遠州トラック
基本情報
- 証券コード
- 9057
- 業種
- 陸運業
- 業種詳細
- 陸運
- 都道府県
- 静岡県
- 設立年
- 1965年08月
- 上場年
- 1995年04月
- 公式サイト
- https://www.enshu-truck.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ゼロ, ヒガシホールディングス, ハマキョウ, カンダ, 丸全昭和運輸, センコーグループホールディングス, トナミホールディングス, ニッコンホールディングス, 日石輸, 福山通運, 中央倉庫, キユーソー流通システム
概要
遠州トラックは1965年創業の静岡県を拠点とする陸運業の中核企業で、住友倉庫グループの一員として工業物流を主軸に日中間の物流サービスを展開しています。
現状
遠州トラックは2023年3月期において連結売上高448億円、純利益22億円と堅調な業績を維持しています。主力の工業物流に加え、国内外の幅広い物流サービスや引越事業を展開し、地域密着の営業所ネットワークを有しています。住友倉庫グループの資本力を背景に、日中間の一貫物流にも注力し、競合他社との差別化を図っています。物流デジタル化や運賃適正化のDVD配布など顧客との交渉力強化に取り組む一方、環境負荷軽減や持続可能な物流システムの推進にも注力しています。中長期的には関西市場での展開強化や環境対応車両導入計画を進めながら、安定収益と顧客満足度向上を図ります。2024年度以降も持続的成長を目指し、資源の効率的活用や業務改善など経営基盤の強化を継続する方針です。
豆知識
興味深い事実
- 引越しサービス「しまうま」は地域密着の人気ブランド
- 住友倉庫グループに属し安定的な経営基盤を持つ
- 日中間の一貫物流に早期から取り組む数少ない陸運会社
- 地域営業所網が静岡県内を中心に広範囲で展開
- 運賃適正化のために自社啓発用DVDを制作している
- 精密機器輸送に強みを持ち特殊車両も保有
- 環境配慮型ハイブリッドトラックを導入済み
- 荷主との交渉強化で収益安定を実現
- 1950年代設立企業が多い中で1965年設立と新しい
- 物流業界における地域密着型中堅企業の代表例
隠れた関連
- 住友倉庫グループの一員として物流業界の資本集約型戦略の中核を担う。
- 中国現地企業と提携し日中間物流ネットワークの強化を進めている。
- 関西圏の遠州トラック関西と連携し全国展開を図る。
- 引越し事業で個人顧客に地域密着サービスを提供し事業多角化を実施。
- 運賃適正化DVDの活用で荷主との価格調整能力を高め競争優位に。
将来展望
成長ドライバー
- グループ基盤を活かした日中間国際物流拡大
- 環境対応車両の更なる導入による運用効率化
- デジタル物流システムの高度化
- 地域密着営業による顧客基盤強化
- 多角化による新規事業拡大
- 物流市場の再編による中堅企業の需要増加
- 運賃適正化施策による収益安定
- 国際貿易の回復と成長
- 新技術導入による業務効率改善
- 環境規制対応での競争力強化
戦略目標
- CO2排出量30%削減達成
- 国際物流売上比率40%以上
- 引越事業の更なる地域拡大
- 営業所ネットワークの全国展開強化
- 運賃適正化による業績安定化
- 最新物流技術の全面導入
- 地域社会との共生促進
- グループシナジー最大化
- 人材育成と確保の強化
- 持続可能な物流モデルの確立
事業セグメント
工業物流
- 概要
- 製造業を中心に工業製品の物流を専門的に提供し、生産工程に最適な物流を実現。
- 競争力
- 住友倉庫グループのネットワークと豊富な輸送経験
- 顧客
-
- 製造業
- 自動車部品メーカー
- 電子機器メーカー
- 精密機器メーカー
- 建設資材メーカー
- 製品
-
- 製品輸送
- 部品供給
- 生産物流
- 検品・仕分けサービス
- ジャストインタイム配送
調達物流
- 概要
- 部品や資材を効率的に調達し、製造ラインへ安定供給する物流サービス。
- 競争力
- 高度な物流管理システムによる在庫コントロール
- 顧客
-
- 部品メーカー
- 下請け企業
- 資材供給企業
- 製品
-
- 資材輸送
- 集中管理物流
- 調達に関わる物流最適化
商業物流
- 概要
- 小売・商社向けに商品配送と在庫管理を一体化して提供する物流サービス。
- 競争力
- 地域密着型の営業所ネットワーク
- 顧客
-
- 小売業
- 商社
- 流通業者
- 製品
-
- 店舗配送
- センター間輸送
- 商品管理サービス
競争優位性
強み
- 住友倉庫グループの資本力
- 日中間一貫物流の経験
- 地域密着の営業所展開
- 多様な物流サービス提供力
- 豊富な工業物流ノウハウ
- 適正運賃促進の取り組み
- 堅実な財務基盤
- 熟練した輸送管理技術
- 環境負荷軽減への取組み
- 顧客との強固な関係構築
競争上の優位性
- 日中の国際物流に強みを持つ
- 工業製品向けジャストインタイム物流に特化
- 地元中小企業へのサービス柔軟性
- 運賃適正化DVDによる荷主説得力
- グループ内連携による物流効率化
- 多様な輸配送ネットワークの構築
- 専門引越サービスで一般顧客も獲得
- 地方企業との連携による営業拡大
- 最新物流システムの導入推進
- 品質管理に注力したサービス提供
脅威
- 大手競合の価格攻勢
- 国際情勢による物流制限
- 燃料価格変動によるコスト増
- 人手不足による運転手確保難
- 環境規制強化による設備投資負担
- 新規物流技術の採用遅れ
- 経済変動による需要波動
- 荷主企業の内製化拡大
- 災害・交通障害による遅延リスク
- 物流業界の規制強化
イノベーション
2023: 運賃適正化DVD制作配布
- 概要
- 荷主との交渉を円滑化するための運賃適正化啓発DVDを制作し配布開始。
- 影響
- 荷主との価格交渉力が向上し収益改善に寄与
2022: 環境負荷低減トラック導入
- 概要
- ハイブリッド車両と低燃費トラックを導入しCO2削減に取り組む。
- 影響
- トラック燃費改善により年間CO2排出量を10%削減
2021: デジタル物流管理システム刷新
- 概要
- 業務効率化のために最新の物流管理システムを導入し作業効率向上を図る。
- 影響
- 配送ミス減少と作業効率15%向上
2020: 日中間一貫物流強化
- 概要
- 中国現地パートナー企業との連携を強化し日中間輸送ネットワークを拡大。
- 影響
- 国際物流売上が前年比20%増加
サステナビリティ
- 省エネルギー車両の積極導入
- エコドライブ教育の徹底
- 廃棄物削減とリサイクル推進
- 物流拠点の省エネ設計採用
- 地域社会との環境保全活動協力