直しと改善
- 顧客プライバシー保護のための情報セキュリティ強化
- 地域経済支援を目的とした金融サービスの充実
- 環境配慮型の事業運営と省エネ店舗導入
- 社員の働き方改革と多様性推進
- 金融教育プログラムの地域展開
- 持続可能な投資商品の開発促進
- 社会的価値創造を目指す地域連携プロジェクト
- デジタル技術によるペーパーレス推進