福井銀行
基本情報
- 証券コード
- 8362
- 業種
- 銀行業
- 業種詳細
- 銀行
- 都道府県
- 福井県
- 設立年
- 1899年12月
- 上場年
- 1972年10月
- 公式サイト
- https://www.fukuibank.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- いよぎんホールディングス, しずおかフィナンシャルグループ, 京都フィナンシャルグループ, めぶきフィナンシャルグループ, コンコルディア・フィナンシャルグループ, ひろぎんホールディングス, 千葉銀行, 群馬銀行, ふくおかフィナンシャルグループ, 八十二銀行, 富山銀, 阿波銀, 愛媛銀
概要
福井銀行は1899年創業の福井県密着型地方銀行で県内トップシェアを誇り、地域経済の発展を支える金融サービスを提供しています。
現状
福井銀行は福井県に本店を構え、預金シェア43.8%、貸出金シェア38.7%と地域金融市場で圧倒的な地位を確立しています。2020年3月期の連結売上高は約407億円で堅調に推移し、資本金は180億円規模です。主に個人・中小企業向けの預金・貸出業務に注力し、地域経済の支援を強化しています。近年は福邦銀行の子会社化や野村ホールディングスとの業務提携など他金融機関との連携を深め、サービス向上と市場拡大を図っています。さらにフィンテック分野にも積極的に取り組み、電子マネーカードの普及やスマホATMサービス導入に成功しました。新本店ビルの完成や店舗網の戦略的再編を通じて顧客利便性を高めつつ、地域との共生を重視する経営戦略を推進しています。2026年には福邦銀行を吸収合併予定であり、さらなる経営効率化と市場拡大を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 1899年繊維業者出資による地方銀行として全国的に珍しい設立経緯。
- 福井県内で預金・貸出のシェアがいずれも40%以上を占める圧倒的地位。
- 北陸・中部地方で初めて『スマホATM』サービスを提供。
- 子会社の福邦銀行を2026年に吸収合併予定、地域統合を推進中。
- 『JURACA』電子マネーカードが県民カード第1号に認定されている。
- 新本店ビルは2020年12月に業務開始、最先端の設備を備える。
- 店舗内に他銀行支店を置く全国初の事例を小松支店で実現。
- 移動店舗『ふくぎんKuruza』を2016年に導入し地域密着サービスを展開。
- 2017年にネット支店『ジュラチック王国支店』を開設しデジタル対応強化。
- 地方銀行としては珍しいフィンテック企業との資本提携を実施。
- 1955年に行員が遭難事故を起こした歴史的事故がある。
- 東京証券取引所に1972年に上場した歴史ある地域銀行。
- セブン銀行、イオン銀行とのATM提携で利便性向上を追求。
- UNIX系勘定系システムをNTTデータ地銀共同センターへ2009年移行。
- 経済研究所、信用保証サービス会社など多様な関連会社を保有。
隠れた関連
- 福井県内のほぼ全ての市町村と国立大学法人福井大学の指定金融機関を務める。
- 野村ホールディングスと資本業務提携し資産運用分野で協業関係を構築。
- 小野グループに対して会社更生法の適用を支援し地域経済のリスク管理に関与。
- 石川県の北國銀行とATMネットワークを相互開放し地域金融連携を進展。
- 福井新聞社と共同で電子マネーカード開発を推進し地域金融のDXに貢献。
- 福邦銀行の完全子会社化により北陸地域の金融再編を牽引している。
- 地方銀行でありながら、海外にバンコク駐在所を置き国際展開も行う。
- 地域の信用保証サービスを子会社化し地元中小企業支援に注力している。
将来展望
成長ドライバー
- 地方銀行再編による地域金融エリア拡大。
- フィンテック連携によるデジタルチャネル強化。
- 地域中小企業の経済回復と設備投資需要増加。
- キャッシュレス決済普及による新規サービス展開。
- 福邦銀行吸収合併による経営効率向上。
- 地方公共団体との連携強化による安定収益確保。
- な地方顧客の資産運用ニーズの多様化。
- 高齢化社会に対応した金融商品・サービスの充実。
- スマホATM活用による非来店取引の促進。
- 新本店ビルを中心とした地域拠点強化。
- 野村HD連携による資産運用提案力強化。
- 環境配慮型金融商品の拡充と地域制約適応。
戦略目標
- 福邦銀行完全吸収・経営統合の完了。
- 県内預金シェア50%以上の維持・拡大。
- DX推進により営業効率20%向上。
- キャッシュレス決済シェア地域トップ獲得。
- 地域社会との連携強化によるESG評価向上。
- スマホATMサービス利用率60%達成。
- 多様な顧客層への資産形成支援拡大。
- 地域中小企業向け金融支援の高度化。
- 従業員の働きがい向上と人材確保。
- 安定的な財務健全性の維持と成長。
事業セグメント
法人融資
- 概要
- 地域法人の経営基盤強化に向けた多様な融資サービスを展開。
- 競争力
- 県内トップシェアの地域密着力
- 顧客
-
- 中小企業
- 地元法人
- 地方自治体
- 農業者
- 観光事業者
- 製造業
- サービス業
- 製品
-
- 運転資金貸出
- 設備投資貸出
- 信用保証サービス
- リース商品
- 融資コンサルティング
地方公共団体金融支援
- 概要
- 地方自治体の資金運用および管理を支援し安定的な行政運営に寄与。
- 競争力
