岩手銀行
基本情報
- 証券コード
- 8345
- 業種
- 銀行業
- 業種詳細
- 銀行
- 都道府県
- 岩手県
- 設立年
- 1932年05月
- 上場年
- 1973年04月
- 公式サイト
- https://www.iwatebank.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- いよぎんホールディングス, しずおかフィナンシャルグループ, 京都フィナンシャルグループ, めぶきフィナンシャルグループ, コンコルディア・フィナンシャルグループ, ひろぎんホールディングス, 千葉銀行, 群馬銀行, 秋田銀, 東北銀, ふくおかフィナンシャルグループ, 八十二銀行, 北日銀
概要
岩手銀行は1932年創業の岩手県最大の地方銀行で、地域金融に強固な基盤を持つ堅実経営を特徴としています。
現状
岩手銀行は2025年3月期に連結売上高約492億円、経常利益約98億円、純利益約70億円を計上し、堅調な財務基盤を有しています。岩手県を中心に109店舗を展開し、地域密着型のサービスを提供しています。貸出金残高は約2.2兆円、預金残高は約3.4兆円と安定的な資金繰りを維持し、預貸率は約6割未満で市場運用に注力しています。法人市場に強みを持ち、中小企業への融資に積極的です。ITシステムはNTTデータ地銀共同センターに移行し、生体認証ICカードの導入など技術革新も推進。地域商社やコンサル会社の設立など多角的な事業展開を進めています。サステナビリティでは地域貢献活動や環境配慮に取り組み、2030年に向けて地域経済支援のさらなる拡充を計画しています。競争激化の金融業界においても地方銀行としての独自性を強化し、安定成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 昭和恐慌で破綻した地元銀行の救済を目的に設立された。
- 岩手県最大の地方銀行で地域金融の中心的存在。
- 旧本店は重要文化財「岩手銀行赤レンガ館」に指定。
- 生体認証付きICキャッシュカードを2007年から導入。
- 地域商社「manordaいわて」を設立し地域活性化に貢献。
- 2022年に東証プライム市場に上場を果たした。
- 地域公共団体の指定金融機関として多数の自治体と取引。
- 累積的に109店舗を岩手県中心に展開し、地域密着。
- 金融業界で先駆けて女性活躍推進の研修を実施している。
- 旧盛岡銀行本店ビルは公益施設として保存活用。
- 多彩な相互無料ATM提携ネットワークを持つ。
- 地元製造業や農林水産業との取引に強みを持つ。
- イメージキャラクターに女優のんを起用している。
- 地域社会の防災・減災活動を積極的に支援。
- オンライン支店「イーハトーヴ支店」を東北他行に先駆け開設。
隠れた関連
- 岩手県と岩手県企業局が大株主で地域行政と深く連携している。
- 旧盛岡銀行本店の赤レンガ館は辰野金吾による設計の重要文化財。
- 東北地方銀行とのATM相互無料提携ネットワークを展開。
- 岩手県の公金取扱いを長期にわたり担う指定金融機関である。
- 地域商社やコンサル子会社を設立し多角的地域支援を実施。
- 東京の空中店舗化により都心部の限られたスペースを活用。
- 女性活躍推進研修を東北地方の地銀で初めて開催。
- 地方創生政策と連動し地域産業振興を金融面で積極支援。
将来展望
成長ドライバー
- 地域密着型のサービス需要の増加
- 中小企業支援ニーズの多様化と拡大
- デジタル化による金融サービス革新
- 地方公共団体向け金融業務の深化
- 環境配慮型金融商品の成長
- 地域商社事業を通じた地域活性化
- セキュリティ強化技術の普及
- 女性活躍促進と多様な人材活用
- 相互無料ATMネットワークの拡大
- 高齢化社会に対応した金融サービス
戦略目標
- 地域経済の持続的成長支援の強化
- デジタルチャネル利用率50%以上達成
- 中小企業への融資比率20%増加
- 環境配慮型融資・投資商品40%拡大
- 地方公共団体との連携強化による信頼向上
- 地域商社・コンサル事業の収益拡大
- 顧客満足度90%以上の維持・向上
- 地域コミュニケーション支援体制の全面展開
- 生体認証を用いた安心安全な取引環境整備
- ジェンダーダイバーシティ推進による社内活性化
事業セグメント
中小企業向け融資
- 概要
- 地元企業の成長を支える多様な融資と金融サービスを展開。
- 競争力
- 地域密着型のきめ細かい顧客対応力
- 顧客
-
- 地元製造業
- 建設業
- 卸売業
- サービス業
- 小売業
- 農林水産関連企業
- IT関連企業
- 飲食業
- 医療法人
- 公益法人
- 製品
-
- 運転資金融資
- 設備投資融資
- 信用保証付き融資
- ビジネスローン
- 手形割引
- 企業向け預金サービス
- 法人カード
- 各種決済サービス
- 資金繰り支援
- 経営相談サービス
地方公共団体・団体取引
- 概要
- 地方自治体に対する信頼性の高い金融サービスを提供。
- 競争力
- 豊富な自治体取引実績と地域信頼
- 顧客
-
- 岩手県
- 盛岡市
- 八幡平市
- 葛巻町
- 一関市
- 花巻市
- 北上市
- 遠野市
- 釜石市
- 宮古市
- 大船渡市
- 陸前高田市
