大庄
基本情報
- 証券コード
- 9979
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1971年11月
- 上場年
- 1994年07月
- 公式サイト
- https://www.daisyo.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
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- 他の会社
- 焼肉坂井ホールディングス, ジェイグループホールディングス, WDI, DDグループ, きちりホールディングス, 海帆, エー・ピーホールディングス, チムニー, エターナルホスピタリティグループ, SFPホールディングス, ヨシックスホールディングス, 串カツ田中ホールディングス, 一家ホールディングス, ワタミ, NATTY SWANKYホールディングス, テンアライド
概要
大庄は1971年創業の外食産業企業で、『庄や』など複数の居酒屋チェーンを全国展開し、FC店舗を含む広範な店舗網を特徴としています。
現状
大庄は2020年8月期に連結売上高約448億円を計上し、外食業界において居酒屋チェーンの運営を主軸としています。ブランド多様化とM&Aを活用し、業務を拡大しています。2020年には資本金を大幅に減資し経営体制のスリム化を図りました。COVID-19の影響で業績悪化と店舗整理を進め、中間配当を無配としました。長時間労働問題への対応として労務環境改善を進めています。親会社なし、複数の子会社を持ち、物流や水産物販売事業も展開中です。2021年にカラオケ事業を譲渡し、経営資源を居酒屋事業に集中させています。今後、厳しい外食環境の中で効率化を図りながら成長を模索しています。
豆知識
興味深い事実
- 「はい!よろこんで!」の接客フレーズで知られる
- 2014年ブラック企業大賞にノミネートされた歴史がある
- 過労死裁判で代表取締役に損害賠償責任が認められた希少事例
- 東京都調理高等職業訓練校を設立し調理人材育成に注力
- かつてカラオケ業態も運営していたが2021年に事業譲渡
- 積極的なM&Aで居酒屋業態を多角化し成長を模索している
- 創業者平辰は経営の質の向上に強いこだわりを持つ
- フランチャイズ展開が多いため旧社員が加盟店を営むケース多い
- 本社移転や資本金減資など経営体制の見直しを複数回実施
- 複数の大手ビールメーカーが大株主に名を連ねている
隠れた関連
- アサヒビール、麒麟麦酒、サッポロビールなど大手酒類メーカーが株主に存在
- 創業者一族が経営に深く関与している家族経営的特徴がある
- 多ブランド体制によりそれぞれ異なる顧客層をカバーしている
- かつてのカラオケ事業譲渡により音楽関連企業との関係が外れた
- 支店や物流など一部業務は子会社を通じてグループで一体運営
- ブラック企業問題以降、労働管理システムの大幅刷新を実施
- 地域密着型店舗運営で大田区を拠点とした地域経済に貢献
- 特定のローカル飲食店チェーンとはフランチャイズ加盟を通じて繋がりがある
将来展望
成長ドライバー
- 居酒屋業態のブランド差別化と再編強化
- フランチャイズ店舗ネットワークの維持と拡大
- 効率的な店舗運営による利益率改善
- コロナ禍後の外食需要回復と消費者嗜好変化対応
- デジタル技術活用による顧客サービス向上
- 労務環境改善による従業員満足度向上
- 地域密着型の経営強化による安定収益確保
戦略目標
- 主要居酒屋ブランドの市場シェア拡大
- フランチャイズモデルの更なる強化と多様化
- 労働生産性向上と長時間労働撲滅の実現
- 経営効率化による収益構造の安定化
- デジタル革新を活用した新規顧客獲得
- 地域貢献活動の拡充による企業価値向上
- 持続可能な飲食事業モデルの構築
- 財務基盤の強化と成長に向けた投資促進
事業セグメント
