海帆

基本情報

証券コード
3133
業種
小売業
業種詳細
飲食店
都道府県
愛知県
設立年
2003年05月
上場年
2015年04月
公式サイト
http://www.kaihan.co.jp/
東証情報
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Yahoo!ファイナンス
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他の会社
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概要

海帆は2003年創業の東海地区を地盤に居酒屋チェーンを展開し、再生可能エネルギー事業にも参入する成長中の東証グロース上場企業です。

現状

海帆は2025年3月期に連結売上高約27.9億円を計上する一方、2023年3月期は営業・経常・純利益で大幅な赤字を計上している。主力の居酒屋事業は東海地区を中心に拡大し、フランチャイズの「新時代」ブランドを核に全国で47店舗を展開。新型コロナ禍による影響を受けたが、不採算店の整理や業態リブランドで業績回復を図っている。2022年からは再生可能エネルギー事業に新規参入し、PPAモデルを活用した太陽光発電所の開発・運営を急速に推進。2023年にはアマゾンとの長期売電契約も締結し、事業の多角化を図っている。2024年には守田直貴社長の下、大阪支店開設や海外(水力発電・ネパール)事業の開始など積極的な展開を見せている。従業員は約62名で規模を拡大中である。

豆知識

興味深い事実

  • 2003年創業からわずか数年で東証上場を果たす成長企業
  • 居酒屋「新時代」の伝串はネットで話題の名物メニュー
  • 再生可能エネルギー事業に積極参入し新規収益基盤を構築
  • アマゾンと日本の中小企業で異例の長期電力契約を実現
  • ネパールの水力発電事業にいち早く着手する日本企業の一つ
  • オーナーの久田敏貴は同社創業者でありながら後継者へ経営を移行
  • 19店舗運営のSSSを子会社化し居酒屋事業の拡大を図る
  • 多彩な居酒屋ブランドを全国で展開し地域に根差した集客が強み
  • 低価格帯の立食い焼肉店「次郎丸」も運営、幅広い客層を獲得
  • 2024年に社長交代と同時に大阪支店を新設し関西進出を強化

隠れた関連

  • アマゾンデータサービスジャパンとの長期PPA契約は中小企業として異例の実績。
  • 居酒屋業界ではフランチャイズ展開により地方小規模経営者の事業参入を促進。
  • 再生可能エネルギーの営農型施設は農業と発電を両立する地域活性化モデル。
  • 水力発電のネパール事業は海外新規分野への多角化を示す戦略的拡大。
  • 子会社SSSを通じた居酒屋事業強化は業績立て直しの柱。
  • 元プロ野球選手中村隼人が店長を務める店舗もあり話題性を創出。
  • 国内居酒屋と再生可能エネルギーの二本柱経営は異色の組み合わせ。
  • 2015年上場以降15年で経営トップが数回交代し成長と変革を経験。

将来展望

成長ドライバー

  • フランチャイズ事業拡大による店舗数増加
  • 再生可能エネルギー分野の政策支援強化
  • 全国的な飲食需要回復に伴う売上増加期待
  • 海外水力発電事業による収益多角化
  • デジタル技術導入による効率的店舗運営
  • 低価格帯居酒屋の根強い消費支持
  • 環境意識高まりによるクリーンエネルギー需要増
  • 大手企業との電力契約による安定収入確保
  • 地方創生策との連携による事業機会拡大
  • 新規事業投資とブランド刷新による市場競争力向上
  • 物流・供給チェーンの最適化によるコスト削減
  • 人材育成による持続可能な経営基盤強化

戦略目標

  • 居酒屋店舗数100店舗体制の確立
  • 年商100億円規模の再生可能エネルギー事業達成
  • 全国での用地取得強化と発電容量拡大
  • 海外水力発電事業の拡大と多国展開
  • 環境負荷削減を追求した事業運営の実現
  • フランチャイズ加盟者数の持続的増加
  • デジタル化推進による運営効率30%向上
  • 地域社会との共創モデルの推進
  • 多様性とインクルージョンを備えた人材育成
  • 企業ガバナンスの高度化と情報公開の徹底

事業セグメント

飲食店向けフランチャイズ事業

概要
居酒屋フランチャイズブランドの付与と運営支援を行い、加盟店の利益最大化を目指す。
競争力
強いブランド力と安価な商品構成による加盟店支持。
顧客
  • 個人事業主
  • 飲食店経営者
  • 新規ブランド加盟者
  • 地方自治体支援者
製品
  • フランチャイズ権利供与
  • 店舗運営サポート
  • 商品・メニュー提供
  • 経営コンサルティング

再生可能エネルギーソリューション事業

概要
PPAモデルを軸にした太陽光発電の導入支援と運営管理サービスを提供し、安定収益を追求する。
競争力
豊富な用地取得実績と大手との長期契約実績。
顧客
  • 地方自治体
  • 農業法人
  • 一般企業
  • 電力卸事業者
製品
  • 太陽光発電設備設計・施工
  • 営農型太陽光発電サポート
  • 電力販売契約(PPA)
  • 設備保守管理サービス

飲食店向け商品卸事業

概要
飲食店向けに安定した食材と関連商品を供給し、業務効率向上を支援する卸売事業。
競争力
地域に密着した迅速な配送ネットワーク。
顧客
  • 外食チェーン
  • 小売店
  • 食材商社
  • 飲食業界卸売業者
製品
  • 食材卸販売
  • 調味料供給
  • 加工食品卸
  • 飲料供給

競争優位性

強み

  • 東海地区に強固な店舗基盤
  • 多角化する事業ポートフォリオ
  • フランチャイズブランドの認知度
  • 再生可能エネルギー事業の新規展開
  • 経営改革による収益構造改善

競争上の優位性

  • 郊外低コスト出店による効率的事業展開
  • 特色ある居酒屋ブランドの多様化
  • PPAモデル活用による安定収益確保
  • 大手との長期売電契約による収益信頼性
  • 地域密着型の店舗展開による顧客支持

脅威

  • 新型コロナ影響による外食消費減少
  • 競合居酒屋チェーンとの激しい競争
  • 再生可能エネルギー政策の変動リスク
  • 人材確保と育成における課題
  • 原材料価格の変動によるコスト増

イノベーション

2021: 新時代フランチャイズ契約締結

概要
株式会社ファッズと「新時代」ブランドのフランチャイズ契約を締結。
影響
フランチャイズ店舗数の拡大に貢献。

2022: 再生可能エネルギー事業参入

概要
KR ENERGY JAPAN合同会社設立し、太陽光発電所の開発に着手。
影響
事業収益の多角化と成長源の確保。

2023: アマゾンとの長期売電契約締結

概要
KR ENERGY JAPANを通じアマゾンデータサービスジャパンとPPA契約を締結。
影響
安定した長期収益基盤の構築に成功。

2023: 売電価格集計システム共同開発

概要
株式会社エナジーリンクスと非FIT太陽光向けの発電量・売電価格集計システムを開発。
影響
エネルギー運用効率の向上が期待。

2024: ネパール水力発電事業開始

概要
ネパールで総発電量285.44MWの水力発電所8か所の運営開始。
影響
海外事業展開による成長機会拡大。

サステナビリティ

  • 太陽光発電設備の開発を通じたCO2削減
  • 営農型太陽光発電による農業との共生
  • 地域社会に配慮した用地取得と運営
  • 再生可能エネルギー普及促進への貢献
  • 環境に配慮した店舗運営推進