北洋銀行
基本情報
- 証券コード
- 8524
- 業種
- 銀行業
- 業種詳細
- 銀行
- 都道府県
- 北海道
- 設立年
- 1917年08月
- 上場年
- 2012年10月
- 公式サイト
- https://www.hokuyobank.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- いよぎんホールディングス, しずおかフィナンシャルグループ, 京都フィナンシャルグループ, めぶきフィナンシャルグループ, コンコルディア・フィナンシャルグループ, ひろぎんホールディングス, 千葉銀行, 群馬銀行, ふくおかフィナンシャルグループ, 八十二銀行, 百五銀, ほくほくFG, 北日銀
概要
北洋銀行は1917年創業、北海道最大かつ第二地方銀行最大手の地方銀行であり、地域密着型の金融サービスと広域的な連携を強みとする金融機関です。
現状
北洋銀行は2021年3月期に連結売上高1,356億円を計上し、北海道内に178店舗を展開する。預金残高10兆8,329億円、貸出金残高7兆7,625億円と地域経済への資金供給を牽引している。北海道最大の資金量を誇り、地域に根ざした金融機関として発展してきた。システム刷新やATM相互無料提携により顧客サービスを強化し、デジタル化推進にも注力。TSUBASAアライアンスに参加し広域連携を図り、金融教育推進やSDGs対応など社会的価値向上に努めている。今後は地域経済の活性化支援を中心に中長期的な成長戦略を策定し、顧客基盤拡大と収益力向上を目指す。公的資金を完済し、財務基盤も安定していることが信頼の証である。
豆知識
興味深い事実
- 北海道最大の第二地方銀行であり道銀を上回る規模
- 北海道拓殖銀行破綻後の道内事業譲受で大幅成長
- 札幌銀行と2008年に合併し道内金融最大手に
- TSUBASAアライアンスで広域金融ネットワークに参加
- cloverシリーズのICカードが地域住民に浸透
- 日本生命や明治安田生命が主要株主の一つ
- 元日銀出身頭取が長期にわたり経営をリード
- 北洋大通センターに本店を置く地域のランドマーク
- 地震や災害時の迅速な顧客対応体制を有する
- 北海道内の多数の自治体から指定金融機関に選定
- デジタル化に積極的でシステム刷新にも注力
- 地域金融教育推進の取り組みを長年継続
- サンリオのダッカドゥをイメージキャラクターに採用歴あり
- 地元大泉洋を広告キャラクターに起用した実績
- 公的資金の早期完済に成功し信用力向上
隠れた関連
- 北海道電力が主要株主であり、地域インフラとの強い連携を持つ。
- 旧北海道拓殖銀行の営業譲渡を受けたことで地域金融再編の中心的存在。
- 札幌北洋ホールディングスを介して札幌銀行を経営統合し広域化を実現。
- 地元の主要企業、石屋製菓などと経営面で人事交流がある。
- 大連銀行との業務協力により中国市場との窓口となっている。
- TSUBASAアライアンスを通じて道外の地方銀行との連携事業を展開。
- 北海道の自治体指定金融機関として公金管理を多数受託。
- 地元の交通ICカードSAPICA・Kitacaとの連携カードを発行し地域密着を強化。
将来展望
成長ドライバー
- 北海道および北日本の地域経済回復と成長支援需要
- デジタル銀行化とキャッシュレス化の進展
- TSUBASAアライアンスによるシナジー効果拡大
- 高齢化社会に対応した資産管理サービス強化
- 地域金融教育やSDGs関連投融資の拡大
- データ分析・AI活用による顧客サービス高度化
- 地方公共団体の資金運用ニーズの増加
- 中小企業の新規事業創出支援の拡充
- 海外展開企業の金融ニーズ拡大
- 金融インフラ刷新に伴うサービス多様化
戦略目標
- 持続可能な地域経済の発展を支える金融基盤の確立
- サステナブル投融資規模を2兆円規模まで拡大
- DX推進による顧客満足度向上と業務効率化
- 地域の指定金融機関としての信頼強化と拡大
- 若年層および高齢層を含む幅広い顧客層獲得
- 環境・社会課題解決につながる金融商品の開発
- 地域金融教育支援を通じた社会的責任の果たし
- AI・ビッグデータ活用によるリスク管理高度化
- 多様なパートナーとの連携強化によるサービス拡充
- 地域コミュニティとの連携による社会貢献活動強化
事業セグメント
中小企業融資
- 概要
- 地域の中小企業の成長支援に重点を置いた包括的な金融サービスを展開。
