じもとホールディングス
基本情報
- 証券コード
- 7161
- 業種
- 銀行業
- 業種詳細
- 銀行
- 都道府県
- 宮城県
- 設立年
- 2012年10月
- 上場年
- 2012年10月
- 公式サイト
- https://www.jimoto-hd.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- いよぎんホールディングス, しずおかフィナンシャルグループ, 京都フィナンシャルグループ, 島根銀行, めぶきフィナンシャルグループ, コンコルディア・フィナンシャルグループ, ひろぎんホールディングス, 千葉銀行, 群馬銀行, ふくおかフィナンシャルグループ, 八十二銀行, 福島銀, フィデアHD
概要
じもとホールディングスは2012年設立の銀行業界の金融持株会社で、宮城県を中心に仙台銀行ときらやか銀行を統合し地域密着のサービスを展開しています。
現状
じもとホールディングスは宮城県仙台市に本社を置き、主に仙台銀行と山形県に本店を持つきらやか銀行の経営統合により設立されました。2021年の決算では連結純資産約1164億円、総資産約2兆6639億円を有し透明性の高い金融サービスを提供しています。公的資金の返済問題に直面しながらも、SBIグループとの資本業務提携で経営基盤を強化。近年は情報処理システムの刷新や本業支援戦略部の設置により、協調融資やコンサルティング事業の拡充に取り組んでいます。2024年には国の管理下に入る見通しとなりましたが、持続可能な地域金融の提供を目指し、ATMシステムのSBIグループ提供共同利用を全国で初めて導入し地域顧客サービスの改善に注力しています。経営体制の見直しが進む中、財務健全化と経営多角化を図り今後の地域活性化に貢献する戦略を模索しています。
豆知識
興味深い事実
- じもとホールディングスは東日本大震災の影響を受け延期されて設立された。
- 最大株主は国関連の整理回収機構で議決権を持つ支配株主である。
- SBIグループとの提携により日本で初の全国共通ATMサービスを導入した。
- きらやかリースやきらやかカードなど多角的金融サービスを持つ珍しい地銀持株会社。
- JimoTecの買収によりITサービスを自前で強化している。
- 東北の第二地方銀行2行の県境越え経営統合の先駆け的存在である。
- 公的資金返済困難から国の実質的管理下に置かれている。
- 専任の本業支援戦略部を設置しコンサルティング強化を図っている。
- 地銀業界でも積極的に協調融資を推進し地域企業支援に注力している。
- 会計監査はEY新日本有限責任監査法人が担当し透明性を保証している。
- 優先株式を発行しており、経営安定の課題となっている。
- 宮城・山形の地域金融市場で存在感を示している。
- 従業員数は約1700人の体制を持つ地域大手金融グループである。
- 複数の関連会社により多角的な金融サービスを展開している。
- コンプライアンス強化の一環で公認会計士など専門職を採用している。
隠れた関連
- 整理回収機構が実質の親会社であり公的資金注入の歴史がある。
- SBI地銀ホールディングスによる第三者割当増資で資本基盤を強化。
- NTTデータの共同センターに勘定系システムを統合し業務効率化。
- SBI地方創生バンキングシステム提供の共通ATMサービスを全国初導入。
- JimoTecは以前富士通の関連会社であったが完全子会社化された。
- きらやか銀行、仙台銀行など東北地域の第二地銀を複数統合している。
- 金融機能強化法に基づく国の資本参加が経営に大きな影響を及ぼしている。
- 本業支援戦略部設置により地域企業へのコンサルティングを強化。
将来展望
成長ドライバー
- SBIグループとのデジタル連携による業務効率化
- 地域経済復興による金融需要の回復
- 協調融資とコンサルティングの強化による顧客基盤拡大
- ATMサービスの全国共通化による利便性向上
- 複数地域の地方銀行統合によるシナジー効果
- ITシステム刷新による顧客サービス革新
- 中小企業向け金融支援増加による新規融資拡大
- 地域の脱炭素・環境配慮対応商品開発
- 地域金融と社会貢献の連携強化
- 専門職採用による競争力強化
戦略目標
- 公的資金の完済と経営自立化の達成
