木曽路
基本情報
- 証券コード
- 8160
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 愛知県
- 設立年
- 1952年09月
- 上場年
- 1987年11月
- 公式サイト
- https://www.kisoji.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- ひらまつ, ワイズテーブルコーポレーション, きちりホールディングス, ブロンコビリー, ホットランドホールディングス, SFPホールディングス, ヨシックスホールディングス, エスエルディー, ゼネラル・オイスター, 関門海, 幸楽苑, 梅の花グループ, うかい, あさくま, SRSホールディングス, 東天紅, サガミホールディングス
概要
木曽路は1952年設立の日本料理としゃぶしゃぶを中心に展開する外食業界の中堅リーディングカンパニーです。
現状
木曽路は2025年3月期に連結売上高約532億円、営業利益約27億円を達成し、国内外食市場で確固たる地位を築いています。主力のしゃぶしゃぶ日本料理店舗は中部地方を中心に全国約191店舗を運営し、特に木曽路ブランドは業界トップクラスの評価を得ています。同社は多様な飲食業態を展開し、焼肉や居酒屋事業も積極的に拡大しています。セントラルキッチンなどの効率的な生産体制を整備し、品質管理に注力しています。近年は子会社の吸収合併や食肉加工会社の子会社化によるバリューチェーン強化も進めています。一方、長時間労働問題など労務面の課題に取り組み、労働環境の改善に努めています。今後は地域密着と高品質サービスの両立を戦略の柱とし、ブランド価値向上とさらなる店舗拡大で競争力強化を図ります。
豆知識
興味深い事実
- 創業は1952年の小さな喫茶店から始まった。
- しゃぶしゃぶ木曽路は中部地盤で業界トップレベル。
- セントラルキッチンが1975年に設立され安定供給を実現。
- かつてはファミリーレストラン事業を展開。
- 労働環境問題に早期対応し体質改善に努めている。
- 子会社吸収合併で事業統合を積極的に進める。
- 多様な業態展開で顧客層の幅広さを実現。
- 地域密着と高級感を両立したブランド戦略。
- 伝統と革新を兼ね備えた経営スタイル。
- 店舗数は全国に191店を構える。
- 経営陣に長期勤続の社長経験者が複数存在。
- 食肉加工会社を子会社化し垂直統合体制強化。
- 2024年に法人として労働基準法違反で書類送検の事例あり。
- 社内独自の人材育成教育システムがある。
- 顧客満足度向上に注力しリピーター多い。
隠れた関連
- かつてのファミリーレストラン事業は現在の居酒屋「素材屋」へ一部転換されている。
- 主要株主にアサヒビールが存在し飲食関連業界での関係が深い。
- 子会社経由で食肉加工から店舗運営までを一気通貫で実施する垂直統合体制。
- 名古屋証券取引所と東京証券取引所双方に上場し資金調達ルートが多様。
- 地域外食業界団体「共創和や会」への参加により業界連携を強化。
- 従業員の約4割が2021年に打刻不備を訴えたが改善活動を実施中。
- 長時間労働問題発覚から約3年で体質改善に向けた労務管理に注力。
- ブランドごとに対象顧客や料理ジャンルの異なる複数業態戦略を実践。
将来展望
成長ドライバー
- 高級和食・しゃぶしゃぶ需要の安定的増加
- 地方都市での店舗網拡大による市場獲得拡大
- 健康志向の高まりに合わせたメニュー開発
- 垂直統合によるコスト効率改善と品質向上
- デジタル化推進による顧客体験の向上
- 労務環境改善による従業員定着率向上
- 地域連携強化によるブランド浸透
- 多業態展開による収益多様化
- フランチャイズ展開の推進
- サステナビリティ活動の強化
戦略目標
- 国内店舗数250店舗の達成
- 労務管理と働き方改革の完全実現
- 全事業の環境負荷30%削減
- サステナブルな食材調達比率50%以上
- 地域社会との連携強化によるブランド強化
- デジタル化推進による業務効率化
- 新規外食業態の持続的開発と展開
- 子会社事業の更なる統合と効率化
- 顧客満足度90%以上の維持・向上
- 安定した財務基盤の構築と成長持続
事業セグメント
飲食店運営支援
- 概要
- 外食産業向けに運営支援やコンサルティングを提供。
- 競争力