- 住田町
- 大槌町
- 山田町
- 製品
-
- 公金受託代行業務
- 指定金融機関サービス
- 公共事業資金貸付
- 公共債務管理
- 資金管理コンサルティング
- 地方交付税管理
- 資金決済サービス
法人決済・資金管理
- 概要
- 企業の資金決済業務を効率的かつ安全に支援。
- 競争力
- 地元企業に密着した柔軟な決済サービス
- 顧客
-
- 地元企業
- 製造業
- 建設業
- 医療機関
- 教育機関
- 商工会議所
- 商工会
- 金融機関
- 地方公共団体
- 非営利団体
- 製品
-
- 法人預金
- 決済代行サービス
- 口座振替
- 給与振込代行
- 手形小切手取扱
- 電子マネー決済
- 外貨取引
- 資金調達支援
地域商社・コンサルティング
- 概要
- 地域経済活性化を目指した多角的支援サービスを展開。
- 競争力
- 地域密着の経営コンサルノウハウとネットワーク
- 顧客
-
- 地元中小企業
- 新規事業者
- 地域産業団体
- 農業法人
- 観光関連企業
- 製造業
- 流通業
- 飲食業
- IT企業
- 金融機関
- 製品
-
- 地域商社サービス
- M&Aコンサルティング
- 経営支援サービス
- 事業承継支援
- 資金調達支援
- 海外進出支援
- 業務効率化支援
- 研修・セミナー開催
競争優位性
強み
- 岩手県最大の地銀として地域基盤が強固
- 堅実で安定した貸出・預金運営
- 地域密着型の高い顧客信頼度
- 充実した自治体との取引実績
- 効率的なITシステムとキャッシュレス対応
- 多様な金融商品ラインナップ
- 豊富な地域産業への融資経験
- 法人市場に特化した戦略的店舗展開
- 長期的な地域経済支援の実績
- 地域商社やコンサル子会社の展開
競争上の優位性
- 岩手県および東北地方の強固な経済基盤による安定収益
- 指定金融機関として地方公共団体と強力な連携
- 中小企業向け融資における高い専門性と実績
- 法人向けに特化した地域密着営業体制
- 先進的なICT導入による運営効率と顧客利便性向上
- 多数の相互無料ATM提携で利用環境を拡充
- 地域産業と連携した商社事業とコンサルティングサービス
- 地域社会との強い結びつきによるブランド力
- 安定した財務基盤と利益率の高さ
- 充実したネットワークを活かした地域経済連携
脅威
- 低金利環境の長期化による収益圧迫
- 人口減少と地域経済の停滞リスク
- 都市銀行との競争激化による顧客流出
- 金融規制や法制度の変更による影響
- デジタル化による顧客接点の変化への対応遅れ
- 新規参入金融サービス企業の競争
- 自然災害による地域経済への悪影響
- ITセキュリティリスクと不正取引の増加
- 為替変動リスクによる海外市場の影響
- 経済変動に伴う貸倒リスクの増大
イノベーション
2022: 東証プライム市場上場
- 概要
- 東証市場再編に伴いプライム市場に指定され、企業価値向上に注力。
- 影響
- ブランド力強化と投資家からの信頼向上
2020: 地域商社とコンサルティング子会社設立
- 概要
- 地域経済活性化と中小企業支援のため専門子会社を創設。
- 影響
- 多角的な事業支援と経営ノウハウ提供強化
2020: ATM相互利用無料化
- 概要
- 七十七銀行とATM相互無料開放を開始。利用利便性を向上。
- 影響
- 地域顧客満足度向上と利用頻度増加
2021: 生体認証付きICキャッシュカード導入拡大
- 概要
- セキュリティ強化のため生体認証機能を持つカードを普及推進。
- 影響
- 顧客の安心・安全な取引環境の実現
2023: デジタルチャネル強化
- 概要
- スマホバンキングやネット支店の機能拡充を実施。
- 影響
- 非対面取引の拡大と顧客利便性の向上
2021: 地方公共団体との連携強化
- 概要
- 自治体向け資金管理・決済サービスの高度化を推進。
- 影響
- 公金取扱いの信頼性と効率性向上
2024: AIを活用した融資審査システムの導入
- 概要
- 融資審査の効率化とリスク管理の高度化を実施。
- 影響
- 審査スピード向上と信用リスク低減
2023: 地域産業向け資金支援プログラム開始
- 概要
- 製造業や農業への支援を強化する新プログラムを展開。
- 影響
- 地域産業活性化への貢献度向上
2024: 環境配慮型融資商品の拡充
- 概要
- 脱炭素社会に寄与する環境関連融資商品を拡大。
- 影響
- 環境意識の高い顧客獲得と社会貢献強化
2022: 地域コミュニケーション支援ボード公開
- 概要
- 多様な顧客との円滑なコミュニケーション促進を支援。
- 影響
- 障がい者や外国人顧客の利用促進
サステナビリティ
- 地域経済活性化と中小企業支援強化
- 地域公共団体との連携による社会貢献
- 環境配慮型融資商品の提供促進
- 金融サービスのデジタル化推進による効率化
- 障がい者や多文化共生支援のコミュニケーション促進
- 地域商社・コンサルティング事業による持続可能な地域支援
- 生体認証などセキュリティ強化による顧客保護
- 防災・減災に資する地域インフラ支援活動
- 地域金融教育活動への参加と支援
- CSR活動を通じた地域社会との信頼構築
- 環境・社会・ガバナンスの統合報告の充実
- 地域文化保存活動への協力