- 信頼性と長年の実績
- 顧客
-
- 福井県
- 県内市町村
- 国立大学法人福井大学
- 製品
-
- 指定金融機関業務
- 公共事業資金管理
- 税金収納代行
資産運用・投資サービス
- 概要
- 多様な資産運用ニーズに応える金融商品とアドバイザリーを提供。
- 競争力
- 地域金融知識に基づくきめ細やかなサービス
- 顧客
-
- 個人投資家
- 法人顧客
- 年金基金
- 医療法人
- 製品
-
- 投資信託販売
- 国債・社債取引
- 資産管理サービス
- 年金相談
決済ソリューション
- 概要
- 地域のキャッシュレス推進と利便性向上を支援する決済インフラ。
- 競争力
- 地場企業との連携による信頼感
- 顧客
-
- 中小店舗
- 地域商店
- 福井新聞社
- 商工会議所
- 製品
-
- 電子マネー(JURACA)
- ATMサービス連携
- スマホATMサービス
競争優位性
強み
- 福井県内の圧倒的な預金・貸出シェア
- 地域密着の長年の信頼とブランド力
- 福邦銀行の子会社化によるエリア拡大
- 野村ホールディングスとの包括提携
- 充実したフィンテックサービス展開
- 広範な店舗ネットワークと移動店舗導入
- ATMネットワークの強固な連携
- 健全な財務基盤と堅実な収益構造
- 柔軟な地方公共団体との協力体制
- 統合勘定系システムによる効率運営
- 多様な融資商品群と法人ネットワーク
- 新本店ビルにおける最新施設導入
- 地域金融機関との連携による利便性向上
- 顧客本位のサービスと地域活性化支援
- 安全性の高い金融商品提供
競争上の優位性
- 県内ほぼ全域をカバーし地域経済に深く根ざす
- 預金シェア約44%で安定的な資金基盤を保有
- 福邦銀行子会社化により隣県市場を取り込み
- 先進的な電子マネーとスマホATMを導入済み
- フィンテック企業と提携しデジタル革新推進
- セブン・イオン銀行とのATM提携で利用拡大
- 地方自治体と密接な連携による安定収益確保
- 地域ニーズに応じた多彩な融資商品を展開
- 地方銀行としては希少な自社新本店ビル完備
- 地域内金融機関と手数料完全無料の提携を実現
- 堅実経営で安心感のある顧客基盤を持つ
- 複数金融グループとの協業により新基盤創出
- 長年の歴史に裏付けられたブランド信頼性
- 多様なチャネルを通じた高い顧客接点
- 地域密着型サービスで顧客満足度が高い
脅威
- 地方経済の人口減少による事業基盤縮小
- 低金利環境の長期化による収益圧迫
- 他金融機関との激しい顧客獲得競争
- デジタル金融サービスの急速な進展への対応コスト
- 地域景気の低迷による貸し倒れリスク増大
- 法規制の強化による運営コスト上昇
- フィンテック企業との競合激化
- 自然災害等による地域経済の影響
- 新型コロナウイルスの影響による企業経営悪化
- 高齢化社会に伴う顧客ニーズ変化への対応不足
- 地方銀行合併・再編による市場構造変化
- 金融DX推進遅れによる競争力低下
イノベーション
2020: 福邦銀行との包括提携『Fプロジェクト』開始
- 概要
- 地域金融連携を強化し共同サービス開発を推進。
- 影響
- 地域顧客基盤の拡大とコスト削減に貢献。
2023: スマホATMサービス提供開始
- 概要
- スマホでATM取引を可能にした新サービス導入。
- 影響
- 利用者利便性向上で顧客満足度強化。
2021: 野村ホールディングスと資産運用業務提携
- 概要
- 新たな金融商品群と販売チャネルの拡充を実現。
- 影響
- 資産運用提案力強化による収益多様化。
2020: 新本店ビル完成と業務開始
- 概要
- 省エネ設計の最新ビルで業務効率と環境配慮を両立。
- 影響
- 社員の働きやすさ向上と訪問者利便性拡大。
2024: 福邦銀行完全子会社化完了
- 概要
- グループ一体の経営体制で地域連携を加速。
- 影響
- 事業シナジー創出と顧客サービス品質向上。
2022: JURACA電子マネーカードサービス強化
- 概要
- 地域密着型決済基盤をデジタル化で向上。
- 影響
- 地域のキャッシュレス利用を促進。
2023: FITネットATMへのさらなる加盟拡大
- 概要
- 北陸地方の連携ATMネットワーク強化。
- 影響
- 顧客の利便性と取引機会を拡大。
2021: 移動店舗『ふくぎんKuruza』の運用開始
- 概要
- 地域外や高齢者向けの新たな来店チャネル確保。
- 影響
- 地域密着サービスの深化と顧客基盤の拡大。
2020: デジタル家庭向け資産管理アプリ導入
- 概要
- 家計簿連携や資産状況を一元管理可能とした。
- 影響
- ユーザーの金融リテラシー強化と利用促進。
2023: セブン銀行ATM共同設置による機能刷新
- 概要
- 共同ATMの入替えで操作性と安全性が向上。
- 影響
- 顧客ATM利用環境を大幅に改善。
サステナビリティ
- 地域経済活性化を目的とした地元企業支援の拡充
- 省エネ設計の新本店ビルの建設・運用
- ATMの共用化による資源利用効率改善
- 地域のキャッシュレス推進活動への貢献
- 環境・社会配慮型金融商品の取扱強化
- デジタル化推進によるペーパーレス化促進
- 地域コミュニティとの連携による金融教育支援
- 従業員の働きやすさ向上に向けた職場改革
- 災害対応力強化のためのBCP整備
- 地域ボランティア活動への積極的参加
- 高齢者向け金融サービスの充実と普及促進
- 持続可能な経営基盤の確立に向けたガバナンス強化