SANKO MARKETING FOODS
基本情報
- 証券コード
- 2762
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 東京都
- 設立年
- 1977年04月
- 上場年
- 2003年03月
- 公式サイト
- https://www.sankofoods.com/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- その他多様な競合, オルアバウト, 焼肉坂井ホールディングス, Wディッシュ, DDグループ, 海帆, チムニー, エターナルホスピタリティグループ, SFPホールディングス, ヨシックスホールディングス, 串カツ田中ホールディングス, ワタミ, エリアクエス, 大庄
概要
SANKO MARKETING FOODSは1977年創業の東京都新宿区に本社を置く個室居酒屋を中心に外食チェーンブランドを展開する小売業者です。
現状
SANKO MARKETING FOODSは2021年6月期の売上高が約21億円である一方、営業利益、経常利益および純利益で大幅な赤字計上(それぞれ約17億円、14億円、18億円の赤字)となっています。主力ブランドは個室居酒屋「金の蔵Jr.」をはじめ、東方見聞録や月の雫、東京チカラめしなど多彩な業態展開を行い、直営店29店舗、運営受託店21店舗の計50店舗を展開しています。競合他社も多く、飲食業界内での激しい競争環境に直面しています。2021年に商号変更を行い、事業の多様化と海外展開としてタイに「東京チカラめし」1号店を出店するなど国際展開も始めています。個室居酒屋のフランチャイズ展開にも力を入れ、ブランドの強化と顧客基盤の拡大を目指しています。今後は海外事業の拡大及び既存店舗改善による経営の再建が課題となっています。財務の健全化に向けた施策を進めつつ、新業態開発や既存ブランドの差別化で競争力向上を図っています。最新の経営動向や市場ニーズに応じた柔軟な経営戦略が求められる状況です。
豆知識
興味深い事実
- 個室型居酒屋の先駆者として1998年に新宿で「鶏屋東方見聞録」を開業。
- 創業は神田のガード下の定食屋「三光亭」で、社名の由来にもなっている。
- 2010年にテレビ東京の経済番組で270円居酒屋戦争の勝ち組として特集された。
- 2021年に社名を英語表記のSANKO MARKETING FOODSに変更し国際感覚を強調。
- 多くの居酒屋ブランドを抱え、一部で海外ライセンス展開も行っている。
- 「金の蔵Jr.」はFC展開の主力ブランドとして業界内で知られている。
- タイや海外で東京チカラめしのブランドを展開し、海外進出を加速中。
- 過去にはパスタ専門店「東京スパゲッチ」など複数の多様業態に挑戦。
- 主力の居酒屋ブランドは親しみやすい価格帯と個室設計が特徴。
- 競合企業にはワタミ、SFPホールディングス、大庄などがいる。
- 創業者平林実は長年にわたり飲食業界の発展に寄与している。
- 高田馬場新宿区に本社を置き、中央区新川に本店がある珍しい二拠点体制。
- 飲食チェーンでありながら、フランチャイズと直営の両方をバランスよく運営。
- 資本金は5,000万円と比較的小規模ながら独自の経営戦略を展開。
- 2023年には漁業や養殖関連会社の設立により食資源への関与を強化。
隠れた関連
- アサヒビールが主要株主の一角を占め、飲料企画で連携がある。
- 創業者が開業した「三光亭」の跡地付近には現在も同ブランドの飲食店が複数点在。
- 競合のワタミやSFPホールディングスと飲食業界の情報共有を行うことがある。
- タイのライセンシーパートナーON AND ON GROUP社との業務提携が進んでいる。
- 株主構成に複数の投資証券会社が名を連ね、市場からの注目度が高い。
- 店名「東方見聞録」は歴史的書物に由来しブランドイメージに深みがある。
- 本社と本店の2拠点体制は資金調達や業務効率のために活用されている。
- かつての「東京スパゲッチ」ブランドは全国展開で新業態挑戦の代表例。
将来展望
成長ドライバー
- 個室居酒屋のニーズ拡大による市場シェア増加
- タイやアジア圏を中心とした海外店舗展開の加速
- フランチャイズ事業の強化によるブランド拡大
- 健康志向に対応したメニュー開発による顧客獲得
- デジタル技術導入による業務効率化と顧客利便性向上
- 新業態開発による多様化と差別化戦略推進
- 地域密着型サービスの充実によるリピーター増加
- 持続可能な経営への取り組み強化
- 事業再建と財務健全化への実直な取り組み
