エー・ピーホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 3175
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2004年02月
- 上場年
- 2012年09月
- 公式サイト
- http://www.apcompany.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- 焼肉坂井ホールディングス, Jグループ, DDグループ, 海帆, チムニー, エターナルホスピタリティグループ, SFP, ヨシックスホールディングス, 串カツ田中ホールディングス, ワタミ, 大庄
概要
エー・ピーホールディングスは2004年設立の飲食小売業の中堅企業で、地鶏居酒屋「塚田農場」を主力ブランドに首都圏および関西地域で展開しています。
現状
2024年3月期に連結売上高約206億円、純損失約4億52百万円を計上し、経営の再建と業態改善に注力しています。主力の地鶏居酒屋「塚田農場」は首都圏・関西を中心に多ブランドを展開し、地産地消を強調した商品開発を進めています。接客面では店員にサービス権限を委譲し顧客満足度向上を図っていますが、過去にメニュー表記不正による行政処分を受け、信頼回復に努めています。業績低迷を受け新ブランド「焼鳥つかだ」等で新規顧客獲得を目指し、店舗改装や商品刷新も推進中です。今後は既存店舗の効率化や新業態開発を進めつつ、国内市場の競争激化に対応しつつ海外展開の模索も継続します。持続可能な農場経営と品質管理強化を重視し、デジタル化や人材育成を組み合わせた成長戦略を描いています。
豆知識
興味深い事実
- 店員に400円までのサービス権限を付与する独自制度「ジャブ」を導入。
- 名刺の役職や肩書付与で顧客ロイヤリティを高める接客システムを開発。
- 地鶏の100%自社・提携農家育成による品質管理を徹底。
- 東京都八王子市で2007年に1号店を開設し急成長を遂げた。
- シンガポールで鍋専門ブランドを展開し海外進出を果たす。
- 2019年に消費者庁から不当表示で課徴金納付命令を受けたことがある。
- 地鶏の主力ブランドは宮崎県日南市、鹿児島県霧島市、北海道新得町に由来。
- プロのデザイナー佐藤可士和氏監修の新ブランド「焼鳥つかだ」を導入。
- 顧客満足の施策として料理皿にメッセージを描くサービスが好評。
- 地方特色の地鶏ブランドで地域農業活性化にも寄与。
- 社員持株会を設立し従業員参加型経営を推進。
- 全国の主要都市に展開し多チャネル戦略を構築。
隠れた関連
- 提携農家と密接に協力し、地鶏の品質管理を最初から最後まで監督。
- 地元自治体や観光産業と連携した地域活性化プロジェクトを推進。
- 複数の競合と共に、国内居酒屋市場の安定供給網を形成する一員。
- 消費者庁の行政指導後、食品表示の厳格化と透明化に注力している。
- 海外展開のノウハウを活かしアジア市場でのフランチャイズ網拡大を狙う。
- ブランドイメージ回復のため外部コンサルティング会社と協働。
- 飲食業界の接客評価システムを独自に開発し業界標準に影響。
- 独自の接客サービス「ジャブ」は社員間の情報共有プラットフォームを構築。
将来展望
成長ドライバー
- 地域特産地鶏ブランドの拡充と差別化
- 接客サービス向上による顧客満足度強化
- 新業態開発と既存店舗の効率化推進
- デジタル予約・販売プラットフォームの活用
- 国内外でのフランチャイズ展開加速
- 農場と直結した原料供給体制の強化
- サステナビリティ対応によるブランド価値向上
- 人材育成による組織能力の底上げ
- 市場ニーズに対応した商品ラインナップ拡充
- 食品表示や法令遵守による信頼回復と維持
戦略目標
- 地鶏ブランドの全国主要都市展開を完成させる
- 海外主要アジア都市への多店舗展開を実現する
- 顧客満足度90%以上を維持する接客システム確立
- 食品表示の透明性100%を達成し法令遵守徹底
- 営業利益の黒字化と安定経営基盤の構築
- サステナビリティ指標を全事業で実装