- 長年の店舗運営経験と多様な業態開発
- 顧客
-
- 外食チェーン
- ホテル
- 観光施設
- 法人顧客
- 製品
-
- 店舗運営ノウハウ提供
- 食材調達支援
- メニュー開発
- フランチャイズ管理
食肉加工・販売
- 概要
- 建部食肉産業を通じて高品質の食肉加工品を提供。
- 競争力
- 自社工場による品質管理と迅速な供給体制
- 顧客
-
- 外食チェーン
- 小売業店舗
- 食肉卸業者
- 加工食品製造業
- 製品
-
- 加工牛肉
- 豚肉加工品
- 鶏肉製品
- 調味加工食品
調味料・加工品製造
- 概要
- 業務用調味料および家用加工品の製造販売。
- 競争力
- レストラン品質の味を家庭用にも提供
- 顧客
-
- 飲食店
- 食品製造業
- 通販事業者
- 製品
-
- 胡麻だれ
- しぐれ煮
- しゃぶしゃぶ用つゆ
不動産賃貸
- 概要
- 名古屋市内の商業用不動産賃貸事業を展開。
- 競争力
- 自社店舗を活用した安定した賃貸収入
- 顧客
-
- テナント企業
- 自社店舗運営
- 製品
-
- 店舗用賃貸不動産
- 商業施設運営
競争優位性
強み
- 中部地方を中心とした強固な店舗網
- 高品質のしゃぶしゃぶ料理技術
- 多様な飲食業態の展開力
- 中央工場による安定した品質管理
- ブランド認知度の高さ
- 独自の人材育成システム
- 持続的な店舗拡大戦略
- 積極的な子会社統合による資源活用
- 充実したメニュー開発能力
- 外食業界における中堅リーダーシップ
競争上の優位性
- 業界トップクラスのしゃぶしゃぶ専門店ネットワーク
- 全国的な多店舗展開による市場浸透力
- 多様なブランド戦略による顧客層の獲得
- 中央集中生産体制によるコスト効率と品質安定
- 地域密着の顧客サービスとブランド強化
- 子会社の吸収合併で業務効率とシナジー創出
- 伝統的な日本料理技術とモダンな経営の融合
- 長年の外食業界で培った豊富な運営ノウハウ
- 高い従業員教育によるサービス品質の維持
- 慎重なリスクマネジメントによる安定経営
脅威
- 労働環境問題による企業イメージ悪化リスク
- 競合他社の多角的事業展開による市場競争激化
- 消費者の外食需要減少による売上変動リスク
- 食品衛生問題の潜在的リスク
- 原材料価格の高騰によるコスト上昇
- 地域間の経済格差による市場成長の偏り
- 人材不足による店舗運営の困難
- 新型感染症など外部リスクによる営業制限
- 規制強化による労務管理コスト増大
- 食の多様化に伴う顧客嗜好の変化
イノベーション
2024: 労務管理体制の強化
- 概要
- 長時間労働是正に向けたタクティカルな勤怠管理システム導入。
- 影響
- 従業員満足度向上と法令遵守徹底を実現。
2023: 子会社大将軍吸収合併
- 概要
- 焼肉事業の集約化による経営効率化とブランド強化を図る。
- 影響
- 焼肉業態の地域展開を強化しシェア拡大に寄与。
2022: 建部食肉産業の子会社化
- 概要
- 食肉加工の垂直統合体制確立で原材料供給安定化。
- 影響
- 加工コスト削減と品質向上に成功。
2021: 共創和や会参画
- 概要
- 中部北陸の外食関連団体設立及び業界連携強化へ参画。
- 影響
- 地域外食業界の連携強化による競争力向上。
2020: セントラルキッチン設備更新
- 概要
- 生産効率向上と品質管理強化を目的とした工場改修。
- 影響
- 安定的な品質供給と生産力増加。
2024: デジタルメニュー導入
- 概要
- 顧客利便性向上及び注文効率化の電子化を推進。
- 影響
- 店舗オペレーションの効率アップと顧客満足度向上。
2023: 地域密着型広告強化
- 概要
- デジタル広告と地域イベント連携による集客拡大。
- 影響
- 新規顧客獲得とブランド認知度向上に成功。
2021: 新メニューブランド開発
- 概要
- 素材屋部門でヘルシー志向メニューを導入。
- 影響
- 顧客層拡大と売上増に寄与。
サステナビリティ
- 労働環境改善プログラムの推進
- 食品ロス削減に向けた効率運営
- 地元食材の積極使用促進
- 省エネルギー設備の導入拡大
- 環境配慮型包装資材の採用
- 従業員健康管理の強化
- 地域社会との連携による持続可能な成長
- CSR活動の体系的実施
- 安全衛生基準の継続的強化
- プラスチック削減キャンペーン参加