飲食店向け食材卸
- 概要
- 主に自社及びフランチャイズ店向けに水産物中心の食材卸を行う。
- 競争力
- スケールメリットによる安定調達力
- 顧客
-
- 大庄直営店
- フランチャイズ店舗
- 外食チェーン
- 小規模飲食店
- 製品
-
- 鮮魚
- 水産加工品
- 冷凍食品
- 調味料
物流サービス
- 概要
- 自社及び外部への食材配送と物流管理を担う子会社を通じて展開。
- 競争力
- 地域密着の物流ネットワーク
- 顧客
-
- 自社店舗
- 取引飲食店
- 食品メーカー
- 製品
-
- 食材配送
- 温度管理物流
- 店舗メンテナンス
調理人材育成・教育
- 概要
- 職業訓練校による調理技術と食品衛生教育を提供。
- 競争力
- 業界内で一定の教育体制を持つ
- 顧客
-
- 大庄店舗従業員
- 外部調理人
- 職業訓練校生徒
- 製品
-
- 東京都調理高等職業訓練校
- 社内研修プログラム
飲食関連不動産賃貸
- 概要
- 自社及び関連企業向けに飲食店舗用不動産の管理を行う。
- 競争力
- 店舗展開に伴う不動産活用力
- 顧客
-
- 自社店舗
- 関連飲食企業
- 製品
-
- 店舗用不動産賃貸
- 運営拠点施設
競争優位性
強み
- 複数の居酒屋ブランド展開力
- 広範な全国店舗ネットワーク
- フランチャイズ展開に強み
- 職業訓練校による人材育成体制
- 子会社による物流支援体制
- 歴史ある外食事業での知名度
- 積極的なM&A戦略による事業拡大
- 地域密着の店舗運営能力
- 多様な飲食業態を持つ柔軟性
- 長時間労働問題への改善対応
- 独自のブランドライン統括体制
- 大手金融機関との資金調達関係
- 多角的な事業展開による収益基盤
競争上の優位性
- 大衆居酒屋チェーン分野での高い認知度とブランド力
- 旧社員のフランチャイズ店舗を特徴とした店舗網の強さ
- 東京都調理高等職業訓練校を保有し人材育成を自社で実施
- 物流子会社による食材配送等の一体的サポート体制
- 多様な業態展開でマーケットニーズに柔軟対応可能
- 積極的なM&Aで成長基盤を拡充し経営の多角化を実現
- 大田区を中心とした地理的利便性の高い本社・工場立地
- 大手銀行等による安定的な資金調達環境を構築
脅威
- 新型コロナウイルス感染症による外食需要減少
- 厳しい労働問題による社会的信用低下リスク
- 競合他社の激しい業態拡大による市場競争
- 原材料価格や労務コストの上昇
- 消費者の嗜好変化による経営課題
- フランチャイズ加盟店の経営不振リスク
- 法令遵守強化による運用コスト増加
- デジタル化とIT投資に遅れが生じる懸念
- 天候・自然災害による食材調達リスク
- 店舗閉鎖や人手不足による事業継続リスク
イノベーション
2021: コロナ禍における店舗合理化
- 概要
- COVID-19の影響を受け、半数近い店舗閉鎖と人員削減を実施。
- 影響
- 経営体制のスリム化とコスト削減に寄与。
2021: カラオケ事業の譲渡
- 概要
- カラオケ店舗43店をコシダカホールディングスへ譲渡し事業集中を図る。
- 影響
- 外食事業への資源集中と事業効率の向上。
2020: 資本金大幅減資
- 概要
- 資本金を86億円から1億円に減資し財務構造の軽量化。
- 影響
- 財務健全性の向上と資本効率改善。
2022: 店舗ブランドの再編
- 概要
- 採算性の低い業態を閉鎖し主力ブランドに経営資源集中。
- 影響
- ブランド強化と収益性向上を図る。
2023: DX推進による顧客管理強化
- 概要
- デジタル技術を活用し顧客サービスと販促機能を改善。
- 影響
- 顧客満足度とリピート率の向上。
サステナビリティ
- 長時間労働是正に向け労働環境の改善推進
- 地域雇用創出と職業訓練事業の継続
- 衛生管理・食品安全体制の強化
- 環境負荷低減に向けた店舗エネルギー管理
- CSR活動として地域イベント支援