オービックビジネスコンサルタント
基本情報
概要
オービックビジネスコンサルタントは1980年創業の情報・通信業界のERPソフト開発で高いシェアを持つIT企業です。
現状
オービックビジネスコンサルタントは2024年3月期に連結売上高約420億円を達成し、SMB向けERP市場で高いシェアを維持しています。主力製品の「奉行」シリーズは約72万社に導入され、IPO企業の約50%が顧客となっています。2018年にはオンプレミス製品からSaaSモデルへ大規模転換を完了し、クラウド基盤強化を進めています。最新の「奉行V ERPクラウド」は多様な業種の基幹業務をカバーし、顧客満足度ランキングでも2022-2023年にトップ評価を獲得しました。2025年には健康経営優良法人「ホワイト500」に認定され、企業の持続可能性にも注力しています。市場環境の変化に対応しながら継続的な技術開発とサービス拡充を推進し、デジタルトランスフォーメーション需要を成長の追い風にしています。今後はパートナー企業との協業強化やグローバル展開にも着手し、中長期的な事業基盤の拡大を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 勘定奉行は日本で最も古くからある会計ソフトの一つ
- 中村京蔵を起用したテレビCMで市場シェア拡大に成功
- IPO企業の約半数が同社ソフトを導入
- 1983年にMS-DOS向けの財務会計ソフトを初リリース
- 2018年に全面的にSaaS型製品へ移行完了
- 社員向け健康経営にも注力しホワイト500企業に認定
- 住友不動産新宿オークタワーに本社がある
- 代表取締役の和田成史は大原簿記学校出身の会計士
- 日本マイクロソフトとクラウド運用で協業実績あり
- 奉行クラウドシリーズは約72万社が導入
- Windows95対応の勘定奉行が市場拡大の起点
- 業界内での長年の顧客信頼と高い顧客満足度が強み
- クラウド型ERP移行の先駆的企業のひとつ
- 経済産業省認定の健康経営優良法人として初認定
- オンライン・オフライン両チャネルを活用した販売網
隠れた関連
- 親会社のオービックが36.2%の株式を保有し経営に影響力
- 日本マイクロソフトと基幹業務システムのクラウド運用で戦略的提携
- IPO企業支援を強化し新興企業の成長を間接的に支える存在
- 旧称ビッグ・システム・コンサルタント・グループから発展した歴史を持つ
- 代表者は大原簿記会計系出身で業界に強いネットワークを持つ
- 「奉行」ブランドは業務ソフトの代名詞として業界に浸透
- 住友不動産新宿オークタワーが本社で西新宿のビジネス街に立地
- 製品のオンプレミスからSaaS移行に成功した先進的IT企業
将来展望
成長ドライバー
- 中小企業の業務効率化ニーズの高まり
- DX推進によるクラウドERP導入の急増
- AI・自動化技術の積極的適用
- 健康経営やサステナビリティ意識の拡大
- 政府のIT投資促進政策支援
- 既存顧客からのアップセル需要拡大
- パートナー企業との協業強化による販売増
- クラウドセキュリティ技術の進化
- 多様化する業種向けソリューションの開発
- グローバル進出による市場拡大機会
- SaaS型ソフトの継続的拡販
- 顧客満足度向上によるリピート率強化
戦略目標
- 国内SMB向け市場シェアトップ維持
- クラウド事業売上比率90%以上達成
- AIを活用した次世代業務支援製品開発
- サステナブル経営の国内リーダー認定
- 新規顧客獲得数を年率10%以上増加
- 海外市場への基幹業務ソフト展開着実推進
- IoT連携など製品の高度化と拡張性強化
- 多様性尊重の組織文化推進と人材育成強化
- 先進的セキュリティ対策の継続的実装
- パートナーエコシステム構築の深化
事業セグメント
中小企業向け基幹業務システム
- 概要
- 中小企業の財務・販売・給与など基幹業務の効率化を支援するシステム提供。
- 競争力
- 高い顧客満足度と長期利用実績
- 顧客
-
- 中小製造業
- 販売業
- サービス業
- 会計事務所
- 小売業
- 製品
-
- 奉行クラウドシリーズ
- 勘定奉行
- 商奉行
- 給与奉行
クラウド基盤提供・運用
- 概要
- 自社開発クラウド基盤による業務ソフトの運用支援を提供。
- 競争力
- 独自のクラウド技術とセキュリティ強化
- 顧客
-
- 中小企業
- 会計事務所