- デジタル金融サービスの全面展開
- 地域密着型金融サービスの拡充と多角化
- 地方銀行のさらなる経営統合推進
- 持続可能な地域経済の基盤構築
- 環境・社会・ガバナンス(ESG)重視の経営実現
- 高度IT技術活用による業務改革完遂
- 地域企業の成長支援体制充実
- 金融商品ラインナップの革新と顧客満足度向上
- 人材育成と働き方改革の継続推進
事業セグメント
地銀向けシステムアウトソーシング
- 概要
- 地域金融機関向けのシステム運用とアウトソーシングを提供。
- 競争力
- 地域特化型の信頼性高いITサポート
- 顧客
-
- 地域金融機関
- 地方銀行
- 信用金庫
- 信用組合
- 金融事務代行業者
- 製品
-
- システム運用サービス
- ソフトウェア開発
- データセンターサービス
- クラウドサービス
- システム保守管理
協調融資支援
- 概要
- 地域経済活性化を目的とした協調融資の支援サービス。
- 競争力
- 地域金融機関間のネットワーク構築力
- 顧客
-
- 中小企業
- 地方自治体
- 地域商工会議所
- 地域金融機関
- ベンチャー企業
- 製品
-
- 協調融資プログラム
- 資金調達コンサルティング
- 信用供与サポート
- 保証・担保設定支援
- リスク管理サービス
金融コンサルティングサービス
- 概要
- 金融・経営分野の専門家によるコンサルティング提供。
- 競争力
- 専門職スカウトによる高度人材の確保
- 顧客
-
- 地方自治体
- 中小企業経営者
- 金融機関職員
- 投資家
- 内部監査担当者
- 製品
-
- 財務分析
- 経営改善提案
- 資産運用アドバイス
- リスクマネジメント
- 研修プログラム
リース関連サービス
- 概要
- リースを活用した設備導入支援サービスを提供。
- 競争力
- 地域ニーズに合わせた柔軟な契約対応
- 顧客
-
- 中小企業
- 地元建設会社
- 製造業者
- サービス業
- 農業法人
- 製品
-
- 設備リース
- 車両リース
- OA機器リース
- IT機器リース
- コンサルティング
カード・信販事業
- 概要
- カード決済を中心とした信販事業を展開。
- 競争力
- 地銀ネットワークを活用した会員基盤
- 顧客
-
- 個人顧客
- 中小企業
- 加盟店
- 流通業者
- サービス提供者
- 製品
-
- クレジットカード発行
- ポイントサービス
- ショッピングローン
- 加盟店決済サービス
- 顧客管理
地域金融情報サービス
- 概要
- 東北地方を中心とした金融情報の収集・提供。
- 競争力
- 地域経済に密着した情報網
- 顧客
-
- 金融機関
- 調査機関
- 行政機関
- 投資家
- 地域企業
- 製品
-
- 経済動向分析
- 信用格付け情報
- 市場データ提供
- リスク評価レポート
- 政策提言資料
ATMサービス運営
- 概要
- SBI提供の全国初の共通ATMサービスを運営。
- 競争力
- 最新ATMネットワークの導入と管理
- 顧客
-
- 地銀グループ
- コンビニチェーン
- 公共施設
- 商業施設
- 地方自治体
- 製品
-
- 共通ATMサービス
- ATM設置・保守
- 入金・出金管理
- システム連携
- 顧客サポート
不動産・資産管理事業
- 概要
- グループの不動産及び資産の管理運営を行う。
- 競争力
- 地域密着型の資産管理ノウハウ
- 顧客
-
- グループ会社
- 中小企業
- 個人資産家
- 行政機関
- 投資家
- 製品
-
- 不動産管理
- 資産運用
- コンサルティング
- リース管理
- 資産評価
地域活性化支援事業
- 概要
- 地域経済の活性化を図る多様な支援事業を実施。
- 競争力
- 多様なステークホルダー連携
- 顧客
-
- 地方自治体
- 中小企業
- NPO
- 商工会議所
- 地域団体
- 製品
-
- 地域創生プロジェクト
- 資金調達支援
- 産業振興コンサル
- イベント企画
- マーケティング支援
教育・研修事業
- 概要
- 地域金融専門家養成を目的とした研修サービス。
- 競争力
- 公認会計士等専門家の採用による高品質研修
- 顧客
-
- 金融機関職員
- 企業研修担当者
