enish
基本情報
- 証券コード
- 3667
- 業種
- 情報・通信業
- 業種詳細
- コンテンツ制作・配信
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 2009年02月
- 上場年
- 2012年12月
- 公式サイト
- https://www.enish.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ディー・エヌ・エー, アクセルM, グリーホールディングス, ネクソン, コロプラ, オルトP, コムシード, ガンホー・オンライン・エンターテイメント, gumi, アカツキ, バンク・オブ・イノベーション, バンダイナムコホールディングス, マーベラス
概要
enishは2009年設立のスマートフォン向けゲーム開発会社で、ネイティブアプリ配信を中心に女性ユーザーを多く抱える交流型経営シミュレーションゲームを主力としています。
現状
enishは2020年12月期に約40億円の売上を計上しましたが、一時的に赤字計上も見られるなど財務状況は変動しています。主力事業はスマホ向けネイティブアプリで、特に女性向け交流型ゲームが強みです。海外展開も進めており、韓国・中国・タイに子会社を設立しています。2021年以降は『五等分の花嫁 五つ子ちゃんはパズルを五等分できない。』などの好調により黒字転換しつつあります。経営資源を新規タイトル開発やグローバル展開に注力して収益改善を図っています。サステナビリティ面では具体的な情報は少ないものの、継続的な事業成長とユーザーコミュニティ形成を重視しています。今後は多様なニーズに応えるゲーム開発と海外市場拡大を戦略目標としています。2024年までの短期的な市場環境変化にも柔軟に対応し、持続的成長を目指しています。
豆知識
興味深い事実
- 創業はヤフー出身者が中心となり2009年に設立された。
- 女性ユーザーが半数以上を占める珍しい交流型経営シミュレーションゲームの提供者。
- GREEの資本参加により初期成長を加速した経緯がある。
- 欅坂46・日向坂46の公式ゲームアプリを手がけた国内主要開発企業。
- 韓国・中国・タイに子会社を設立しアジア展開を進めている。
- 近年はブロックチェーン技術を活用したゲームの開発にも注力している。
- かつて人気のブラウザゲームタイトルを複数他社に譲渡している。
- 2015年以降赤字が続いたが2021年から黒字化傾向がみられる。
- 複数のゲームでGREE Platform Awardを受賞する技術力を誇る。
- 2017年にYahoo!ゲーム プレイヤーのPCアプリケーション開発を行った。
隠れた関連
- GREE株式会社が出資し成長期に資本関係を持っていたことが事業展開に影響。
- 人気アイドルグループの公式ゲーム開発を通じてメディア戦略に強みを持つ。
- 技術提携先のAR企業Kudanとの連携で先進技術獲得に努めている。
- 複数の子会社を通じてアジアのゲーム市場へ直接的展開を実施。
- ブロックチェーン関連ゲームタイトルで異業界技術企業と協業実績がある。
- 経営陣の出身背景にヤフーやザッパラスの経験者がいることが経営に反映。
- ソーシャルゲームの初期プラットフォームmixiやGREEの市場変化に対応。
- 複数タイトルの運営権譲渡が事業ポートフォリオの変遷と連動。
将来展望
成長ドライバー
- ネイティブアプリケーション市場の成長とスマホゲーム需要増加。
- 女性ユーザーを中心とした交流型ゲームの高い市場ポテンシャル。
- アジア市場への積極的な子会社運営と現地展開。
- 人気IPを活用したゲームライセンス展開の拡大。
- 先端技術(AR、ブロックチェーン)を用いた新規サービス開発。
- 多様なプラットフォーム対応で新規ユーザー獲得。
- ユーザーコミュニティ強化による顧客維持と課金促進。
- ゲーム運営効率化とデータ活用によるサービス改善。
- パートナーシップの強化による事業拡大。
- 新作タイトルの海外展開による収益基盤の多角化。
戦略目標
- アジア市場における大規模な売上比率の達成。
- IP公式ゲームの年間売上50億円超えを目標とする。
- 新技術活用ゲームの主力タイトル化と収益化。
- 女性向け交流型ゲーム市場でのブランド強化。
- 多プラットフォーム展開の完成とビジネス多角化。
- コミュニティの安全性と満足度向上を常に追求。
- グローバルユーザー数を数百万規模に拡大。
- 持続可能な開発と経営の実現。
- 国内外の協業パートナーネットワーク強化。
- 財務の安定化と黒字経営の継続。
事業セグメント
ゲーム開発受託
- 概要
- 他社向けにスマートフォンゲームの開発・企画支援を提供。
- 競争力
- ネイティブアプリ開発の高い技術力と実績。
- 顧客
-
- ゲームソフトメーカー