- ITサービス事業者
- 製品
-
- 奉行V ERPクラウド
- クラウドインフラサービス
パートナー連携・OEM提供
- 概要
- 業務ソフトをパートナー企業向けに提供し販売支援を行う。
- 競争力
- 柔軟な連携とカスタマイズ対応
- 顧客
-
- ITソリューション企業
- 販売代理店
- システムインテグレーター
- 製品
-
- 奉行シリーズOEM
- 連携ツール
会計事務所向け支援システム
- 概要
- 会計・税務処理を効率化するソフト提供とサポートを実施。
- 競争力
- 会計・税務に特化した高信頼性システム
- 顧客
-
- 中小会計事務所
- 税理士法人
- 製品
-
- 奉行税務申告ソフト
- 連携クラウドサービス
競争優位性
強み
- 中小企業向け基幹業務ソフトで圧倒的な導入実績
- 自社開発のクラウド基盤により高い安定性と拡張性
- 製品群のブランド力「奉行シリーズ」の知名度
- 継続的な製品改良と顧客サポート体制の充実
- 高い顧客満足度ランキングでの連続1位受賞
- 強固な販売チャネルと直販体制のバランス
- IPO企業の約50%が顧客として利用
- 健康経営優良法人認定による企業信頼性
- 豊富な製品ラインアップと対応業種の幅広さ
- 官民を問わず強固なパートナーシップ構築
- 迅速なSaaS展開による市場ニーズへの対応
- 継続的なクラウド技術投資による先端性
- 代表取締役のリーダーシップと経営安定
- 中長期的視点の経営戦略での組織強化
- 東証プライム市場上場企業の信用力
競争上の優位性
- SMB市場に特化したERP製品群での競合優位性
- 奉行シリーズの連携機能と操作性の高さ
- オンプレミスからクラウド移行の成功事例多数
- 高水準のサポート体制と顧客研修プログラム
- 顧客ニーズに沿った柔軟なカスタマイズ性
- 国内市場で圧倒的なシェアとブランド力保持
- 安定した財務基盤による持続可能な成長
- パートナー企業との強力な販売ネットワーク
- 業界トップレベルの顧客満足度実績
- 長年のノウハウを生かした高品質の製品設計
- 迅速な市場対応と新機能の頻繁なリリース
- セキュリティとコンプライアンス対応の徹底
- 高度な技術力によるクラウド基盤最適化
- 専門分野に強みを持つエンジニアの充実
- 経営陣による明確なビジョンと短期的な改革
脅威
- 大手IT企業や外資系ERPベンダーの競争激化
- 技術革新の速度に伴うシステム陳腐化リスク
- クラウドセキュリティの新たな脅威と規制強化
- 顧客のクラウド移行への慎重姿勢や遅延
- 人材確保・育成競争の激化
- 経済情勢変動によるIT投資減速リスク
- 他SaaS供給者による価格競争圧力
- 中小企業市場の成長鈍化可能性
- IT法規制・プライバシー保護強化負担増加
- 顧客のDX推進計画の多様化に対応困難
- 新規参入ベンチャーの破壊的技術導入
- 世界的なIT資材供給問題による影響
イノベーション
2023: 奉行V ERPクラウド発売
- 概要
- 次世代クラウド基幹業務パッケージとして新製品をリリース。
- 影響
- 顧客層拡大とクラウド移行促進に成功。
2022: クラウド基盤強化と高速化対応
- 概要
- 自社クラウド基盤の性能アップと新機能追加を実施。
- 影響
- ユーザー満足度向上とシステム安定性向上。
2021: AI活用の業務効率化支援機能開発
- 概要
- AI技術で会計・給与処理の自動化機能を強化。
- 影響
- 顧客の業務時間短縮に寄与。
2024: クラウドセキュリティ強化施策実施
- 概要
- 厳格なセキュリティ管理体制を整備しリスクを低減。
- 影響
- 顧客信頼性向上とコンプライアンス対応強化。
2020: ユーザーインターフェース刷新
- 概要
- 操作性向上のためにUI/UXを大幅改善。
- 影響
- 新規顧客や既存顧客の満足度アップ。
サステナビリティ
- 健康経営優良法人ホワイト500認定
- 環境負荷低減を目指したペーパーレス推進
- 社員のワークライフバランス向上施策導入
- 顧客データ保護のための情報セキュリティ強化
- 社内の省エネルギー対策とリサイクル活動促進
- 地域社会との連携による社会貢献活動実施
- 多様性尊重のための人材採用・育成方針徹底
- リモートワーク推進による環境負荷軽減
- 持続可能な開発目標(SDGs)への積極的対応
- IT廃棄物適正処理とリサイクルの徹底