あさくま
基本情報
- 証券コード
- 7678
- 業種
- 小売業
- 業種詳細
- 飲食店
- 都道府県
- 愛知県
- 設立年
- 1948年12月
- 上場年
- 2019年06月
- 公式サイト
- https://www.asakuma.co.jp/
- 東証情報
- 東証情報
- Yahoo!ファイナンス
- Yahoo!ファイナンス
- 他の会社
- サイネックス, テンポスホールディングス, ひらまつ, ワイズテーブルコーポレーション, きちりホールディングス, エスエルディー, ゼネラル・オイスター, 関門海, エルテス, ベイシス, ユークス, オートサーバー, リグア, 安楽亭, 梅の花グループ, うかい, NATTY SWANKYホールディングス, 木曽路, 東天紅, きんえい
概要
あさくまは1948年創業の東海地方を中心に展開する老舗ステーキレストランチェーンで、多角化と独自のセントラルキッチン方式により安定的な品質とサービスを提供しています。
現状
あさくまは2020年3月期に連結売上高約88億円、営業利益約2.2億円を計上しており、国内のステーキレストラン業界で一定の地位を確保しています。主軸事業はステーキレストラン「あさくま」で直営63店舗、FC4店舗を運営し、郊外ロードサイド型店舗が強みです。株式会社テンポスホールディングスの子会社として資本業務提携を背景に経営基盤を安定させ、多角化として飲食関連の子会社を通じてインドネシア料理店や惣菜ビュッフェ、コーヒー店など多様な業態展開を進めています。過去に採用したセントラルキッチン方式により調理の均一化とコスト削減を達成し、従業員教育マニュアルの整備や独自の調理器具の開発で運営効率化を図っています。2020年に寿司・和食店の子会社化も試みましたが、子会社の経営破綻が発生しており、経営リスク管理が課題です。今後は顧客ニーズに対応した新規業態の開発と高付加価値商品の展開、さらに市場競争激化を見据えた業務効率化やブランド力強化に注力しています。高齢化や外食産業の変動リスクを考慮しつつも、多角化戦略と地域密着型店舗展開で持続的成長を目指します。
豆知識
興味深い事実
- あさくまは日本初のセントラルキッチンを開設した飲食チェーン。
- 日本のロードサイド型ステーキレストランの先駆者である。
- 創業者の名前に由来するブランド名「あさくま」。
- かつて日本最大の店舗数を誇ったステーキチェーンの一つ。
- 有名野球選手イチローが子どもの頃からコーンスープを愛飲。
- テレビ朝日の『西部警察 PART-II』のロケ地として使用された。
- 複数の異業種飲食業態を子会社が運営している。
- 1990年代に女性パート主婦を取締役に抜擢した先進的企業。
- 本社にドイツ館を移築し文化的催事も積極的に開催。
- 1970年代から複数地域に出店し地域密着の成長を遂げた。
- 長久手町には高級ステーキレストラン『フレンチポテト』を運営していた。
- インドネシア料理店も展開する多様なメニュー展開を行う。
- 外食業界の四大チェーンの一角として認識された歴史がある。
- 従業員教育を重視し調理マニュアルを充実させている。
- 子会社化した寿司店がコロナ禍影響で破産手続きに入った。
隠れた関連
- 創業者は魚の売り歩きで名を馳せており、当社ブランド名に反映。
- テンポスホールディングスとの資本提携が経営安定の鍵。
- セントラルキッチン方式は業界横断的に模倣された。
- 当初の店舗展開は東海地域を中心に全国展開も試みていた。
- テレビ番組への協力により認知度向上に貢献。
- 異業種業態への積極的な出店で多角化を推進。
- イチローが愛したコーンスープはロングセラー商品。
- 破産した子会社は東京での和食業態拡大の過程で誕生。
将来展望
成長ドライバー
- 地域密着型店舗展開の強化による顧客基盤拡大。
- 業態の多角化および新規事業開発の推進。
- デジタルマーケティングとECチャネルの強化。
- 資本提携先とのシナジー効果による競争力向上。
- 顧客ニーズに対応した高付加価値商品の展開。
- 持続可能な食材調達による環境配慮の強化。
- 従業員教育を通じたサービス品質の向上。
- 健康志向と新規メニュー開発の連動。
- 人手不足対策としての業務効率化とAI活用。
- 市場リスク分散のための業態・地域多様化。
戦略目標
- 国内主要都市での店舗数拡大とブランド強化。
- 海外事業の再建と国際展開の模索。
- セントラルキッチン体制のさらなる効率化。
- 環境負荷低減に向けた取組みの推進。
- デジタル化による顧客体験の高度化。