- 競争力
- 地域密着で顧客理解が深い点
- 顧客
-
- 地元中小企業
- 個人事業主
- 農林水産業者
- 地域商工会議所
- スタートアップ企業
- 製品
-
- 事業資金融資
- 設備投資ローン
- 運転資金貸付
- 信用保証サポート
- 経営コンサルティング
不動産・建設金融
- 概要
- 建設・不動産業界向けに資金調達とプロジェクト支援を提供。
- 競争力
- 道内市場に精通し融資審査が迅速
- 顧客
-
- 建設会社
- 不動産開発事業者
- 宅地造成業者
- 建築設計事務所
- 製品
-
- 建設資金貸付
- 不動産担保融資
- プロジェクトファイナンス
公共団体・自治体支援
- 概要
- 地方公共団体向けに財務管理と資金調達サポートを提供。
- 競争力
- 北海道・札幌市における指定金融機関の実績
- 顧客
-
- 北海道
- 札幌市
- 地方自治体
- 公共事業関連企業
- 製品
-
- 指定金融機関業務
- 公金管理サービス
- 地方債引受
- 公共施設ファイナンス
証券業務・資産管理
- 概要
- 北洋証券を通じて多様な投資商品と運用サービスを提供。
- 競争力
- 地域に根ざした証券サービスの展開
- 顧客
-
- 個人投資家
- 法人投資部門
- 資産運用会社
- 製品
-
- 証券販売・仲介
- 投資信託
- 資産運用アドバイス
カード・リースサービス
- 概要
- 法人の資金調達支援と決済サービスを強化。
- 競争力
- グループ内連携による包括的サービス
- 顧客
-
- 企業法人
- 中小事業者
- 個人顧客
- 製品
-
- 法人向けリース
- クレジットカード発行
- 決済代行サービス
海外事業支援
- 概要
- 海外ビジネス拡大に必要な金融ソリューションを提供。
- 競争力
- 海外駐在員事務所によるきめ細かなサポート
- 顧客
-
- 輸出入企業
- 北海道産品の海外展開企業
- 現地法人
- 製品
-
- 海外送金
- 貿易金融
- バンコク駐在員事務所による支援
地域金融ネットワーク
- 概要
- 広域連携で地域金融の利便性向上を推進。
- 競争力
- TSUBASAアライアンス参加による広域連携
- 顧客
-
- 信用金庫
- 他地銀
- 提携金融機関
- 製品
-
- ATM相互無料提携
- 金融情報共有
- 地域活性化共同プロジェクト
金融教育・社会貢献
- 概要
- 地域の金融リテラシー向上を目指した教育・啓蒙活動に注力。
- 競争力
- 北海道内での高い地域貢献実績
- 顧客
-
- 学校
- 地域住民
- 自治体
- 製品
-
- 金融教育プログラム
- 地域イベント支援
- CSR活動
デジタル・ITサービス
- 概要
- 先進IT技術を活用し、安全で効率的な金融サービスを実現。
- 競争力
- IBMとの連携による高度なシステム基盤
- 顧客
-
- 個人顧客
- 法人顧客
- 内部部門
- 製品
-
- 基幹系システム刷新
- ネット・モバイルバンキング
- ITアウトソーシング
リスク管理・コンプライアンス
- 概要
- 高度な管理体制により安全な業務運営を確保。
- 競争力
- 監査役会設置会社としての強固な統制体制
- 顧客
-
- 内部管理部門
- 規制当局
- 製品
-
- 与信管理
- 内部監査システム
- 法令遵守対応
資金運用・投資業務
- 概要
- 自己資本の効率運用と顧客資産の最適管理を実施。
- 競争力
- 資産運用の専門知識と経験豊富なスタッフによる管理
- 顧客
-
- 自己資金管理部門
- 顧客資産管理
- 製品
-
- 有価証券売買
- 投資ポートフォリオ管理
ATM・決済ネットワーク運営
- 概要
- 道内外の多数提携先と連携し、高い利便性を提供。
- 競争力
- 北海道内最大規模のATMネットワークと提携範囲の拡大
- 顧客
-
- 顧客
- 提携企業
- 製品
-
- ATM設置・管理
- 決済処理システム
競争優位性
強み
- 北海道最大の資金量と預金残高
- 地域密着型の強力な顧客基盤
- TSUBASAアライアンスによる広域連携
- 高度なITシステム刷新への対応力
- 指定金融機関としての地方公共団体との信頼
- 多様な商品ラインナップとサービス提供
- 堅固な財務基盤と公的資金完済
- 幅広いATMネットワーク展開
- 地域金融教育への積極的貢献
- 上場企業としてのガバナンス体制
- SDGs推進のための投融資戦略