- 外食環境の変化に柔軟に対応する経営方針
戦略目標
- 国内外での店舗数を150店以上に拡大
- 海外売上比率を20%以上に向上
- 全店舗のサステナビリティ基準達成
- デジタルシフトによる業務効率30%向上
- フランチャイズ売上構成を50%以上に増加
- 新業態での市場投入を年2件以上維持
- 従業員満足度の継続的改善
- 地域貢献活動の年間参加回数を倍増
- メニュー開発における健康志向商品の比率を40%達成
- 財務体質の強化で黒字経営の安定化を実現
事業セグメント
店舗運営受託
- 概要
- 店舗運営の企画・委託・管理業務を提供し、業績向上を目指す。
- 競争力
- 個室型居酒屋の運営経験と多店舗管理力
- 顧客
-
- 外食チェーン運営会社
- 小売店舗運営者
- 製品
-
- 店舗運営ノウハウ
- ブランド管理
- 運営コンサルティング
ライセンスブランド供与
- 概要
- 国内外で人気ブランドのライセンス契約を提供し事業拡大。
- 競争力
- 個室居酒屋ブランドの知名度と信頼性
- 顧客
-
- 国内外の外食事業者
- レストランパートナー
- 製品
-
- ブランド使用権
- 営業支援サービス
食材調達・供給
- 概要
- 安定した食材調達で高品質な料理提供を実現する。
- 競争力
- 国内外に広がる調達ネットワーク
- 顧客
-
- 自社店舗
- 外部飲食店
- 食品卸売業者
- 製品
-
- 鶏肉・加工食品
- 鮮魚
- 調味料
競争優位性
強み
- 個室型居酒屋に特化したブランド力
- 多様な飲食業態の展開力
- 豊富な店舗運営経験
- ライセンスビジネスの展開
- 直営及びFC店舗のバランス運営
- 首都圏を中心とした集中的な店舗網
- ブランド間のターゲット差別化
- 地域ニーズに対応したメニュー開発
- 豊富な飲食業界の人材ネットワーク
- 実績ある経営体制と監査役会設置
競争上の優位性
- 個室居酒屋「金の蔵Jr.」の高い市場認知度と指名率
- 個性的な多ブランド展開による多角化戦略
- 東京チカラめしの海外展開によるグローバル展開強化
- フランチャイズ展開で事業スケール拡大を狙う
- ブランド毎のターゲット特化による差別化競争力
- 飲食業界の激戦区・東京新宿圏に強い店舗集中
- タイ王国への国際ライセンス事業開始で成長の足掛かり
- 安定した食材調達ルート確保により品質を維持
- 多様な業態で消費者需要に対応可能
- 豊富な顧客情報を活用したマーケティング力
脅威
- 新型コロナウイルス感染症の影響による外食需要減少
- 国内外の激しい飲食業界競争による市場シェア縮小
- 人件費・原材料費の高騰による収益圧迫
- 消費者の健康志向や飲酒離れによる需要変化
- 競合他社のブランド展開増加による差別化困難化
- 法規制強化や営業時間短縮要請による営業制約
- 海外事業における文化・規制リスク
- 株式市場での資金調達制約による経営資源制限
- 物流の不安定化による食材供給問題
- 消費税増税などによる価格競争の激化
- 顧客支持獲得のため新商品開発負担増加
- デジタル化遅れによる市場機会損失
イノベーション
2023: タイ王国での東京チカラめし1号店出店
- 概要
- タイの現地企業との提携により海外1号店をバンコクに開店。
- 影響
- 国際展開の足掛かりとなり海外収益拡大を期待。
2021: 商号変更によるブランド刷新
- 概要
- 株式会社三光マーケティングフーズからSANKO MARKETING FOODSへ名称変更しブランド発信強化。
- 影響
- 企業イメージ刷新と認知向上に貢献。
2022: 個室居酒屋向けFC展開強化
- 概要
- フランチャイズモデルの精緻化と加盟店支援体制の充実によりFC店舗数拡大。
- 影響
- ブランド拡大と収益安定化に寄与。
2020: デジタルオーダーシステム導入
- 概要
- 非接触型の注文・会計システムを主力店舗で導入。
- 影響
- 顧客利便性向上と業務効率化を実現。
2024: 新業態開発による集客強化
- 概要
- カフェ系のパスタmama新店展開など新業態による客層拡大施策。
- 影響
- 若年層顧客獲得に成功し売上増加に貢献。
サステナビリティ
- 店舗での廃棄物削減プログラム導入
- 地域食材の積極活用推進
- エネルギー効率化のためLED照明採用
- 従業員の健康管理と安全確保強化
- 環境に優しい使い捨て容器の採用促進
- 食品ロス削減キャンペーン展開
- 地元コミュニティとの連携強化
- 飲酒運転防止の啓発活動
- 水使用量の削減とリサイクル増進
- サプライチェーンにおける持続可能性評価