- 従業員満足度の継続的向上
- デジタル化率80%以上の業務効率化
- 地域社会への貢献活動を年間10件以上実施
- 新規事業売上高を全体の15%以上に成長させる
事業セグメント
外食チェーン向け商品供給
- 概要
- 飲食店等に対し高品質な地鶏肉および料理資材を安定供給しています。
- 競争力
- 品質管理に優れた地鶏供給網を持つ。
- 顧客
-
- 自社直営店
- フランチャイズ店舗
- 飲食業者
- ホテル・旅館運営者
- ケータリング会社
- 製品
-
- 地鶏肉
- 鴨肉
- つくね製品
- 味噌タレ
- 炭火焼備品
食肉加工・生産
- 概要
- 地鶏を使用した各種食肉加工品の生産・販売を行っています。
- 競争力
- 自社農場および提携農家による安定原料確保
- 顧客
-
- 精肉市場
- 食品加工業者
- スーパー
- 食肉卸売業者
- 製品
-
- 鶏肉加工品
- 鶏つくね
- 味噌漬け肉
- 調理済み肉製品
海外店舗展開支援
- 概要
- アジアを中心に現地での出店支援及び店舗運営を行います。
- 競争力
- ブランド力と現地ニーズの融合
- 顧客
-
- 海外外食事業者
- 現地パートナー企業
- 海外法人
- 製品
-
- 飲食店運営
- メニュー開発
- 人材育成
- マーケティング支援
競争優位性
強み
- 地域特産地鶏の強いブランド性
- 独自接客サービス「ジャブ」権限委譲
- 多業態展開による分散リスク管理
- 直営と提携農家の一体化した原料供給
- 専門性の高い接客教育体制
- 強固な都心及び関西圏展開
- 商品のこだわりと差別化
- 長年培った飲食チェーン運営ノウハウ
- オンライン・オフライン併用販路
- 海外市場への挑戦
競争上の優位性
- 地鶏の完全自社・提携農家育成体制が競合優位
- 来客満足を高めるスタッフ権限委譲が顧客関係強化に繋がる
- 複数地域特産ブランド展開による多様化戦略
- アジア海外進出により国内依存リスク軽減を図る
- 高品質な地鶏メニューによりリピーター獲得率が高い
- 独自のポイント・名刺システムで顧客ロイヤルティを促進
- 常に商品開発・新ブランド投入を継続し競合との差別化
- 経験豊富な経営陣による経営革新を推進
- 地域農家支援による地域社会との良好な関係維持
- 安定した仕入れ網によりコスト管理が有効
脅威
- 国内居酒屋市場の競合激化による価格競争
- 過去の不祥事によるブランドイメージ低下リスク
- 新型コロナ禍等外食市場不安定化の影響
- 地鶏等原材料価格の高騰リスク
- 海外展開における文化・規制違いの課題
- 食品表示や安全規制の法的リスク
- デジタル対応遅れによる顧客離れリスク
- 労働市場の人材確保難
- 消費者嗜好の急激な変化
- 自然災害による店舗営業への悪影響
イノベーション
2023: 新ブランド『焼鳥つかだ』開業
- 概要
- 接客改善と新たな地鶏焼鳥店舗を中目黒に開設。佐藤可士和氏のデザイン協力。
- 影響
- 顧客の新規獲得とブランド刷新に一定の効果。
2022: 店舗接客権限委譲「ジャブ」システム強化
- 概要
- 来客に対する店員権限を拡充し、個別サービス強化を推進。
- 影響
- 顧客満足度とリピーター増加に貢献。
2021: デジタル予約管理システム導入
- 概要
- 公式Web及びSNS連携予約システムを刷新、効率的運営を実現。
- 影響
- 運営管理コスト削減と顧客利便性向上。
2020: 品質管理強化プログラム開始
- 概要
- 地鶏の生産・加工全工程のトレーサビリティを強化。
- 影響
- 食品安全性の信頼回復と強化に寄与。
2020: 海外展開強化に向けシンガポール出店
- 概要
- 鍋専門店『TSUKADA NOJO』の新業態を海外に展開開始。
- 影響
- グローバルブランド認知度向上を目指す。
サステナビリティ
- 契約農家と連携した持続可能な鶏肉生産支援
- 食品ロス削減施策の店頭導入
- 地域の農業振興および経済活性化への貢献
- 従業員の働き方改革推進と福利厚生充実
- 安全衛生管理体制の強化と定期監査
- 店舗ごとに使用した食材のトレーサビリティ管理