- 多様な顧客層へのアプローチ拡充。
- 新業態・新サービスの積極的開発。
- 従業員満足度向上による離職率低減。
- 地域社会との連携を強化したCSR活動充実。
事業セグメント
飲食店運営支援
- 概要
- セントラルキッチンを活用した半製品供給と運営支援を提供。
- 競争力
- 長年の運営ノウハウによる品質均一化
- 顧客
-
- ステーキレストランチェーン加盟店
- 新規出店者
- 飲食フランチャイズオーナー
- 製品
-
- セントラルキッチン製品供給
- 調理器具販売
- 人材育成マニュアル
食品加工・販売
- 概要
- 自社開発の調味料やレトルト食品を幅広く展開。
- 競争力
- 独自開発の調理マニュアルと製品品質
- 顧客
-
- 小売店
- スーパー
- 百貨店
- 通販事業者
- 製品
-
- レトルトスープ
- ステーキソース
- ドレッシング
- 惣菜製品
飲食店フランチャイズ事業
- 概要
- 消費者向け店舗のフランチャイズ運営を支援。
- 競争力
- 確立されたブランドとセントラルキッチン方式
- 顧客
-
- 個人事業主
- 飲食経営者
- 不動産オーナー
- 製品
-
- 店舗経営ノウハウ
- ブランドライセンス
- 運営支援サービス
レストラン機器販売
- 概要
- 親会社テンポスホールディングスと連携した機器販売。
- 競争力
- 業界有数の品揃えと価格競争力
- 顧客
-
- 飲食店運営者
- 調理施設
- ケータリング会社
- 製品
-
- グリル機器
- 厨房設備
- 調理器具
食品原料調達
- 概要
- 安定供給を目指した食材調達システムを構築。
- 競争力
- セントラルキッチン連携で効率的な物流
- 顧客
-
- 外食産業
- 食料品メーカー
- 製品
-
- 肉類
- 野菜
- 加工用食材
競争優位性
強み
- 老舗のブランド力と顧客認知度
- 日本初のセントラルキッチン導入による品質管理
- 郊外ロードサイド型店舗の成功ノウハウ
- 多角化による安定収益基盤の確保
- テンポスホールディングスとの資本業務提携
- 豊富な店舗数と地域密着の営業戦略
- 従業員教育と調理マニュアル整備による均一品質
- 創業以来の長期顧客との信頼関係
- 業界内での中堅規模の存在感
- 地域特性を活かした商品展開
- 独自開発の焼きグリル調理技術
- 多彩な飲食業態展開でマーケット対応
競争上の優位性
- 豊富な経験に基づくロードサイド店舗の戦略的運営
- セントラルキッチン方式による低コスト高品質の実現
- 多様な業態とフランチャイズ展開による売上安定化
- テンポスホールディングスとの連携による資金力強化
- 創業以来の地元密着型マーケティング戦略
- 直営店舗とフランチャイズ店舗のバランスの良い展開
- 独自のメニュー開発と調理技術で競合との差別化
- 地域限定のブランド構築による顧客ロイヤルティ向上
- 多角的な事業展開によるリスク分散
- 従業員の積極的な登用とキャリア形成制度
- 豊富な顧客データに基づくマーケティング施策
- 地域コミュニティとの良好な関係構築
脅威
- 飲食業界の厳しい競争環境と価格競争激化
- 新型感染症などの社会的影響による来店客減少リスク
- 外食産業の人手不足と人件費上昇圧力
- 経済変動による消費者マインドの冷え込み
- 食品原材料価格の高騰リスク
- 健康志向の強化によるステーキ需要減少の可能性
- 異業種からの市場参入による競合拡大
- 海外子会社の経営破綻リスク
- 地域限定展開による市場飽和の懸念
- 法規制の変化による業務負担の増加
イノベーション
2020: 寿司・和食店の子会社化
- 概要
- 東京都内で寿司・和食事業を展開する竹若を子会社化。
- 影響
- 多角化により新規顧客層の開拓を目指した。
2021: フードサービス業態多角化強化
- 概要
- 惣菜ビュッフェやインドネシア料理など多業態化を推進。
- 影響
- 市場変化に対応し、収益基盤の拡大を図った。
2022: 既存店舗のリニューアル推進
- 概要
- 藤が丘店など主要店舗の内装刷新を進め集客強化。
- 影響
- 顧客満足度向上と来店増加に貢献。
2023: オンライン販売チャネルの開拓
- 概要
- 公式通販サイトやオンラインショップで商品の販売強化。
- 影響
- EC事業による新規収益源の確保。
サステナビリティ
- 地元食材の積極活用による地域農業支援
- 食品ロス削減のためのメニュー改良と販売調整
- 再生可能エネルギーの導入推進
- 環境配慮型パッケージの採用
- 従業員の多様性推進と労働環境改善