- 出版・メディア企業
- 広告代理店
- プロモーション企業
- IT企業
- 製品
-
- スマホゲーム開発
- 公式タイアップゲーム開発
- 共同企画ゲーム支援
ゲーム運営サービス
- 概要
- プラットフォームやパブリッシャー向けに運営支援サービスを実施。
- 競争力
- ユーザー傾向解析と交流型ゲームノウハウ。
- 顧客
-
- ゲーム配信プラットフォーム運営企業
- 広告スポンサー
- ユーザコミュニティ
- 課金サービス提供会社
- 製品
-
- オンラインゲーム運営サポート
- ユーザ分析・課金モデル設計
- プロモーション企画
海外展開支援
- 概要
- アジア市場を中心に海外ゲーム展開を支援。
- 競争力
- 韓国・中国・タイ現地法人による地域特化戦略。
- 顧客
-
- 現地ゲーム会社
- ローカライズ企業
- 外国語プラットフォーム
- 製品
-
- ゲームローカライズ
- 現地市場調査・マーケティング
- 海外子会社運営
技術提携・共同研究
- 概要
- 先端ゲーム技術のアライアンスと研究開発を進める。
- 競争力
- AR技術提携とブロックチェーンゲーム展開実績。
- 顧客
-
- AR/VR技術開発企業
- AI技術企業
- ブロックチェーン技術企業
- 製品
-
- 技術実装支援
- 共同開発プロジェクト
- 新規技術研究
IPライセンス提供
- 概要
- 人気IPを活用したゲーム開発ライセンスを提供。
- 競争力
- 欅坂46や日向坂46等の公式ゲーム実績。
- 顧客
-
- アニメ制作会社
- キャラクター著作権所有者
- メディア事業者
- 製品
-
- 公式ゲームライセンス開発
- IP活用プロモーション
- コラボレーション企画
競争優位性
強み
- 女性ユーザーを多く惹きつける交流型ゲーム開発力
- ネイティブアプリの開発・運営経験が豊富
- アジア市場での現地法人と展開体制
- IP公式ゲーム開発の実績と信頼
- 技術提携による新技術導入力
- 長期に渡る多様なゲームタイトルの保有
- 強固なファンコミュニティ形成力
- 幅広いプラットフォーム対応
- 実績に基づくゲーム運営ノウハウ
- 柔軟な共同開発・パートナーシップ形成
競争上の優位性
- 女性向け経営シミュレーションジャンルでの確立されたブランド
- アジア主要市場に現地子会社を持つことによる迅速な市場対応
- 公式IPゲームの企画・開発が可能な豊富な経験とネットワーク
- 技術提携によるAR/ブロックチェーンなど先端分野への積極的進出
- 多様なゲームタイトルと顧客層に対応する開発・運営体制
- 安徳社長を中心とする安定した経営基盤
- 長期的なユーザー維持を図る充実したユーザー交流施策
- 他社に先駆けたネイティブアプリの積極展開
- 多様な課金モデルの導入と運用実績
- ゲーム分野での国際展開ノウハウ
脅威
- スマホゲーム市場の激しい競争によるユーザー獲得難度の増加
- 新規タイトルの開発費用上昇と収益化不確実性
- 海外市場の現地法規制や文化による適応課題
- 大手競合他社の資金力・ブランド力の影響
- 急速な技術変化に伴う開発リスク
- 継続企業の前提に関わる財務面の不透明性
- ゲーム利用者の多様化に伴うニーズ変化
- 知的財産権関連の複雑性とリスク
- 情報セキュリティ事故の可能性
- サブスクリプションモデル普及による収益構造変化
イノベーション
2020: 人気IPパズルゲーム『五等分の花嫁』配信開始
- 概要
- ヒットアニメ原作のスマホ向けパズルゲームを提供し、売上向上に貢献。
- 影響
- 黒字転換の一因となり、ファン層拡大を促進。
2022: 『進撃の巨人 Brave Order』ゲーム配信開始
- 概要
- 人気アニメIPを活かしたアクションRPGゲームで海外展開も推進。
- 影響
- ゲームタイトルのポートフォリオ多様化に成功。
2023: 『ゆるキャン つなげるみんなのオールインワン!!』提供開始
- 概要
- 人気アウトドアアニメの公式ゲームをリリースしファン獲得を強化。
- 影響
- 新規ユーザー層拡大に貢献。
2024: 『ディライズ ラストメモリーズ』多プラットフォーム展開開始
- 概要
- ブロックチェーン技術を活用したモバイルおよびPC向けゲーム配信を開始。
- 影響
- 新技術導入による市場開拓を目指す。
2021: ゲーム運営基盤の強化とクラウド活用
- 概要
- 運営効率向上のためクラウド技術を導入し安定運用を実現。
- 影響
- 運用コスト削減とサービス品質向上に寄与。
サステナビリティ
- ゲームユーザーの健全交流促進のためのコミュニティ管理強化
- 多様性とインクルージョンを意識したゲーム開発推進
- リモートワーク環境の整備による従業員の働きやすさ向上
- 環境負荷低減を目指したデータセンターのエネルギー効率化
- コンプライアンス遵守の徹底と透明性の向上