- 地域企業
- 公務員
- 専門職
- 製品
-
- 金融知識研修
- マネジメント研修
- ITスキル研修
- コンプライアンス教育
- キャリア支援
リスク管理・監査サポート
- 概要
- グループのリスク管理体制強化を支援。
- 競争力
- 監査等委員会設置会社のノウハウ活用
- 顧客
-
- グループ金融機関
- 地方自治体
- 公共団体
- 企業リスク担当
- 内部監査組織
- 製品
-
- 内部監査支援
- リスク評価調査
- コンプライアンス監査
- リスク軽減策提案
- モニタリングシステム
競争優位性
強み
- 地域密着の金融サービス
- 仙台銀行ときらやか銀行の経営統合による規模拡大
- SBIグループとの資本・業務提携
- 高度なITシステムの導入
- コンサルティング機能の強化
- 幅広い金融商品ラインナップ
- 地域経済への深い理解
- 安定した資金調達力
- 豊富な顧客基盤
- 公的資金の活用経験
- 専門職採用による人材強化
- ATM全国初の共通サービス導入
- 地域企業との強固な連携
- 柔軟な融資プログラム
- 経営統合によるシナジー効果
競争上の優位性
- 宮城・山形エリアで強いプレゼンスを持つ地域金融機関グループ
- SBIホールディングスとの連携により先進的ITインフラを活用
- 協調融資など地域経済密着型の融資支援が可能
- 持株会社体制によるグループ最適化を推進
- 多様な金融サービスをワンストップで提供できる体制
- ネット銀行にはない地域対応力と信頼性
- 地元顧客を中心とした堅固な資産基盤
- グループ横断のコンサルティング提供による企業支援力
- 地方銀行同士の連携によるリスク分散効果
- 公的資金受け入れによる財務安定化基盤
- 最新のATM共通サービス導入で顧客利便性向上
- 情報処理システム統合による効率化とコスト削減
- 経験豊富な役員・監査体制による健全な経営ガバナンス
- 幅広い業種や規模の顧客ニーズに応える多様なローン商品
- 地域社会との双方向連携による信頼構築
脅威
- 公的資金返済の遅延による信用リスク
- 人口減少や地方経済低迷の影響
- 大手都市銀行やネット銀行との競争激化
- 金融規制や法改正による業務制約
- 地域経済の自然災害リスク
- 低金利環境の長期化による収益圧迫
- ITシステム障害やサイバー攻撃リスク
- 顧客のデジタル化対応遅れによる競争力低下
- 優先株式の議決権問題による経営安定性低下
- 信用情報漏洩のコンプライアンスリスク
- 公的資金依存からの脱却の遅れ
- 他地域地銀との競争によるシェア減少
イノベーション
2024: SBIグループ提供共通ATMサービス全国初導入
- 概要
- SBI地方創生バンキングシステムによる最新ATMネットワークを導入し顧客利便性向上を図る。
- 影響
- ATM入れ替えにより全国292台のATMサービス向上実現。
2024: JimoTec完全子会社化によるシステム開発強化
- 概要
- 富士通保有株式を取得し、地域金融向け情報システムの開発・運用体制を強化。
- 影響
- ITインフラの高度化と運営効率の向上。
2023: 本業支援戦略部による協調融資促進
- 概要
- 地域企業支援のため融資スキームを拡大し、地域経済活性化への寄与を強化。
- 影響
- 商談成立件数が1.7倍に増加。
2020: SBI地銀ホールディングスとの資本業務提携
- 概要
- 資本提携によりデジタル化推進と業務効率化を図り、多様な金融サービス共同展開。
- 影響
- 筆頭株主となり経営基盤を安定化。
2021: NTTデータ共同システムへの勘定系システムリプレース完了
- 概要
- 仙台銀行・きらやか銀行のシステム統合により業務効率とセキュリティを向上。
- 影響
- 運用コスト削減とシステム信頼性向上を実現。
サステナビリティ
- 地域社会との連携による災害復興支援活動
- エネルギー効率の高いATM機器の導入推進
- 環境配慮型融資商品開発
- 地域企業のイクオリティ推進支援
- 社員の働き方改革とダイバーシティ推進
- 地域教育支援プログラムの実施
- 地元中小企業の成長支援による地域活性化
- 公的資金返済への誠実な対応
- 顧客情報保護と運用安全の強化
- リスク管理体制の定期的な見直し