- 強固な経営統制と監査体制
- 親会社のホールディングスによる効率的経営
- 歴史的な合併による事業拡大基盤
- 顧客ニーズに対応した多角的サービス
競争上の優位性
- 北海道内における34.79%の預金シェアを有し首位の地位を確立
- 大手地銀と連携した『TSUBASAアライアンス』でサービス範囲を拡大
- 地域公共団体との指定金融機関関係により安定的な収益基盤を保有
- 最新の基幹系システム刷新により効率的かつ安全な業務運営を実現
- 顧客向け多様なICカード『clover』シリーズで決済利便性を向上
- 豊富な金融商品群で顧客の多種ニーズに総合的に対応可能
- 広域金融ネットワークにより資金調達力とリスク分散力を保持
- 地域金融教育やCSR活動を通じ地域社会からの信頼を強化
- 冷静なリスク管理体制と強固な財務基盤が持続的成長を支える
- 本店を札幌市北洋大通センターに置く地理的優位性
- 多様な金融チャネルを活用し、顧客との接点機会を拡大中
- 道内唯一の指定金融機関指定を複数自治体から受ける実績
- 公的資金完済により市場からの信用力が向上
- 地元企業との密接な関係構築により競合に対して優位性を発揮
- 長年培った営業ノウハウと地元経済に対する理解の深さ
脅威
- 地方経済の人口減少による預貸出需要の減少リスク
- メガバンクやネット銀行による資金獲得競争の激化
- 低金利環境による利ザヤ縮小圧力
- 規制強化やコンプライアンスリスクの増大
- ITシステム障害やサイバーセキュリティリスク
- 地域経済の景気変動に伴う貸倒れリスク
- デジタル化対応遅れによる顧客離れの懸念
- 地方公共団体の予算削減による資金依存度低下
- 海外経済の不確実性による国際業務の影響
- 新規参入金融業者の台頭による競争激化
- 自然災害等の地域リスクが金融資産に与える影響
- 地方銀行全体の収益力低下による経営安定性悪化
イノベーション
2023: 基幹システム刷新とデジタル化推進
- 概要
- IBMと連携し、効率的で安全な基幹系システムを導入した。
- 影響
- 顧客サービスの利便性向上と運用コスト削減を実現
2024: ATM相互無料提携拡大
- 概要
- 北海道内複数信用金庫とのATM相互無料提携を追加。
- 影響
- 顧客の利便性向上と地域金融ネットワークの強化
2022: 電子決済サービスの強化
- 概要
- ICキャッシュカードと交通系ICカードの複合サービス展開。
- 影響
- 地域住民の日常決済利用の利便性を飛躍的に向上
2021: サステナブル投融資目標設定
- 概要
- 2030年までに2兆円のサステナ投融資を目標に設定した。
- 影響
- 環境・社会課題解決に貢献し企業価値向上を図る
2023: 金融教育推進協議会設立参加
- 概要
- 道内金融機関と協力し地方金融教育を強化。
- 影響
- 地域住民の金融リテラシー向上に寄与
2020: 大連銀行との業務提携
- 概要
- 中国大連銀行との連携協定により北洋の海外展開支援。
- 影響
- 国際業務拡大と地域企業の海外進出を促進
2024: ネット・モバイルバンキング機能拡充
- 概要
- スマートフォン対応アプリ改良による顧客利便性向上。
- 影響
- 利用者数増加と取引活性化を実現した
2023: 災害対応システム強化
- 概要
- 地震被害時の迅速な預金引き出し対応をシステム化。
- 影響
- 地域住民の信頼向上に貢献
2022: AI導入による与信審査効率化
- 概要
- AIを活用した融資審査プロセスの自動化を実施。
- 影響
- 審査時間短縮と信用リスク軽減に成功
2024: データ分析活用による顧客戦略強化
- 概要
- ビッグデータ解析により顧客ニーズを的確に捉える。
- 影響
- 新規サービス開発とマーケティング施策の高度化
サステナビリティ
- 2030年までにサステナ投融資2兆円を達成目標
- 地域環境保全活動への積極的な参画と支援
- 金融教育の推進を通じた地域社会貢献
- 女性活躍推進とダイバーシティ推進の強化
- CO2排出削減に向けた業務運営の見直し
- 地域災害対策支援のための資金供給強化
- 持続可能な経済成長支援のための地域投資促進
- ESG評価を踏まえた融資・投融資の実施
- 省エネルギー設備への投融資促進
- リサイクル促進事業や環境技術への投資
- 地域の雇用創出を意識した中小企業支援
- 地域金融機関との協働によるSDGs目標達成